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長野県生協連の事務所のそばに、今が盛りと紫の花が咲いている。
「何れ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」の言葉どおり、見分けるのが難しいと言われるので調べてみた。「あやめ」「かきつばた」の順番で咲き、乾燥した地面で育つことと、写真のように垂れ下がる花びらの弁元に黄色と紫の綾目(あやめ)模様があるのが「あやめ」。湿地を好み、花弁元から白や黄色の切り込みのようなスジがついているのが「かきつばた」らしい。
ちなみに、「あやめ」の学名アイリスはギリシャ神話の虹の女神の名前で、「虹」を意味するとか。(土屋)
桃の濃いピンクの花が終わって2週間、庭の草木や果樹の花も次から次へと咲いていく。
りんごの花や実を見ると、祖父母と過ごした生活からか、戦後すぐに大ヒットした「リンゴの唄」(並木路子、作詞:サトウハチロー)や、「リンゴ追分」(美空ひばり)など古きよき?時代の歌をなぜか口ずさんでいて、自分で驚く時がある。
飯田市には、1947年の大火(中心市街の約7割が焼失)の後に、飯田東中学の生徒が発案して、防火帯道路の真ん中の緑地帯へ植えた、全国的にも有名な「りんご並木」がある。60年近く前に、実の盗難や駐車場問題などの困難を乗り越え、生徒達が取り組んだりんごの植樹による街づくりの話は感動的だ。(土屋)
名前の由来は、同種に「すずめのエンドウ」があり、植物などはすずめより大きめのものに「からす」と名付けることが多いからとか、豆のサヤが熟すと黒くなるので付いたとか諸説ある。
子どものころ、このカラスノエンドウの豆が黒くなる前に、豆サヤで笛を作って鳴らしたものだ。鳴らす音からか、通称「シビビィ」と呼んでいた。豆のサヤのヘタの方の3分の1ぐらいを捨ててしまい、残りを魚の開きのように開いて種を取り、中に付いているワタを爪でしごいてつるつるにして元に戻し、パイプ状にして口の中に入れて鳴らすのだ。
今の子ども達はできるかな。花言葉は小さな恋人達とのこと。(土屋)