長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2020年度 第1回長野県生協災害対策協議会が開催されました

5月21日(木)13時30分より、生活協同組合コープながの1階E会議室(長野市)において、2020年度第1回長野県生協災害対策協議会が開催されました。コープながの、生活クラブ生協長野、長野医療生協、上伊那医療生協、セイコーエプソン生協、信州大学生協、全労済長野県本部、長野県高齢者生協の8会員生協にて構成し、当日は、4会員生協と県生協連事務局の6名が参加しました。 続きを読む


長野県生協連の第69回通常総会が開催されました。

長野県生協連は、6月4日(木)14時よりメルパルク長野(長野市)にて「第69回通常総会」を開催しました。
冒頭、中村誠一副会長理事が開会の挨拶を行い、議長に信州大学生協の杉山一朗代議員が選出されました。上田均会長理事の主催者挨拶に続いて資格審査報告が行われ、代議員定数26名に対し実出席5名、書面出席21により総会の成立が報告され、議案審議を行いました。 続きを読む


2019年度 長野県生協連 第8回理事会 議事録

2020年5月7日(木)コープながの本部1階E会議室(長野市)にて第8回理事会を開催しました。新型コロナ感染症感染拡大防止と参加者の安全を考え、「みなし理事会」として開催され、事前に理事・監事には議案が送付され、開催当日までに全理事より同意文書が提出されました。当日は会長・副会長出席の元、以下の議題が承認、確認されました。 続きを読む


2019年度 長野県生協連 第7回理事会 議事録

2020年4月14日(火)10時30分よりコープながの本部1階E会議室(長野市)にて第6回理事会が開催され、理事・監事12名が参加しました。 続きを読む


―地域とスポーツ― 戻ってきた人たちが笑顔になれるスポーツの町づくり 福島県楢葉町

楢葉町は、サッカーのナショナルトレーニングセンター「Jヴィレッジ」で有名な町です。
「多数の天然芝のサッカーコートを有する日本最大規模の施設があることが町民の自慢の一つだった」と楢葉町教育委員会の手島健祐さんは言います。町はスポーツ振興に取り組み、地区対抗などのスポーツ大会も活発に行われていました。しかし東日本大震災に伴う原発事故で町の大半が警戒区域に指定され、町民も避難を余儀なくされました。またJヴィレッジも事故収束のための前線基地となり、スポーツ施設としては使えなくなりました。
避難指示が解除され、町に住民が戻り始めたのは2015年9月です。町では道路や建物などの復興を急ピッチで行なった後、農業や教育などの重要施策に本格的に着手しました。重点施策の柱の一つが「健康増進とスポーツ振興」です。町ではそれを「楢葉町スポーツ推進基本計画」(以下、基本計画)としてまとめました。
‘18年7月に再開したJヴィレッジ、‘19年4月にオープンした屋内体育施設ならはスカイアリーナが、基本計画の策定を後押ししました。「スポーツを通じて町を盛り上げていこうという機運が生まれたのは、この2つの施設があったから」と手島さん。2つの施設は同時に復興のシンボルでもありました。
基本計画のテーマは「スポーツを通じて楢葉町の住民が誇りを持って暮らせる町づくり」です。
楢葉町教育委員会の髙木さつきさんは「楢葉に戻ってきた人たちが、スポーツを“する”だけでなく“見る、支える、楽しむ”と様々な形でスポーツに関わる町、スポーツを通じて笑顔が生まれる町になってほしい」と話します。例えば“する”では、幼児や高齢者でもできるウォーキングサッカーなど広義のサッカーの取り組み、“支える”ではスポーツボランティア登録制度の導入など、誰もがスポーツに携われるような環境づくりを進めます。
さらに基本計画では、町外へのアプローチとしてスポーツ合宿の誘致や宿泊型の保健指導などスポーツツーリズムの推進を上げています。
楢葉にはJヴィレッジやならはスカイアリーナなど、観光しながらスポーツをし、健康増進を図ることのできる施設が整っています。「楢葉に来ていただいて楢葉の良さを分かっていただく。そうした取り組みが交流人口につながることも期待したい」と髙木さん。
帰還した町の人々が誇りを持って暮らせるよう、きめ細かな施策でスポーツのまち楢葉の再生と復興は進められていきます。

●「被災地のいま」休刊のお知らせ
新型コロナウイルス感染拡大防止のための取材活動自粛に伴い、「被災地のいま」を一時休刊とすることにいたしました。再開の折にはあらためてご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。