1月26日(月)メルパルクNAGANO(長野市)において、創立60周年記念講演会「江戸の食文化から学ぶ『もったいない』の経済構造」を開催しました。
定員712名のホール満杯の来場者を前に、清水邦明会長が主催者挨拶を行った後、法政大学社会学部・メディア社会学科教授の田中優子さんが講演を行いました。和服で登場された田中さんは、エネルギーにあふれた江戸時代の自然と共生してきた文化について、環境問題、格差問題、ジェンダー問題など、多岐にわたって現代と比較されたお話を、映像を交えてわかりやすく説明されました。
参加者からは「難しい時代に知恵を持って生きていくことが大切と思った」「江戸時代と現代を比較してどう生きるかを考えさせられた」等の感想が出されるなど、現在の厳しい社会環境の中で、あらためて私たちが将来へ向かって持つべき思想・精神についても深く考えさせられる機会となりました。
この講演会は、信濃毎日新聞社の共催と、長野県・長野県教育委員会・長野市・長野市教育委員会からの後援をもらう中で広く広報することができ、大成功となりました。