長野県生活協同組合連合会

　生協連加盟21生協のトップを切って、更埴美容生協が、5月11日（金）午後7時30分より篠ノ井の御幣川区北公民館（長野市）において第51回総代会を開催しました。
　代議員定数110名に対し、実出席25名、委任状39名と出席が過半数をこえ総代会が成立しました。　
　第１号議案06年度活動のまとめから第４号議案まで満場の拍手で承認されました。また、第５号議案の役員選挙では、立候補者全員が承認されて、ただちに開かれた理事会において佐藤政雄理事長、赤塚則夫副理事長、今吉紀子専務理事の３役が決まりました。

　４月１０日（火）、コープながのの新しいお店、安曇野豊科店（安曇野市豊科2637-4）がオープンしました。
　さわやかな快晴の下、大勢の組合員が並ぶ前でオープンセレモニーが開催されました。コープながの清水邦明理事長、赤松光コープネット事業連合専務、コープながの縣美智子理事、小澤清店長の挨拶に続いてテープカットが行われ、予定通り9時30分に開店しました。
　当日の来店者数は４５７８人、供給高は１０４６万円と、いずれも予算を大きく上回るスタートとなりました。
　「あづみの豊科ショッピングセンター」の核店舗となる「コープながの安曇野豊科店」は、５５０坪の広い店内に、JAあづみの「うまいずら！元気野菜の会」の地場産野菜コーナーや金沢漁港直送の鮮魚もあるお魚コーナー、煮物やサラダのコーナーなど、特徴ある品揃えのコーナーがたくさんあります。
　また、ベーカリーとして「リトルモモ」が入っており、隣のモダンなデザインの無料休憩所で一休みしながら食べることができるほか、お店の入り口外にはクリーニングの「ウォッシュサロンアカハネ豊科店」も入店しています。

11月18日（土）、コープながのは「コープながのピースアクション2006」のイベントとして、タイの難民キャンプで３年間図書館づくりに従事された、元･シャンティ国際ボランティア会の渡辺有里子さんの講演会「希望の種まく絵本～憎しみをこえて～」をホテル紅屋（諏訪市）で開催し、大勢の参加がありました。講師の渡辺有里子さんは、2000年に社団法人シャンティ国際ボランティア会（ＳＶＡ）により、タイのビルマ（ミャンマー）難民キャンプに派遣され、図書館員の養成をする図書館指導員として3年間を過ごされました。その間、2000ｋｍに及ぶタイ・ビルマ国境地帯に点在する7つの難民キャンプに25の図書館を作り、図書館スタッフの養成を行なわ難民キャンプにはビルマの軍事政権の弾圧を逃れた少数民族のカレン族15万人が難民として暮らしています。電気もない山岳地帯に手作りの図書館づくりを行なったＮＧＯ（国際非政府組織）は初めてだったそうです。講演では、様々なエピソードから、子どもたちが元気になり、図書館作りが難民の人たちに活力をもたらす、魂の援助になったことが語られました。カレン語での絵本の読み聞かせやカレン人が作った「図書館のうた」などを織り交ぜながら、1時間30分がとても短く感じられたお話でした。最後に「（民族の）多様性を認めあう平等感を持って生きることが、平和な未来を築いていくと思っている」と語られた言葉がとても印象的でした。