長野県生活協同組合連合会

　2008年度虹のフェスタ第１回実行委員会をエムウェーブ会議室（長野市）で、6月11日（月）に開催し、県生協連の清水会長・市村・両澤両理事をはじめ、各生協の組合員や職員合わせて21名が参加しました。虹のフェスタは、長野県生協連に加盟する21の生協から自主的に参加した組合員が実行委員となり、会場作りを含めすべてを自分たちで組み立てて開催しています。また、地域の行政・諸団体などより多くの方々との幅広い共同活動をめざしています。委員会では、2008年度の取り組みについて話し合い、以下のことが決まりました。
　１．開催日　　2008年10月19日（日）
　２．会　場　　エムウェーブ・エントランスプラザ（長野市）
　３．企画・運営
　　①運営グループを設置して、スムーズな開催につなげる。
　　②「食」「環境」「健康」「平和」の４テーマを基本テーマとする。
　その後、４つのテーマごとにグループに分かれ、企画内容等について話し合いました。
　また、会議の途中で会場となるエントランスプラザや大会議室などを見学しました。

　５月２０日（火）メルパルク長野（長野市）において、虹のフェスタ第2回拡大事務局会議を開催し、６生協の担当事務局と県連から清水会長、市村理事、両澤理事、県連職員の１１名が出席しました。
　冒頭、清水会長が「60年ぶりの改正生協法の施行がなされ、生協の役割に対する期待がますます高くなっている。様々な生協の活動を理解していただく機会として虹のフェスタに積極的に取り組みたい」とする挨拶を行って開会し、会場、企画、実行委員募集などについて話し合いました。課題となっていた今年度の会場については、協議の結果、Ｍウェーブエントランスプラザ（長野市）を第1回実行委員会へ提案することになりました。最後に、参加会員同士の活動交流を行って閉会しました。

　長野県生協連は、2008年5月13日（火）に「第57回通常総会」をメルパルクながの（長野市）において開催し、第1号から第9号までの議案すべてが賛成多数で承認されました。
　総会では、長野県高校生協の湯本辰雄代議員を議長に選出して議事を進行し、代議員定数28名に対し実出席20名、委任状1名、書面出席7名の代議員により議案審議を行いました。
　第1号議案「2007年度活動報告、決算報告並びに剰余金処分（案）承認の件」
　第2号議案「第10次中期3カ年計画（案）決定の件」
　第3号議案「2008年度活動方針、収支予算（案）決定の件」
　第4号議案「借入金限度額決定の件」
　第5号議案「定款の改正の件」
　第6号議案「総会運営規約の変更並びに役員選任規約の新設・役員選挙規約の廃止の件」
　第7号議案「監事監査規則の変更の承認の件」
　第8号議案「役員選挙の件」
　第9号議案「議案決議効力発生の件」
　以上の議案が、すべて賛成多数で可決されました。
　また、本総会では任期満了に伴う役員改選があり、下記の通り新役員が就任し、第１回理事会において、会長、副会長が互選され、代表理事には会長理事が選任されました。また、17期34年間理事を務められ、今期をもって退任された米原俊夫前会長を名誉会長に、木村輝夫氏、大熊通夫氏、倉田竜彦氏を顧問とすることを決定しました。

１．２００８年度役員体制
　会長理事　　　　 清水　邦明　(新任)　　 生活協同組合コープながの
　副会長理事　 　 高藤美和子　(新任)　　 長野医療生活協同組合
　副会長理事　　　 関根　　明　(新任)　　 信州大学生活協同組合
　理　　　事 　　　池内　徳男 　　　　　　長野県労働者住宅生活協同組合
　理　　　事 　　　石原　直登　(新任)　　 全労済長野県本部
　理　　　事 　　　市村はる美 　　　　　　長野医療生活協同組合
　理　　　事 　　　桜木　竜也 　　　　　　生活クラブ生活協同組合長野
　理　　　事 　　　古田　好男　(新任)　　 生活協同組合コープながの
　理　　　事 　　　両澤　増枝 　　　　　　生活協同組合コープながの
　理　　　事 　　　吉池　繁夫　(新任)　　 セイコーエプソン生活協同組合
　監　　　事 　　　白鳥　洋子 　　　　　　長野県短期大学生活協同組合
　監　　　事 　　　依田　発夫 　　　　　　長野県高齢者生活協同組合

２．退任役員
　会長理事　　　　　米原　俊夫 　　　　 　員外
　副会長理事　　　　宮澤　芳正 　　　　 　セイコーエプソン生活協同組合
　理　　　事 　 　　川﨑宇喜夫　　 　　 　全労済長野県本部

　なお当日は、来賓として長野県生活環境部生活文化課長　荒井高樹様、ＪＡ長野中央会専務　矢沢利夫様、長野県労働者福祉協議会理事長　近藤光様、長野県虹の会代表世話人　塚田俊之様、長野県消費者団体連絡協議会会長　北條舒正様、日本生協連中央地連事務局長　本間章治様においでいただき、総会では、荒井様、矢沢様、近藤様よりご挨拶をいただきました。

　組合員・消費者の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことにつきまして深くお詫び申し上げます。
　日本生協連がジェイティフーズ株式会社に製造委託して、中国の天洋食品が製造した冷凍食品「CO･OP手作り餃子」（2007年10月20日製造日）をお召し上がりになったお客様に、嘔吐・めまい等を伴う重大な健康被害が発生いたしました。該当商品において有機リン系殺虫剤が検出され、現時点では原因が不明で詳細について調査中です。
　長野県内では、生活協同組合コープながのが共同購入・店舗で、該当商品と天洋食品が製造した「CO･OPとろ～り煮込んだロールキャベツ」・「べこ政宗炭火焼　牛たん　しお」、天洋食品からボイルした牛肉原料を一時期ですが仕入れ、国内で加工生産化していた「ＣＯＯＰビーフカレー甘口・中辛・辛口」等を扱ったことがわかり、店頭での撤去と掲示、組合員の皆さまへのお詫び・お知らせ及び家庭内在庫の回収を緊急に実施しております。　
　また、（株）ニッキーフーズ（中国：山東二木食品）が製造した製品から、有機リン系殺虫剤ホレートが検出されたことにより、コープながのが扱っていた同社商品「厚切りチャーシューと野菜の紙包み」についても回収を実施しております。
　県生協連では、コープながのと共に長野県食品・生活衛生課、生活文化課、長野市保健所へ伺い、この間の経過・状況及び対応について報告しました。また、コープながの以外の県生協連会員生協では、天洋食品（中国河北省）で製造した商品は取り扱っておりません。　
　組合員の皆様におかれましては、お手元にコープながのの該当商品がございましたら、決してお召し上がりにならず、大変お手数ではございますがコープながのまでご連絡いただきますよう、ご協力をお願い申し上げます。

　日生協中央地連が主催する「第3回男女共同参画懇談会」が、2月7日（木）東京のコーププラザで開催され、県生協連・コープながのの３名を含む62名が参加しました。
　男女共同参画懇談会の田中ひとみ副代表（さいたまコープ常務理事）の挨拶に続き、３つの生協から先進事例の活動発表がありました。東京マイコープからは、「５年後のなりたい『わたし』に向かって」という講座の取り組み、コープネット事業連合からは「女性職員キャリア支援セミナー」の取り組み、ちばコープからは、自然体験委託スタッフによる「八街（やちまた）の森」の取り組みが報告されました。いずれも、女性のキャリアビジョンの明確化や、組合員の幅広い社会参加に対応できる生協のサポート機能について詳細に説明されました。
　昼食後に行われた分散会では、７～８人ずつ６つのグループに分散して、各生協等の男女共同
参画に関する０７年度の取り組みや０８年度の重点課題などについて交流を行いました。
　続いて国立女性教育会館研究員の羽田野慶子氏をファシリテーターに迎えて事例研究を行っ
たワークショップ「生き生きと築いて生かそう！キャリアアップ＆キャリアプラン　～考えよ
う！生協が応援できること～」では、職業だけではない女性のキャリア形成について、雑誌等に
記載された事例を分析し、そのプロセスをグループ作業で発見するというもので、女性個人に対
する支援や社会に対する働きかけなど、女性のキャリア形成に対する２方向の支援の現状を共有
化し、生協にできる支援方法について理解を深めることができました。