長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

長野県協同組合フェスティバル2022開催!

  • 2023/01/06

10月2日(土)10時00分~15時30分長野市のながの表参道セントラルスクゥエアにおいて、善行寺表参道秋まつり企画とのコラボレーション企画として「長野県協同組合フェスティバル2022」を開催し、関係者や一般消費者をはじめ8500名と、例年の約4倍もの大勢の方々に来場をいただきました。

このフェスティバルは、長野県生協連も構成団体となっている「長野県協同組合連絡会」のもとに設置された「長野県協同組合フェスティバル2022実行委員会」が主催し、長野県内における協同組合連携の一環として、行政や関係団体のみなさんと一緒に、協同組合の活動を県民に広くアピールすることを目的として開催されました。

 開催会場のすぐ隣では9時45分から善行寺表参道秋まつりのオープニングセレモニーが行われ、善光寺木遣りや神輿が奉納されにぎやかな中で、フェスティバルの開会式が行われ、協同組合連絡会の鈴木友子会長が開催のあいさつを行い、フェスティバルがスタートしました。

会場内には、30の団体・企業から36のブースが出展し、「岩手県宮古市かけあしの会」や小谷村・木曽町・栄村の特産品ブース、3つの地元JAの県内野菜、果物の販売、お取引先の取り扱い商品の販売、医療生協のウォーキング教室、県社協のe-スポーツや保育士体験、県内生協の活動紹介や高齢者体験など様々なブースで賑わいました。楽しんで学べる体験コーナーとして、県の健康福祉部の「手洗いチェッカーを使った手洗い体験」、県環境部資源循環推進課の「ゴミ減量のクイズ」、森連の「コースター作り」、長野県農協直販(株)の「牛の乳しぼり体験」その他、県共同募金会・フードバンク信州のフードドライブなど様々な分野での出展がありました。

今年度の協同組合フェスティバルはコロナ禍での開催でもあり、過去の開催では行っていた「試飲及び試食は禁止」という制限での開催となりました。また初めて長野市の中心市街地での開催ともなったことから、当日善行寺表参道秋まつりのために歩行者天国になった中央通りにて、協同組合フェスティバル2022の「広報チラシ」3000枚とお子さん向けに水風船800個の配布を行いながらフェスティバルへの参加呼びかけを行いました。夏のような快晴の晴天と広報の成果もあり終日大勢の来場者で、にぎやかなフェスティバルとなりました。

※善行寺表参道秋まつりは、長野商工会議所・長野商店街連合会・長野市中央通り活性化連絡協議会・ながの観光コンベンションビューロー・SBC信越放送による実行委員会が主催して開催される祭りです。当日は秋まつり参加者は主催者発表で28000人の参加がありました。

※長野県協同組合フェスティバル2022実行委員会の構成団体・組織
長野県農協協同組合中央会、長野県信用農業協同組合連合会、全国農業協同組合連合会長野県本部、長野県厚生農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会長野県本部、長野県生活協同組合連合会、長野県森林組合連合会、長野県労働金庫、企業組合労協ながの、ワーカーズコープ信州、こくみん共済coop長野推進本部、生活協同組合コープながの、生活クラブ生活協同組合長野、長野医療生活協同組合、東信医療生活協同組合、上伊那医療生活協同組合、長野県高齢者生活協同組合


長野県協同組合フェスティバル2022記念講演会 湯浅誠氏「地域共生社会づくり講演会」 ~誰もが生きやすい地域と社会を目指して、 私たちにできることを学び、考える~開催報告

  • 2023/01/06

10月1日(土)に長野県生協連主催の長野県協同組合フェスティバル2022記念講演会、湯浅誠氏「地域共生社会づくり講演会」~誰もが生きやすい地域と社会を目指して、私たちにできることを学び、考える~を開催しました。110名を超える参加申し込みをいただき、オンライン企画としてYouTubeのライブ配信にて実施しました。長野県協同組合連絡会様の共催、長野県社会福祉協議会様・生活協同組合コープながの様・長野県消費者団体連絡協議会様・信州子ども食堂ネットワーク様・社会的養護出身の若者サポートプロジェクト様のご協力をいただき開催することができました。

冒頭、主催者を代表して太田会長のあいさつ、共催団体を代表して鈴木会長のあいさつの後、湯浅誠氏の講演が始まりました。認定NPO法人全国子ども食堂支援センター・むすびえ理事長で、社会活動家の湯浅誠氏には「こども食堂と私たちの地域・社会」と題して講演をいただきました。最初に、「社会づくり」とは、現在の社会からみんなが「目指す地域社会」への変更であり、今ある地域をより良くする活動と言える。そのよりよい社会(地域共生社会)のイメージを説明されました。相談支援では、相談窓口に来てくれた人に対して「断らない相談体制」や相談窓口に来られない人に対するアウトリーチができているか?の課題がある。次に参加支援では、相談の中で対象者をまるごと受け止めて参加につなぐ支援が難しい、それは8050問題でも80代の要介護の支援で訪問するケアマネが50代息子の支援を含めた対応ができない現状があり、多機関協働の連携がないと1機関・1担当だけでは対応が難しい課題がある。そして、出口支援としては地域づくりに向けた支援として、ニートや引きこもりの場合にはまずは体を動かす場、農作業などの場や就労支援、居住支援などが求められるが、そういう支援もやはり多機関協働の連携がないと支援まで結びつかないのが現状です。そういう地域社会づくりを考える時に、自分の地域はどこに課題があるのか?相談支援か、参加支援か、地域づくりにむけた支援かを考える。「うちの地域には人材がいない」という声をよく聞くがそういう時には「本当にそうなのか?」と3回じっくりと問いかけて考えてほしいとのこと。

次に、地域共生社会のイメージを子ども食堂の場を通して考えてみる。「こども食堂」とはどういう場か?市民が自発的に手弁当で作り上げている場で、現在全国で6000ヵ所以上あり、コロナ禍でも毎年1000ヵ所ずつ増えている活動。高齢者も参加ありが62.7%、参加に条件がないが78.4%、多世代交流が主たる目的が57.8%という場で人をタテにもヨコにも割らない(制限をしない)公園のような場所と言える。誰もが自由に参加して良い場所=わけへだてのない場所です。全世代が自由に参加しても良くて、困っている人や課題を抱えている人をみんなで支える場ではなくて、困っている人や課題を抱えている人をみんなで包み込む場所となっていることが大きな特徴であり、良さとも言える。困っている人を見つける場と言うよりも、あくまでもさりげなく気づいてあげて、安心していられると感じてもらえる場を作ること、つながりを多く作れる場であることが大切とのこと。

どんな地域社会にしたいのか?もっと人と人とが関わり合える地域にしたい!。少子高齢化の中で、何もしなければ自然と毎年1%ずつ地域は寂しくなっていくことが必然、そういう中で、毎年地域のつながりづくり・にぎわいづくりで「密」を2%ずつ増やしていく活動が、地域が「疎」になる大きな流れに抵抗していくことになる。 もう一つの側面として、多世代交流・地域交流型のセーフティーネットとしての機能が認められている。介護予防体操などの対象者であるハイリスク者が集いの場に参加している割合は、二次予防事業への参加者よりも2倍以上多いという事実。さて、【困っている人をみんなで支える地域】を目指すのか?、【みんなの中に困っている人を包み込む地域】を目指すのかのアプローチはとても似ているようで、違いがある。前者ではぶつかる壁は「支えてくれる人が増えない」壁であり、後者では気づきにくい(気づき力をつける)壁であるとのこと。今、自分たちはどちらのアプローチを進めていくのか?を知っておくこと、考えることが大切です。そういうことを考えながら、自組織の地域社会との関り方、活動を見つめ直して考えながら進めていくことが大切であると話されました。子ども食堂の活動を通して私たち自身は何を大切にして地域の課題に向き合っていくのかを改めて考える機会となるとともに、多くのヒントをつかむ機会になりました。


長野県協同組合フェスティバル2022 第5回実行委員会報告

  • 2023/01/06

長野県協同組合フェスティバル2022年度第5回実行委員会が8月24日(水)11時00分からJAビル4階4B会議室・オンラインシステムにて開催され、13団体から19名が出席しました。定刻になり中谷事務局が開会を宣言し、実行委員会の関佳之事務局長があいさつと後、議事を進行しました。議事に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。

協議事項

  • 第4回実行委員会報告

事務局が前回議事録の報告を行い、全員で確認しました。

  • フェスティバル2022の開始時間について

事務局よりフェスティバルの開始時間を30分繰り上げて10時00分スタートする旨、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • フェスティバル2022の開催判断について

事務局よりフェスティバルの開催又は中止の判断の基準及び万が一の中止判断のタイミングについて説明・提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り万が一の中止の判断は最終的に9月26日(月)まで慎重にコロナ感染状況などの情報を収集して事務局が決定することを確認しました。

一方、出展団体や実行委員会構成団体内の規定や事情により、出展辞退などの状況も予測されることを確認し、今後の各出店団体への連絡の中で、出展辞退の際の連絡の徹底についても案内することとしました。

  • 来賓及び各構成団体役員の開会式への出席依頼について

事務局より、2022年度はコロナ禍でもあり、県及び長野市の来賓出席依頼や各構成団体の開会式への出席依頼を行わないということについて説明、提案があり協議を行った。協議の結果提案の通り確認しました。

  • 参加目標3000人の達成のための方策について

事務局より、フェスティバルへの誘客対策として「当日チラシの5000枚作成」と「水風船の800個」を準備して、歩行者天国での配布と参加の呼びかけについて説明・提案があり協議を行いました。協議の結果提案内容を確認しました。

  • 参加者アンケートの実施と景品のプレゼントについて

事務局よりアンケートの内容及びグーグルフォームによりアンケートの実施方法と景品との交換について説明・提案があり協議を行いました。協議の結果提案の通り確認をしました。尚、スマホによるアンケートの回答が困難な方には、紙のアンケート用紙をお渡ししてその場で回答いただくようにすることとしました。

  • 前日と当日の作業と要員体制について

事務局より前日及び当日の要員体制と作業内容について説明・提案があり協議を行いました。協議の結果提案の通り確認をしました。特に当日の搬入時と搬出時には出展者の車が混雑することが予想されることから、手伝いが可能な実行委員は各出展者の搬入のサポートを行うことを確認しました。

  • 会場レイアウトの確認について

会場レイアウトを確認しました。

  • 広報用チラシの原稿確認について

広報用告知チラシの原稿について確認をしました。修正希望がある場合は本日中に事務局に連絡を行うこととしました。26日から印刷を行い、31日までに各実行委員団体に納品することを確認しました。

  • フェスティバル関係団体の活動紹介動画などの紹介方法について

事務局より各構成団体及び出展団体の活動紹介動画などの情報発信の方法について説明・提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り確認をしました。

  • その他連絡事項について

・出展者向けの駐車場の案内として出展者に配布する説明のチラシを確認しました。

・会場での掲示物について説明があり、確認をしました。

・ごみの持ち帰りについて、出展者と来場者に案内を行うことを確認しました。

・善行寺表参道秋まつりの実行団体との広報の協力と費用負担について説明を行い、全体の費用が見えてきた段階で5万~10万の範囲で協力をすることを確認しました。

・各出展者に配布する案内文書について提案があり、内容を確認した。内容には、出展辞退の状況が発生した場合の対応についても記載することとしました。

  • 2022年度出展一覧表(確定版)について

出店一覧表の確定版について確認をしました。

  • 今後の会議日程について

第6回実行委員会 11月8日(火)11時~12時 オンライン開催(フェスティバルのまとめなど)


理事長・専務理事懇談会を開催!

  • 2023/01/06

8月19日(金)に2022年度長野県生協連主催の理事長・専務理事懇談会がオンラインで開催され、12会員生協と理事、事務局、講演講師も含めて27名の参加で開催されました。

理事長・専務理事懇談会は、冒頭太田栄一会長理事の開会挨拶で始まりました。

学習講演会では長野県県民文化部子ども若者局長の野中祥子さんをお招きして、「子どもたちの未来と地域社会の課題」と題して、お話しいただきました。初めに、長野県の子ども・若者支援総合計画の概要をご説明いただき、長野県での初めての子ども・若者分野の横断的・一体的な支援計画として作成され、本年度が最終年度で、次期計画の作成中とのこと。実態把握や子育て支援や困難を有する子ども・若者・家庭へのきめ細やかな取り組みを推進。次に、子ども・若者を取り巻く状況について、コロナ禍での家事時間の増加や結婚・出産数の減少があり、理想の子どもの数が平均2.16人に対して、実際に持つつもりの子どもの数が平均1.41人とギャップがある。経済的負担や年齢的理由が主な理由です。ここ20年の数値でも20代~30代の若年層で低所得化傾向があり、子育て期の非正規割合も全国平均以上という状況です。また、コロナ禍において、孤立・孤独の顕在化、デジタル化の加速によりSNSに起因するトラブルや犯罪被害、誹謗中傷などの弊害、ゲーム依存などが指摘されている。

長野県としては、今後の更なる少子化対策に向けて、県と市町村が一体となって行う若者や子育て世代への支援について、本年3月25日に長野県知事・長野県市長会長・長野県町村会長の3者が行った「若者・子育て世代応援共同宣言」について説明があり、その中では、県民への呼びかけとして「次代を託す子どもたちの夢や若者や子育て世代の皆さんの希望を、私たちとともに、社会全体で支えるため、それぞれができることから行動を起こしていただきますようお願いいたします。」との発信がされたことの紹介がありました。また、長野県若者・子育て世代応援プロジェクトの取り組みも紹介され、「女性や若者が暮らしたくなる信州づくり」、「若者の出会いや結婚の希望の実現」、「子どもを生み、育てる世代の安心と幸せの実現」の3つの柱でそれぞれの取り組みについて詳しくご説明いただきました。

最後に、次期長野県子ども・若者支援総合計画についてめざす姿・主な施策のイメージのご説明をいただきました。学び、結婚、子育て、就労に対する希望への平等なアクセスとチャンスがある。子どもや若者が置かれた環境であきらめない、いつでもチャレンジができる。違いを認め合い、つながりあえるというイメージに向けて、それぞれを実現する施策の内容の説明もされ、今後次期計画を推進していく上での、今後の連携協働についても、前向きにメッセージをいただきました。

その後、会員生協の報告と交流が行われました。生活クラブ生活協同組合長野の千村康代理事長からは、FEC+Wのキーワードのご説明、自給と循環を大切にして持続可能な社会づくりと他団体との協働を重視していることのお話がありました。上伊那医療生協の根本賢一専務理事からは、コロナとの戦いの日々の活動や月2回開催しているなんでも相談会やおたすけ会の活動など、行政や社協とも連携した活動もご紹介いただきました。長野県労働者共済生協(こくみん共済coop)の川島宏夫次長からは、保障の生協として全国の連合会との協同の取り組みの紹介や毎年実施しているタオルの寄贈、交通安全を願っての7歳児への横断旗の寄贈やなわとびの寄贈の活動、フードバンク信州への支援活動などをご紹介いただきました。それぞれ短時間での報告でしたが、それぞれの生協の特徴がよくわかる報告で相互の理解が深まる時間となりました。最後に関佳之専務理事の閉会の挨拶があり、懇談会は終了となりました。


2022年度長野県生協連第3回理事会議事録

  • 2023/01/06

2022年8月19日(金)15時00分からから長野県生活協同組合連合会事務所(長野市)及びWEB会議システムにより第3回理事会が開催され、会長・副会長を含め理事13名、監事2名が本理事会に出席しました。

なお、議事に先立ち理事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。以下の議題が承認、確認されました。

15時00分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に関根明副会長理事が選任され、議事に入りました。15時45分にすべての議事を終了し閉会しました

≪議決事項≫

  • 第15時中期方針(県生協連)の策定に関する件

関専務理事より第15次中期方針(県生協連)の策定に関する件について提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 役員推薦委員選任(欠員補充)の件

関専務理事より役員推薦委員選任の件について説明、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 「2022年度長野県地域福祉コーディネーター総合研修」後援の件

中谷事務局長より「2022年度長野県地域福祉コーディネーター総合研修」後援の件について説明、提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

≪協議事項≫

協議事項なし

≪報告事項≫

以下の事項を事務局が報告し、了承しました。

 1.機関会議等報告

(1)第2回理事会

(2)第2回常任理事会

(3)7月決算概況

2.その他報告

 (1) 信州協同ネットフォーラム(日本労協新聞)

(2)各種研修会・懇談会の開催に関する件

  別冊資料により上期の学習・研修企画の報告、参加者アンケートの共有を行い、12月上旬に計画して

いるボランティアコーディネーション3級検定試験の長野県社協との共催について報告がありました。

また、新井理事より、長野県社協主催の信州ふっころフェスティバルやまちづくりボランティアフォ

ーラムについての質問があり、2022年度から両企画の実行委員会に参加しており、信州ふっころフェ

スティバルは11月に、長野県まちづくりボランティアフォーラムは12月に開催予定であり、開催案

内などができたら、各会員生協へも案内を行う旨、回答がありました。

(3)湯浅誠さんの講演会企画に関する件

(4)会員活動担当者交流会

(5)県連ニュース

(6)令和4年度指導検査(長野県)について

(7)長野ネットニュース

(8)ながネットに関する件

 3.情報提供

(1)中央地連県連活動推進会議(日生協)

(2)2022年8月豪雨被災地支援活動ニュース(日生協)

(3)組活ニュース(日生協)

(4)復興支援&防災ニュース(日生協)

(5)フードバンク&フードドライブニュース(日生協)

以上をもってすべての議事を終了し、議長が15時45分に閉会を宣言しました。