県生協連では7月29日(土)、長野市のホテル信濃路において、ライフプランセミナー「家族の夢を実現するための生活設計」を開催し、14人が参加しました。セミナーの主旨は、会員生協で働く40代を中心とした役員・職員・定時職員とその家族を対象に、社会情勢の変化に伴う具体的な生活設計や、将来のイメージづくりを考え始めるきっかけを提供し、より良い生活の準備を整えてもらおうというものでした。開催にあたっては、日本生協連・全国生協役職員福祉推進協議会より、助成・アドバイスを受けながら準備を進め、4部構成のスケジュールを企画しました。
元毎日新聞の記者で、独立系ファイナンシャルプランナーの柳沼正秀氏を講師に迎え、社会情勢から身近な資金運用まで、ライフプランを作るメリットについて、午前から午後にかけてわかりやすく講義してもらいました。第1部の基調講演では、なぜライフプランが必要か?という前提や、定年までの生活の心構えをこの間の相談事例から学習しました。第2部の家計講演では、退職後を見据えた家計プラン作成への幅広い必要知識をいただき、第3部では家計講演実習として、キャッシュフローの考え方・作り方を学びましただ。第4部では、グループ交流で意見交換を行い、各人のライフプランイメージや考え方、人生の捉え方等を知って自分の今後の生活に生かすことができました。参加者からは、「夢の実現の裏づけとなる資金計画の必要性がわかった」「年金・保険について理解でき、定年後の計画作りの重要性が認識できた」等、参考になったという感想が多数出されました。