長野県生活協同組合連合会

　12月5日（金）ホテルサンルート長野において「県生協連 ２００８年度 マスコミ懇談会」を昨年に続いて開催しました。この懇談会は、県内のマスコミ各社に、生協の事業や活動の現況をお伝えし、一層の理解を深めてもらおうと開催したものです。
　当日は、朝日新聞・信濃毎日新聞・日本経済新聞・産経新聞・中日新聞・読売新聞などの新聞社や、信越放送ラジオ、長野放送、長野朝日放送などのマスメディアから10名の方々が参加され、生協連からは会長、副会長をはじめ理事・監事と事務局の12名が参加しました。
　清水会長が主催者挨拶を行い、小松専務代行が県生協連や会員生協の活動内容や来年1月の60周年記念講演会などについて説明を行いました。マスコミ側から、食の安全や医療問題などの質問が出され、幅広い交流ができ有意義な懇談会となりました。
■2008年度マスコミ懇談会　参加社
　朝日新聞社長野総局
　信濃毎日新聞社
　産経新聞社長野支局
　日本経済新聞社長野支局
　読売新聞社長野支局
　中日新聞社長野支局
　信越放送ＳＢＣラジオ
　株式会社長野放送ＮＢＳ
　長野朝日放送ＡＢＮ

なお、同日マスコミ懇談会に先立ち、第5回理事会を開催しました。

　10月31日（金）、消費生活協同組合（連合会）等に対する２００８年（平成２０年）度の厚生労働大臣表彰が、厚生労働省で行われ、長野県からは個人として長野県生協連の清水邦明会長理事、組合として生活協同組合コープながのが表彰されました。
この表彰は５年毎に行われているものですが、今年度は特に生協法制定６０周年を記念し、生協の健全な事業運営に顕著な功績を残した団体・個人が表彰対象となり、全国で３２組合、１連合会、２１人が表彰されました。
■長野県でこれまで大臣表彰を受けた生協・個人
　２００３年（平成１５年）　長野県生協連
　１９９８年（平成１０年）　セイコーエプソン生協　　米原俊夫コープながの理事長
　１９９３年（平成５年）　　長野医療生協
　１９８８年（昭和６３年）　長野電鉄生協　　　　　　木村輝夫長野県生協連会長理事
　１９７８年（昭和５３年）　長野県学校生協

　長野県生協連は10月30日（木）、創立60周年記念式典とレセプションを長野市のホテルメトロポリタン長野・浅間の間で開催し、行政・県会議員・お取引先各位、全国の生協関係者など120名を超える方々にご出席いただきました。清水邦明会長理事の主催者あいさつに続き、県企画部：望月孝光部長、県議会：牛山好子副議長、日本生協連：山下俊史会長、ＪＡ長野中央会：大槻憲雄副会長、県労福協：近藤光理事長にご祝辞をいただきました。出席いただいた皆さんには創立６０周年記念事業として発行した記念誌「６０年のあゆみ」をお配りするとともに、来年１月２６日に「田中優子」氏（法政大教授）を講師としてお招きする記念講演会のご案内もさせていただきました。
　来賓紹介等に続き、「60年を振り返って」と題して長野県連の往年の活動をスライドで振返り、県生協連の池内徳男理事が第１部記念式典の閉会挨拶を行いました。
　第２部のレセプションにも１００人を超える方々にご参加いただき、清水会長理事の挨拶に続いて、日本生協連中央地連の石川祐司議長（埼玉県生協連会長理事）、長野県消団連の北條舒正会長に祝辞をいただき、長野県虹の会代表世話人の中村幸男（信州ハム㈱）社長のご発声による乾杯の後、和やかに懇談を行いました。

　10月26日（日）、小諸市において「平成20年度長野県総合防災訓練」が実施され、生協からは、コープながのと生活クラブ生協から各2名、全労済長野県本部1名と県生協連から2名の計7名が参加しました。
　長野県総合防災訓練は、災害対策基本法・長野県地域防災計画に基づいて防災関係機関と自主防災組織・地元企業・地域住民・諸団体などが相互に連携して各種の防災訓練を総合的に行うもので、毎年県内の市町村が会場となって実施されています。県生協連としては例年同様、救援緊急物資調達・輸送訓練においてコープながのと生活クラブ長野の配送車が参加し、救援物資を本部前に輸送する訓練を行い、また、ＪＡ長野中央会と共に給食訓練用の米の提供を行いました。炊かれた米は、地元を中心とした日赤奉仕団がおにぎりにし、当日の参加者の昼食として配布されました。　

　長野県生協連と2008虹のフェスタ inながの実行委員会は10月19日（日）にエムウェーブ（長野市）において「2008虹のフェスタinながの」を開催しました。会員生協から応募された26人の実行委員が、4回に亘る委員会で企画内容を練り上げ、「生協の　あんしん　あんぜん　みんなの笑顔」と題して「環境」「平和」「食」「健康」をテーマに取り組みました。当日は天気に恵まれ、組合員や一般から２０００人を超える方々が来場されました。オープニングには長野東高校吹奏楽部の生徒さん３０名が、秋晴れの開会にふさわしい曲を演奏していただき観客も魅了されました。
　テントを並べた野外では、コープながの・生活クラブ長野・高齢者生協などが出展し食の安全や環境に関する取り組みを発表しました。また、長野農政事務所や長野県漁連、長野市社会事業協会の皆さんの出展の他、コープ商品を製造する長野県虹の会による各コーナーでは試食・試飲に長い列ができ、安全安心な商品を確かめてもらいました。３つの医療生協による健康グループの無料健康チェック、全労済長野県本部の電動車イス体験、県労福協の「暮らしサポートセンターの紹介」コーナーの他、ステージとステージ前の広場では、餅つき大会、長野県環境保全協会がこの夏に行った「ながのエコグッズコンテスト」の表彰式、バランスボール筋力強化運動、フラサークル「ハラウ　フラ　エ　ホオナニ　ナプア」やオカリナ演奏グループ「ぺルル・ドール」の発表が行われました。
　エムウェーブ館内では、小会議室で「ペットボトル味噌づくり講習会」、大会議室で平和グループの企画した「折鶴の会の朗読劇」「親里千津子さんの戦争体験講演」「ピースカフェ」などが行われました。エントランスでは、「食」グループによる「たべる　たいせつコーナー」や「フェアトレード商品販売」「ハッピーミルクプロジェクト」など企画満載で大盛況でした。
　行政や地域の諸団体等の皆様の後援や協力を得て、生協の枠を超えた大きな取り組みにすることができました。

　　　　　　　　　　　◆ご協力いただいた後援団体等（順不同）
　　　　　長野県、長野市、長野市教育委員会、関東農政局長野農政事務所、
　　　　　社団法人長野県環境保全協会、長野県地球温暖化防止活動センター
　　　　　ＪＡ長野中央会、ＪＡ全農長野、信州農産物ＰＲ協会　
　　　　　食と農と環境を育むネットワーク、長野県漁業協同組合連合会、
　　　　　長野県森林組合連合会、長野県消費者団体連絡協議会
　　　　　長野県労働者福祉協議会、社会福祉法人長野市社会福祉協議会