長野県生活協同組合連合会

　12月6日（木）ホテルサンルート長野において「県生協連 ２００７年度 マスコミ懇談会」を昨年に続いて開催しました。この懇談会は、県内のマスコミ各社に、生協の事業や活動の現況をお伝えし、一層の理解を深めてもらおうと開催したものです。
　当日は、朝日新聞・信濃毎日新聞・週刊長野・日本経済新聞・日本農業新聞などの新聞社や、信越放送テレビ・ラジオ、長野放送などのマスメディアから9名の方々が参加され、生協連からは会長、副会長、専務をはじめ理事・監事と事務局の10名が参加しました。
　米原会長が主催者挨拶を行い、乾杯の後、小松事務局長が県生協連や会員生協の活動内容や来年1月に県生協連が60周年を迎えること、改正生協法の概要、消費生活条例の取り組みなどについて説明を行いました。また、生協連の各役員から地域・職域・医療・大学など各種生協の活動内容や課題を説明しました。マスコミ側から、食の安全と商品価格問題、県産農産物と物流の問題など様々な質問が出され、幅広い交流ができ有意義な懇談会となりました。
■2007年度マスコミ懇談会　参加社
朝日新聞社長野総局
信濃毎日新聞社
週刊長野新聞社
日本経済新聞社長野支局
日本農業新聞社長野支局
信越放送株式会社ＳＢＣラジオ
信越放送株式会社ＳＢＣテレビ
株式会社長野放送ＮＢＳ

なお、同日マスコミ懇談会に先立ち、第16回常任理事会・第12回定例理事会を開催しました。

　北海道・東北各県の生協連は、2007年12月3日、組合員のくらしを直撃している灯油価格の高騰や原油高に便乗した灯油の値上げに対して、「国は灯油の値上げを監視し、安定供給と価格の適正化を実現するよう」、経済産業省資源エネルギー庁と新日本石油、出光興産の元売２社に緊急に要請しました。
　要請行動には、各生協連の専務理事や事務局長、組合員理事ら29名が参加しました。長野県からも県生協連の小松事務局長とコープながの共同購入本部の小境次長が資源エネルギー庁と出光興産㈱への要請に参加しました。
　経産省資源エネルギー庁では、最初に福島県生協連の根本章子理事が、資源エネルギー長官宛の要請書を読み上げ、岸敬也石油流通課長に手渡しました。
要請内容は次の三点です
(1)国は、北海道・東北各地の灯油の在庫量の把握を実施し、安心できる量確保と安定供給を万全の体制でのぞむこと。
(2)国は、業界の意図的在庫削減コントロール、出荷規制、買占め、ヤミカルテル、などによる便乗値上げが行われないよう国内の石油元売り各社に対しての、調査・監視・指導の実施を強化すること。
(3)国は、国民に対し機敏に情報を提供すること

　11月16日（金）、2007年度第3回長野県生協災害対策検討委員会を、渡辺委員長（コープながの総務人事部長）をはじめ、長野医療生協、セイコーエプソン生協、全労済長野県本部の各委員が出席して、長野市のホテル信濃路において開催しました。
事務局が以下の報告を行い確認しました。
（1）07年度第2回長野県生協災害対策検討委員会
（2）県生活文化課との災害協定の見直しの取り組み
（3）第1回・第2回災害時想定通信訓練
（4）平成19年長野県総合防災訓練
（5）石川県生協連：能登半島地震災害の取り組み
（6）新潟県生協連：新潟県中越沖地震中間報告
以下の協議事項を事務局が提案し、論議しました。
（1）第3回災害時想定通信訓練の件
（2）県と県連間及び市町村と各単協の災害協定について
（3）2007年度委員会活動のまとめと今後の課題
その他、意見交流を行いました。
　

　　11月13日（火）長野県議会棟（長野市）の理事者室において、県議会各会派の10名の議員の皆さんと県生協連役・職員13名による懇談会を開催しました。
　米原会長が懇談会への参加に対して謝意を表するとともに、県生協連の概要と今回の懇談会の目的に触れた挨拶を行い開会しました。
　最初に、各議員より自己紹介をいただき、生協連役・職員の紹介を行いました。続いて、小松事務局長が県行政や協同組合・消団連・労福協などの諸団体との連携した取り組みなどを含め、生協連の活動や改正生協法について説明しました。また、食の安全の確保に関する５項目と消費者施策の推進についての３項目、県立の大学・短大の福利厚生を担う生協活動への支援について、県政への要望としてお願いしました。
　各議員からも、消費生活条例の基本計画についてや、食品安全に関する県職員の採用問題、県産品の県内原料使用率問題、生協の食の安全に関する対応等、様々な質問や意見が出され、双方向の交流を深めることができた充実した懇談会となりました。
　

　11月8日（木）、虹のフェスタin安曇野第6回実行委員会を安曇野市下鳥羽構造改善センターで開催し、県生協連の市村理事、両澤理事をはじめ各生協の組合員や職員19名が参加しました。
　開会にあたって県生協連の市村理事が「実行委員や当日お手伝いをいただいた皆様のご協力に対しお礼申し上げます。今、崩壊に直面する医療保険制度、偽装など食の安全問題、地球温暖化問題、平和に関することなど、不安になることがたくさんありますが、それらを含め、4つのテーマでみんなが思う日々の問題を持ち寄って地域や諸団体の方々と共に虹のフェスタを開催することができた点が大変良かったと思います。今後も様々な面で広がりを持つようにしてまいりましょう」と挨拶されました。
　続いて事務局が、寄せていただいた感想を含め概要報告を行った後、「食」「環境」「平和」「健康」の４グループに分かれて総括を行いました。　全体会では、各グループから企画内容に関する評価や運営に関する改善案などが発表され交流しました。また、全体総括としての意見を出し合った後、来年度のフェスタの開催へ向けた意見や案が出され有意義な反省会となりました。