長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2021年度第4回介護福祉部会 報告

  • 2021/12/30

2021年12月16日(木)14時00分より長野県生協連事務所及びWEB会議システムにて、第4回介護福祉部会が開催され、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、事務局より5名が参加しました。豊田部会長が挨拶し議事を進行しました。

  • 第3回介護福祉部会報告、9/15小多機・看多機についての学習会報告の確認

事務局より、第3回介護福祉部会報告・学習会報告を受け、確認しました。

  • 小多機・看多機についての学習会(その2)の振り返り

「介護計画作成が重要と改めて感じた」、「現場の声をお聞きでき、とても共感できた」、「予算や計画作りや人員体制の苦労など理解できた」などの感想を交流しました。

環境が許せば、一度現地を視察したいとの意見が出されました。

  • 災害福祉カンタンマップの学習会について

前回の部会で話題にしていた「災害福祉カンタンマップの学習会」を次回の2月17日(木)の部会の中で開催することとし、講師は長野県社協に依頼することとしました。

  • 今後の介護福祉部会の活動について

今後の介護福祉部会の活動について、意見交換を行い以下の意見が出されました。

・以前の県外視察でアオイケアの視察は良かった。今も参加した職員のモチベーションになっている。コロナが収束したら県外視察には行けると良い。

・高口光子(老健星のしずく 看・介護長)(2007年に医療法人財団「百葉の会」にヘッドハンティング。老健「ききょうの郷」のケア改革老健「鶴舞乃城」「星のしずく」の立ち上げに関わる)のセミナー・講演会・介護リーダー論

・介護事業部長に求められることの研修会。生協の介護事業って何なのか?現在、法人でヘルパーを募集しても集まらない。会員生協と県生協連で協力して初任者研修を実施するか。

・現在、法人内では介護事業を拡大する方向では考えられない、そうやって収支を改善させるかが課題になっている。

・生協としての強みを発揮できる介護事業とは何か?明確な方向が見つけられない。

・県生協連として、長野県の介護事業課との相談や懇談ができないか?現状を打開するために。

・日生協の方針「福祉事業中長期戦略検討委員会の中間まとめ」について、コープながのの山口介護部長より報告があり、共有した。今後医療生協でも説明会などの予定がある。

  • 会員交流

各会員生協から資料に基づき報告が行われ交流しました。

  • 次回以降の日程の確認

第5回:2月17日(木)14時00分~16時00分 オンライン開催

※状況を見ながら、今後の部会の開催方法も、次回部会の中で検討していく

※災害福祉カンタンマップの学習会14:00~、その後部会を開催します。


感染予防Play!で学び、考える学習会を開催!

  • 2021/12/30

12月13日(月)13時30分からオンライン企画として、長野県生協連主催の「感染予防Play!で学び、考える」学習会が開催され、3会員生協と講師、事務局を含めて14名が参加しました。今回の学習会は、県生協連が賛助会員になっている「長野県長寿社会開発センター」の戸田千登美主任コーディネーターに講師をお願いし、全体の運営やグループワーク進行には、長寿社会開発センターのコーディネーターさん5名にご協力をいただきました。

太田会長理事の主催者挨拶の後、学習会が始まりました。ズームを活用してオンライン企画として開催して今回の学習会では「ジャムボード」を使ってのグループワークが行われ、最初練習として、スーパーマーケットの店舗の入り口のイラストを見ながら、各参加者が感染予防としてどんな対策が実施できるかを付箋のメモに記入して参加者がそのイラストに貼っていくという方法で練習しました。グループワーク6分、回答提示が4分というように、短時間でスーパーマーケットの店舗の場面を3枚の異なるイラストで実施をしました。対策としては、「マスク着用の掲示」、「手指消毒機器の設置」「体温測定機の設置」「3蜜防止の停止線を引く」「惣菜は個包装にする」「天内を一方通行にする」「カート置き場に消毒済みコーナーを作る」などなど、初めは慣れない中で付箋に入力するのも一苦労でしたが、違う場面で3回繰り返す中で、注意する視点が広がり、他の人の意見が自分の視点にも活かされて、対策を考えるのも少しずつスムーズになりました。休憩をはさんで、後半は奥先生の25分の講義ビデオを視聴しました。コロナ対策は複雑でも困難でもない、単純なことだけれども、それを実践すること、継続することが難しいのだと。非コロナ3原則と3つの対策ではどれか一つでも完璧なら感染は起きない。でも人間は不完全だからバリアを重ねる、そこに工夫をこらすんだと分かりやすく解説されていました。

ビデオ学習後の後半には、集合学習の写真とサロンでの懇親会の写真を使ってのコロナ感染対策の書き出しを行いました。前半のワークとプラスして、後半は会場を設営して、人を集める取り組みでの対策なので、「参加人数を制限する」とか、「会場をもっと広くする」とか、「人数を減らして、2回開催にする」などの意見も出され、それぞれの意見や対策に多くの発見がありました。また、何度も同じ対策を書き出すことも、繰り返す中で自分自身の中で記憶されて、グループワークを合計5回繰り返す中で、かなりスッキリした気持ちになりました。今後もコロナ禍での活動の継続が予測されますが、基本的な対策や基準を順守しつつも、それぞれの関係者でいろいろ意見を出し合い、工夫しながら実践をしていくこと、また活動を止めないことの大切さも改めて感じる事ができる学習会になりました。(※写真上から:①戸田千登美講師、②奥先生の講義、③活動の場面にグループで対策の付箋を書き出す様子)


2021年度監事交流会を開催!

  • 2021/12/30

12月11日(土)14時00分からオンライン企画として、長野県生協連2021年度監事交流会が開催されました。講師にはコープながの常勤監事の牛澤高志さんをお迎えして、事務局を含めて7名が参加しました。

交流会の前半は牛澤監事を講師に資料に沿って約75分の講演がありました。講演の中では1.監事の職務の基本、2.監事の監査、3.監事の義務と権限、4.役員(理事と監事)の法的責任、そして、事例として幹事が賠償責任を認定された事例の紹介について話されました。

  1. 監事の職務の基本では、機関の役割、監督や監査の定義、組織図に照らして基本の説明がありました。
  2. 監事の監査では、監事の受忍義務として、①「善管注意義務」を尽くして理事の職務の執行を監査する義務と、②監査報告書を作成して組合員に報告する義務について説明がありました。監事の権限と義務や独任制の説明や、監事の仕事の年間スケジュールとその説明があり、業務監査のポイント、会計監査のポイントなど詳しくお話いただきました。特に注意すべきこととして、監事は監査調書を必ず作成し、監事同士で共有することの重要性と10年間の保管義務があることなど、監事の責任の時効の期限とともに説明がありました。
  3. 監事の義務と権限では、監事の「善管注意義務」の説明、4つの法定義務、監事の主な権限の説明があり、権限を必要な時に行使することは、監事の善管注意義務です。必要な時に行使しなければ任務懈怠となりますと話されました。
  4. 役員(理事と監事)の法的責任では、生協法の規定としては「理事 決算関係書類の重要事項の虚偽記載 虚偽登記 虚偽の公告」、「監事 監査報告の重要事項の虚偽報告」などの説明がありました。また、過去に法的責任が問われた事例として1999年の釧路市民生協事件の紹介や2011年の弘南バス生協事件の事例などの説明があり、同時に「内部統制とガバナンス」の重要性についてもお話いただきました。

まとめとして、監事の日々の心がけについて①理事に対する独立、②適度な懐疑心、③現場をよく見ることで理事の職務の執行状況を監査する、④有事の心構えをしておく、⑤監事の守秘義務の説明をされました。

後半には質疑応答が行われ、監事の構成や幹事会の持ち方、記録(監査調書の作成と保管)の意味など具体的な内容について回答していただきました。

最後に、講師の牛澤高志監事より、監事の監査活動を監査してくれる人は誰もいない。だから監事は最高の組織の是正者であり、自らの役割を知ることが大切です。また他の組織の監事との交流も大切です、と話されました。


県議会会派代表との懇談会を開催!

  • 2021/12/30

12月9日(木)長野県庁議会棟(長野市)理事者控室において、県議会4会派代表の7名の議員の皆さんと県生協連役職員4名による懇談会を開催しました。

冒頭、太田栄一会長理事が懇談会への参加に謝意を表し挨拶を行いました。懇談会では、関佳之専務理事が日生協や県生協連の概要や活動紹介を行いました。長野県内の生協の世帯加入率も40%超となり、事業の継続とともに地域社会への貢献を大切に活動しています。災害支援活動、協同組合間連携事業、県消団連の学習活動や消費者大会などコロナ禍の地域課題への取り組み、環境・エネルギーの取り組み、消費者被害防止など様々な活動について紹介をしました。また、生協も他の協同組合や関係諸団体と協力しながらSDGs推進にも取り組んでいます。ながの消費者支援ネットワークや消団連、労福協、行政諸団体と連携した取り組も報告されました。

意見交換では、次の内容で懇談が行われました。

「オンラインやWEBでの対応は進めているのか?」「コロナ禍での生協全体ではどのような影響を受けているのか?」「温暖化対策が重要視されている中で生協はどのくらいの車輛の運行をしているのか?」「中山間地でのインフラとしての期待をしている」「地域の見守り活動の取り組みと事例は?」「安心安全とともに、地域貢献や地産地消はどのようは取り組みがあるか」「人材確保については採用は順調か」「個人配達の手数料はいくらか」「災害支援ではどんな取り組みをしているのか」など、多岐にわたって率直なご質問やご意見、またアドバイスをいただき有意義な懇談となりました。最後に関根明副会長が閉会の挨拶を行い懇談会を閉じました。

◆ご参加いただきました県会議員の皆さま

自由民主党県議団 大畑俊隆様、改革・創造みらい 小島康晴様、埋橋茂人様、

県民クラブ・公明 諏訪光昭様、小山仁志様、日本共産党県議団 毛利栄子様、山口典久様


2021年度長野県生協連第4回理事会議事録

  • 2021/12/30

2021年12月7日(火)13時30分から長野県生活協同組合連合会事務所(長野市)及びWEB会議システムにより第4回理事会が開催され、会長、副会長2名、理事7名、監事1名はWeb会議システムにより本理事会に出席しました。第4回理事会には合計で理事・監事11名が出席しました。

なお、議事に先立ち理事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。以下の議題が承認、確認されました。

13時30分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に関根明副会長理事が選任され、議事に入りました。15時05分にすべての議事を終了し閉会しました。

≪議決事項≫

  • 第71回通常総会の開催に関する件

中谷事務局長より、第71回通常総会の開催に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 第71回通常総会の代議員選出に関する件

中谷事務局長より、第71回通常総会の代議員選出に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 第71回通常総会で選任する役員の選任区分ごとの定数決定の件

中谷事務局長より、第71回通常総会で選任する役員の選任区分ごとの定数決定の件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 役員改選に伴う会員区分理事枠の被推薦希望の申出受付の公告に関する件

中谷事務局長より、役員改選に伴う会員区分理事枠の被推薦希望の申出受付の公告に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 災害時の物資支援要請への対応方針に関する件

中谷事務局長より、災害時の物資支援要請への対応方針に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、支援方針の現金支援についての意見が出され、継続審議とすることとしました。

  • 会員の会費免除に関する件(別資料)

関専務理事より、会員の会費免除に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

  • 2022年度県生協連会費額決定の件

関専務理事より、2022年度県生協連会費額決定の件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、県生協連の役割やあり方の見直しや今後の会費基準について意見が出され、継続審議とすることとしました。

  • 会員への県生協連会費返納に関する件

関専務理事より、会員への県生協連会費返納に関する件について、提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

≪協議事項≫

  1. 下期の各種企画の開催に関する件について

中谷事務局長より、下期の各種企画の開催に関する件について説明があり協議を行いました。協議の結果、この間の企画の出席状況についての質問があり中谷事務局長より回答しました。

  • 県社協との包括連携協定締結に関する件

中谷事務局長より県社協との包括連携協定締結に関する件について、説明があり協議を行いました。協定締結の意味や協定締結に至る経過について質問がありました。関専務理事より、担当者個人に依らない組織間の協力連携の関係構築の側面があること、この間の災害時の連携の蓄積の上に日生協と全社協の協定締結による全国での協定締結の呼びかけや長野県内での実質的な連携協働の実績を踏まえての提案である旨の説明がなされました。

  • その他

≪報告事項≫

以下の事項を事務局が報告し、了承しました。

 1.機関会議等報告

(1)第5,6回常任理事会

(2)第3回理事会

(3)10月度決算概況

(4)上期監査報告

(5)上期経営概況(会員)

2.その他報告

 (1)第1回学生総合共済プロジェクト

 (2)県生協連事務局運営(テレワーク体制の継続)に関する件

(3)県消団連幹事会

(4)県労福協県政要請回答要旨(別資料)

(5)県連ニュース

 3.情報提供

  (1)災害復興支援&防災減災ニュース(日生協)

  (2)組活ニュース(日生協)

以上をもってすべての議事を終了し、議長が15時05分に閉会を宣言しました。