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標高2568メートルの活火山で、2月2日(月)の未明にも噴火し、火山灰が東京まで飛んだと聞いた。 写真の浅間山は、夕刻に噴煙(水蒸気?)をなびかせる2月10日のもの。子どものころから浅間山の噴火を時々見たり、県歌「信濃の国」でも「浅間はことに活火山」と歌って、被害さえなければ親しみを感じる山である。コープながのコープデリ佐久センター(御代田町)からも、雄大な浅間山が一望できて壮観だ。
今から98年前の明治44年に、日本で初めての火山観測所が浅間山にでき、それから測候所や研究所が火山災害に備えて火山活動のデータを継続して収集しているとか。
小諸市や群馬県の嬬恋村などは、火山灰の黒土によるキャベツ・じゃがいもといった野菜の栽培が盛んだが、土の利用では県営上田野球場(上田市)のグラウンドが浅間山の黒土と化粧砂を混ぜて作られており、高校野球の会場に当たったときは水はけが良いので、梅雨時など好評なのだそうだ。
ちなみに、休火山と習ったはずの富士山が活火山だなんて、年がバレるけど、いつから?(土屋)
直径1センチほどの小さなポンポンみたいな花で本来は夏に咲く。ブラジル原産のマメ科で、日本では外植えだと一年草扱いだとか。
オジギソウを漢字で書くと「含羞草」という素敵な字を当て、別名をネムリグサ(眠り草)とも言うとのこと。葉を閉じる姿から付けられた名前と思うが、子供のころ、間をおかずに何度も触って母親に叱られた記憶がある。
この冬、部屋に入れてみて初めて知ったのは、夜になると葉を閉じ、朝になると葉を開くということ。花言葉は「感じやすい心、デリケートな感性、敏感、謙虚、失望」(土屋)
名前は「千曲天狗」といい、周辺地域の修験者によると思われる天狗伝説にちなんで作られたという。天狗と聞くと、日本の民話に良く出てくる、鼻が長く、赤ら顔、山伏の装束に身を包んで八手のような葉団扇を持ち、一本歯の高下駄を履いた、この写真のような姿を思い出す。善い天狗と悪い天狗または同じ天狗でも善悪両面を持つ天狗がいて、彦一のとんち話や鞍馬山で牛若丸の剣術修行にも登場するなど、物語や庶民信仰の対象でもある。
こんな時代だからこそ、その葉団扇でひと吹き、世の中の不安や不況を一掃させて欲しいと思った。
ちなみに、この公園は高台にあり、千曲川をはさむ町並みの眺望がすばらしく、公園に植えられた桜が咲くころは、花見見物に大勢の方で賑わうという。(土屋)