長野県生活協同組合連合会

　8月23日（金）15時よりホテル メトロポリタン長野（長野市）において会員生協理事長･専務理事懇談会を開催し、13会員生協の理事長・専務理事及び県生協連役職員27名が出席しました。
　冒頭、上田均会長理事が主催者挨拶を行い、懇談会では、自己紹介とそれぞれの会員生協から概要や事業状況、また、この間の主だった取り組みについて報告をいただきました。
　続いて、県生協連の小松由人専務代行が上期の取り組みや下期の課題について報告を行いました。
　その後は、会員生協状況報告として、最初に、セイコーエプソン生協の神定孝典専務理事（県生協連理事）からは、生協の概要や2013年度の方針、内部統制をはじめ食堂部の取り組みなどについて報告をいただきました。また、全労済長野県本部（長野県労働者共済生協）の風間広康専務執行役員（県生協連副会長理事）からは、全労済長野県本部の設立の経過や現在の事業状況、また、全労済の活動と今後の課題について報告をいだき、会員生協からの報告、県生協連及び県行政への要望等を踏まえ意見交換が行われました。また、懇談会終了後は、懇親会を開催し、会員生協間の交流を深めました。

8月23日（金）12時30分よりホテルメトロポリタン長野3階黒姫の間（長野市）において、第5回理事会を開催し、理事･監事12名が出席しました。
冒頭、小松由人専務代行が開会を宣言し、上田均会長理事から挨拶がありました。議長には風間広康副会長理事が選任され議事を進行しました。
以下の審議事項について協議を行い、すべての事項が承認されました。
(1)県生協連理事会 2013年度県外生協研修･視察計画
(2)消費生活協同組合（連合会）等に対する厚生大臣表彰候補の推薦
(3)栄村への｢福幸そば(生麺)｣の販売に関する寄付金の支出　
(4)長野県虹の会沖縄視察研修会への参加 　
(5)県生協連第12次中期計画の策定計画
(6)県生協連役職員ＯＢ会総会開催計画
(7)第2回信州の食を育む県民大会の後援依頼
　続いて、2013年度第4回理事会以降の機関会議、活動等報告や行政・諸団体から提供された情報を報告し、すべて承認されました。すべての議事を終了し、議長が14時20分に閉会しました。

　　8月12日（月）栄村役場において、上田均県生協連会長理事と信越明星株式会社の大谷昌史社長は島田茂樹栄村村長にそれぞれ10万円の寄付金を贈呈しました。
贈呈式では、上田会長理事から県生協連の昨年からの栄村支援の取り組みが語られ、大谷社長からは福幸そば（生めん）の開発の経過と生協の県を超えたネットワークの力で利用点数が当初目標の3万点を大きく上回る8万7601点になったことが説明され、島田村長に寄付金が贈呈されました。
　記念撮影ののち、島田村長から両者に寄付金へのお礼と合わせて、復興の状況が説明されました。

2012国際協同組合年の取り組みを継承し、長野県協同組合連絡会と信州大学経済学部が連携を図り、「地域産業と協同組合組織」と題し、8月6日～10日までの5日間、特別講義を開催し、信州大学経済学部の学生11名が受講しました。
　この特別講義は、次世代を担う若者などへ協同組合の活動や役割等について学ぶ場を設け、広く受講生へ協同組合の価値や理念を周知することを目的に、協同組合の原理･原則を学び、現場を視察･体験し、協同組合の果たすべき現代的役割を考察することを学生に期待して開催しました。
　1日目(8/6)は、理論学習とし、公益財団法人生協総合研究所の栗本昭理事から、｢世界の協同組合の現在と未来を考える｣と題し、協同組合の成り立ち、価値と原理、協同組合が現代社会で果たしている役割等について、ＪＡ長野中央会の丸山剛教育部長からは、｢協同組合の歴史・特徴とＪＡ」と題し、日本の農村協同組合の歩み、ＪＡの組織･運営･事業・活動や現状の課題等について、信州大学経済学部の長瀬一治教授からは「協同組合と法制度」と題し、独占禁止法の適用除外や消費生活協同組合法について説明をいただき理解を深めました。
　2日目以降(8/7-8/9)は、現地視察･体験とし、ＪＡ関連：ＪＡ松本ハイランド（野菜等直　売所・ファーマースガーデン、山辺ワイナリー）、森林組合関連：松本広域森林組合（地域共有林の間伐作業の様子）、漁業協同組合関連：諏訪湖漁業協同組合（諏訪湖の環境保全、ヒシ駆除の取り組み）、労協ながの関連：上諏訪まるやへの挑戦、生協関連：コープながの（長野稲里店･子育て応援センターきらきらきっず･いなさと）と長野医療生協（長野中央介護センターつるが）、労働金庫関連：県労働金庫本店など視察し、各組織の事業や活動及び施設の見学や作業等を体験しました。
　また、最終日(8/10)は、木曽町の大目登美雄氏から「開田高原をフィールドとした地域活性化の取り組み」についてお聞きしました。その後は、2つのグループに分かれて5日間の講義で学んだ内容の振り返りを行いました。

7月30日（火）から8月　1日三日間、長野県生協連主催、栄村振興公社とNPO法人信州アウトドアプロジェクトの協力により、長野県栄村秋山郷（のよさの里・オートキャンプ場、切明温泉・雄川閣）にて、福島の子ども保養プロジェクト【秘境キャンプ＆Ｍｙ露天風呂作りと川遊びｉｎながの】を開催しました。
この取り組みは、福島県の被災地の子どもたちに秋山郷でのキャンプなどの自然体験を通して、リフレッシュの場を提供し、県内生協の組合員との交流を図り、長野県内の被災地である栄村の支援にもつなげようと初めて企画されました。
福島県からの参加者は大人７人、子ども１１人（小１～小５）、合計１８人でした。また二日目の長野の組合員との交流企画に参加した長野県からの参加者は大人７人、子ども９人（小１～中３）、合計１６人でした。
プログラム内容は、初日は野菜収穫、収穫野菜での野外料理、宿泊するテントの設営やテント泊を、2日目は秋山郷・切明温泉の河原でのMy露天風呂作りや川遊びを行いました。3日目はあいにくの雨天のため、のよさの里の室内でキャンプの振り返りゲームをしたり、感想・絵日記を書きました。最後の終わりの会では、参加者一人ひとりが印象に残っていることを発表し合い、記念写真を撮影して３日間のプログラムを終了しました。