10月28日(月)に、沖縄県生協連の会長を始め、理事・監事のみなさま8名が長野県生協連の活動を知ること、長野市松代町にある松代大本営地下壕の視察などを目的にお見えになられました。
午前中は、コープながの長野稲里店の組合員会議室で、県連の活動交流を行いました。冒頭太田会長理事が歓迎の挨拶を行い、沖縄県生協連の古堅忠司会長理事からも受け入れへの謝意の挨拶がありました。
活動交流では、事前に要望をいただいていた「生協間連帯や協同組合間連携、地域協同を学ぶ」というテーマで、「信州まるごと健康チャレンジ」の取り組み経過や長野県協同組合連絡会の事業としての運営方法、取り組みの成果などを説明させていただきました。
また、長野県協同組合連絡会の活動紹介も併せて行いました。
他団体と連携した活動の紹介として、長野県社会福祉協議会との包括連携協定を締結するに至った流れとして、2017年から始まった県域の災害中間支援組織(長野災害時支援ネットワーク)づくりの活動、令和元年の東日本台風災害の被災者支援の活動、相互のフェスティバルへの実行委員としての参加などの活動を積み重ねて、相互理解と信頼関係の構築につながり、2022年に包括連携協定を結ぶことになった経緯をお話しました。
長野県消費者団体連絡協議会の活動の紹介や、県生協連の各種研修会や学習会、理事長・専務理事懇談会、上期研修会や下期研修会、参加対象をJAやNPOにも広げた「ファシリテーション講座」などの紹介を行いました。質疑応答の中では、「ファシリテーション講座」への関心が高く、多くの質問をいただきました。
その後、コープながの長野稲里店の視察、移動店舗コープながの号、子育て支援施設の見学を行いました。
午後からは、松代大本営地下壕(象山地下壕)の視察見学です。松代大本営地下壕のガイドでコープながの組合員理事の小林ゆかりさんが、詳しく説明をしてくださり、地下壕周辺の地形の説明、地下壕の工事の方法、どうして長野市松代が選ばれたのか?そして、松代大本営地下壕と沖縄の本土決戦との関係などわかりやすく丁寧にお話しいただき、沖縄県生協連の皆さんからは、「やっぱり松代大本営地下壕を見に来てよかった!」とのお言葉をいただきました。天皇御座所が作られた舞鶴山の建物(地下には気象庁松代地震観測所)も外からの見学となりましたが、視察をしました。
その後、真田宝物館と真田邸の見学を全員でしました。周囲の山々も少しずつ色づき秋の訪れを感じる景色も眺めながら充実した視察となりました。 その後は、ホテルまで戻ってから、懇親交流会を開催し、相互の交流と親睦を深める機会となりました。長野県生協連からは太田会長、大好副会長、土屋専務理事と事務局の中谷事務局長が参加しました。
10月25日(金)13時00分から渋谷コーププラザ13階会議室(東京都)において、関東甲信越行政生協関係者連絡会が開催され、厚生労働省や消費者庁を始め、一都九県の行政と都県生協連、日本生協連から47名が参加ました。今年度は長野県と長野県生協連が当番県となり、冒頭長野県生協連の太田会長理事と長野県くらし安全・消費生活課の西川裕課長が挨拶を行いました。その後、厚生労働省社会・援護局消費生活協同組合業務室長の小野博史様の挨拶があり、消費者庁消費者教育推進課食品ロス削減推進室課長補佐の杉田育子様のご講演『食品ロス削減について』がありました。日本生協連からは「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」について報告がありました。
学習講演では、長野県消費者団体連絡協議会の鵜飼照喜会長が講師となり、『長野県消費者団体連絡協議会の16年』~市町村消費者行政調査と報告・懇談会の活動を中心に~と題して、ご講演をいただきました。講演の中では、市町村消費者行政調査がスタートした2009年には、ちょうど長野県消費生活条例の制定(同年施行)があり、県内の弁護士とともに条例制定の働きかけの活動をしていた頃になります。消費者行政の課題、県消団連の活動材料の掘り起こしなどの意味があったと説明され、消費者行政懇談会が始まった2013年頃には、行政調査から見えてきた内容をより具体的に聞き出し、行政と消費者団体とが相互理解と連携協働の糸口を探る機会として懇談会を位置付けていたことなどの説明がありました。懇談会では毎年開催する中で、行政と消費者団体だけではなく、市民(消費生活サポーター)や地域福祉の関係者(地域包括支援センターの方)の参加が広がり、福祉部門とのつながりが生まれてきたことなども成果として報告されました。この懇談会が長野県消費生活基本計画の進捗を行政とともに確認する場でもあり、毎年の開催の中で行政との相互理解と信頼関係にもつながってきたと評価されました。講演の途中では、現在懇談会で実施している消費者被害防止の替え歌をみんなで合唱するなど、懇談会の現場感を交えながら楽しい講演となりました。
後半は2つのグループに分かれて「生協と行政で連携してできること」をテーマに、各都県の行政と生協連の参加者から報告があり、それぞれの都県の状況や活動を報告し合って、交流を行いました。他県の取り組みに参考になる内容や活動があり、質問もかわされるなど有意義な交流の機会となりました。
日本生協連中央地連の井爪宏行局長が閉会の挨拶を行い、今年度の連絡会が終了しました。
10月23日(水)16時45分より長野県生協連役職員OB会総会、続いて懇親交流会がそれぞれ開催されました。今年度は、参加者の利便性を考慮して、長野駅近くのシャトレーゼホテル長野(旧メルパルク長野)で開催をして事務局を含め17人が参加しました。
総会では土屋信一県生協連専務理事が司会を行い、上田均OB会会長が議長を務め、総会議事内容を確認しました。総会の中では、OB会の活動報告や会計報告及び次年度の活動計画についての提案があり、古田好男監事による監査報告が行われました。質疑の後、すべての議案が承認されました。総会終了後は、土屋信一専務理事が県生協連の2024年度の主な活動の報告として県連ニュースを紹介し、長野県協同組合フェスティバル2024も善光寺表参道秋まつりとのコラボレーション企画として参加者1万人の賑やかに行われたことなどを報告しました。 懇親交流会の冒頭に、上田均OB会長より、県生協連とOB会の発展を願ってのご挨拶があり、全員で再会に乾杯をして始まりました。太田栄一生協連会長からは県生協連を代表して挨拶が行われ、参加者お一人ずつ近況報告をいただき交流をしました。最後には才川理恵OB会副会長より閉会あいさつをいただき、恒例の楽しい懇談となりました。
2024年10月21日(月)14時00分よりオンライン会議システムにて第3回介護福祉部会が開催され、長野医療生協、東信医療生協、事務局より4名が参加しました。部会に先立ち豊田部会長より開会あいさつがあり、その後議事の進行を行いました。
※議事に先立ち部会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができるかを相互に確認しました。
◆会議内容
〇部会の開催日程を再確認した。第4回12/4(水)13:30~15:00、第5回2/13(木)。
〇長野医療生協の戸倉デイサービス「ゆいっこ」の視察日程の再設定について。
・開催日:12月14日(土)9時~12時
・目 的:地域密着の介護事業所として、地域との関わりを大切にしている。地域に開かれた介護事業所として
毎月第二土曜日に子どもと誰でも食堂などイベントを企画して、デイサービスの利用人数V字回復達
成に向けた取り組みなどを学ぶ機会とします。
(2)県外視察について
①理事会と介護福祉部会の合同県外視察の報告を行い交流しました。
来年3月には民医連の介護部門研修で福井県民生協の視察がある予定。
認知症利用者に寄り添ったBLG事業の採算点などの工夫を知りたいとの意見がありました。
各会員生協より報告を受け、質疑応答及び意見交換を行いました。
次回の2024年度第4回介護福祉部会は年間日程を変更して、12月4日(水)13時30分~15時、オンライン開催の予定。第5回2/13は14時からの予定。
以上
2024年10月16日(水)13時より信州大学教育学部中校舎1階第2会議室(長野市)にて、第2回食堂売店部会が開催され、長野県庁生協、セイコーエプソン生協、信州大学生協、長野県看護大生協、県生協連事務局、日本生協連より8名が出席しました。定刻となり、西原部会長の挨拶があり、その後部会長が議事を進行しました。
◆会議内容
部会に先立ち、11時30分~長野県立大生協の店舗視察を行いました。北澤美砂子店長(生協理事)より説明をお聞きして店舗の視察見学を行いました。その後、信州大学生協教育学部店舗に移動をして、竹前賢一店長より説明をお聞きして、教育学部店舗の視察見学を行いました。教育学部食堂にてそれぞれが自由に昼食を食べて、13時から部会を行いました。
(1)前回議事録の確認を行った。
(2)店舗視察の交流をした。
・県立大学生協店舗は、学生生活のサイクルに合わせた企画やサービスの提供、広報活動を工夫してお
り、とても明るくきれいな店舗だった。陳列も綺麗にそろっている。北澤店長を先頭に、鮮度管理も
良くできている。県立大学オリジナル商品の提案が入り口にあり、良い印象だった。自動車学校の提
案も年間の学生生活にマッチした広報ができていて、大きな実績につながっている。
・県立大生協店舗で気になった点は、手洗い場が店内にあり、水撥ね含めて少し気になった。何か良い
対策ができないか?バックヤードの在庫が見えてしまう点は残念。若い学生向けとして、お菓子(食
品)でも高機能高たんぱく品やデザート品もあっても良いのではないかと感じた。
・教育学部店舗は、商品展示やディスプレイが綺麗だった。食堂での手作り弁当の販売はとても良い。
店舗も綺麗に維持管理されている。
・教育学部店舗で気になった点は、一番下の棚が物置スペースになっている点は改善するか、目隠しを
してはどうか?レジ前の棚が空いていた。チャンスロスにもなりもったいない。食堂での手作り弁当
を販売しているのは強みなので、そのことをPOPなどでもっとPRしても良いのではないか、など
の意見が出されました。
(2)2024年度の食育ランチの実施状況及び今後の取り組み予定について、信州大学生協の海老原店長より報告を受けて確認しました。
(3)今後の研修会・学習会の計画について
・参加者から研修企画の希望を出し合い協議をした。今回の店舗視察はとても良かった。県庁生協の店
舗視察の希望が出され、次回の部会(2025年2月12日)の時に、視察を計画することとしました。
(4)日本生協連職域事務局からの報告
・職域事務局の山崎さんから資料に沿って報告を受けました。11月の経理実務担当者交流会、ちょこっと工夫コンテスト、財務諸表のデータベースの活用の呼びかけがありました。
(5)会員活動の交流
・資料に沿って各会員生協の活動報告があり、交流をしました。
・人件費のアップ(最賃改定など)や食材の値上げ、特にコメ価格の値上げが大きく、ほぼすべての正
教食堂の経営を大きく圧迫しているとの報告がありました。
(6)その他、
次回日程:長野県庁生協の店舗視察を行う。日程は2025年2月12日(水)予定。
詳細は事務局が調整して、案内を行うこととしました。