2024年8月2日(木)10時30分より、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議システムにて、長野県協同組合連絡会第1回幹事会が10団体14名の参加で開催されました。定刻になり、越則章副幹事長が開会宣言の後、土屋信一幹事長が幹事長及び副幹事長の交替の連絡と挨拶を行い、その後越則章副幹事長が議長を務め議事を進行しました。
◆報告事項
古谷真輝斗事務局より第54回長野県協同組合連絡会通常総会の報告があり、全員で確認しました。
中谷隆秀幹事が信州まるごと健康チャレンジ2024の実行委員会の開催報告を行い、作成したパンフレットの紹介を行いました。
中谷隆秀幹事が長野県協同組合フェスティバル2024の実行良いかいの開催報告を行い、現在各出展団体が固まり、広報用の告知チラシの作成を進めているとの報告がありました。
古谷真輝斗事務局より、今年度作成した第102回国際協同組合デーパンフレットの紹介がありました。
古谷真輝斗事務局より、7月24日に開催されたJCAのブロック別情報交換会の報告がありました。
鈴木友子副会長兼幹事より、労働者協同組合の活用促進を通じた地域の担い手づくりと地域課題の解決を目指す長野県労協活用促進協議会の立ち上げとその事業計画の説明があり、IYC2025の活動とともに、長野県協同組合連絡会として、協同組合の認知向上と周知のための協力依頼があり、全員で承認しました。
◆会議内容~協議事項
(1)IYC2025長野県実行委員会(仮)の設立について
古谷真輝斗事務局より、IYC2025長野県実行委員会(仮)の立ち上げについて、経過及び全国の取り組み情報の説明・報告があり、長野県での取り組みの提案があり協議を行いました。協議の結果、各構成団体が一度持ち帰り次回の幹事会にて実行委員会立ち上げについて決議することとしました。
◆その他
(1)【JCA主催】第6回協同組合の地域共生フォーラムについて
中谷隆秀幹事より、第6回協同組合の地域共生フォーラムについて紹介がありました。
(2)次回幹事会について
8月20日(火)14時30分~15時00分、JAビル4階4B会議室及びオンラインで開催することとしました。
7月30日(火)13時00分から、「ワクワクする話し合いの場をつくる」ファシリテーション講座(応用編)が長野市生涯学習センター大学習室1(長野市)及びオンラインにてハイブリッド形式で開催されました。日本ファシリテーション協会フェローの鈴木まり子さんを講師にお招きして、県生協連主催で5月に実施したファシリテーション講座(基礎編)の応用編です。当日は生協・社協・NPO・JA・市議会議員など、講師、事務局を含めて45名が参加しました。
好評であった5月のファシリテーション講座(基礎編)に続く、応用編として開催しました。今回の講座は、目標(ゴール)を『ファシリテーションのスキルを深め、自分の現場でやってみる具体的なイメージができている』と確認をしてスタートしました。5月の基礎編を行い、その後、「実際にやってみてどうだったか?」を交流しました。基礎編を学んでさぁやってみよう!としても、なかなか思い通りに実践できない現実がありました。
後半には、「ファシリテーションを現場で活用しよう」というテーマで、45分間のグループワーク(以下GW)を行いました。5人一組になり、ファシリテータ―を一人決めて、話し合い実践のスタートです。前半で学んだことを全員で確認して実施しました。45分の実践後にそれぞれの議論や悩みなどを交流しました。
意見が出ない会議の進行が難しい、硬い会議になる、盛り上がらない、一人で長く発言する人を止められないなど、いろいろな思い通りに実践ができない悩みが出されました。そこで、もう一度基本に戻って、その課題は、ファシリテーターの「主観による評価」ではないか、また話し合いの目的に向かっているか否かの視点で判断することなど、的確な指摘やアドバイスをいただきました。
ファシリテーションのマインドとしては会議の主催者・進行役として【受けとめる・公平に接する・参加者を信じる】について確認しました。また、参加者としてできることとして、『時間に遅れない/目的や役割を質問する/勇気をもって発言する/参加者の発言を受けとめる/参加者に質問をする/周りに目配りをする/最後に確認をするなど』を復習し確認しました。
最後に、本日の講座を振り返り小グループでの共有を行い、全体で質疑応答を行いました。参加者それぞれが、今後実践するヒントを持ち帰ることができた講座となりました。3時間30分の学習会では5回のグループワークがあり、グループ人数も5人グループ、3人グループと変化もあり、椅子だけで話す場面や机を置いて話す場面など、この講座そのものが、ファシリテーションの実践の場になり、全員が体験できる講座になりました。
参加者の感想では「今日(講座の翌日)地域住民の方を対象とした講座があり、実践してみました。講座を受ける前だったら、沈黙が嫌で進行役の自分がたくさん話してしまうのですが、目標設定が明確であり、参加者も意欲的な方が多く、活発な意見が飛び交いました。しかし、話が膨らみすぎて、次の話にいけない場面もありましたので、時間管理や介入を取り入れ、最後の振り返りまで時間内に終えることができ、尚且つ、参加者が「有意義だった」「(目標を)実現できそう」と言って帰られたことが、とても嬉しかったです」「一番新鮮だったことは、ファシリテーターと参加者という構図ではなく、みんながファシリテートしあうことができると知ったことです。目指したい世界だと思えました。」など今回の講座も参加者からの評価の高い学習会となりました。
7月26日(金)に長野県協同組合連絡会主催の信州まるごと健康チャレンジ2024キックオフ学習会がオンライン企画として開催され、149名の参加がありました。
学習会は女子栄養大学栄養生理学研究室の上西一弘教授を講師にお招きし、「がんばらない減塩」のテーマで講演会を実施しました。講演はとてもわかりやすい言葉で納得のできる内容ばかりで、参加者からも明日からやってみたいことがたくさん報告されました。
最初に『あなたのお父さんの血圧が最近高くなってきました。あなたはお父さんに何をしてあげますか?』という問いから始まりました。一般的には食事を薄味にする、ラーメンのスープは飲まない、などの対策が多く聞かれますが、本当にそれで、血圧は下がりますか?他にすることはありませんか?血圧上昇の本当の原因は何かを考え、お父さんと散歩する、一緒に運動を始める、お父さんに心配をかけないなども大切で、他にもアルコールの過剰摂取、カリウムの摂取不足もあげられるそうです。高血圧治療ガイドライン2019では9つの対策が示されていて、減塩はその中の一つです。減塩に関連する食事の注意事項としては、炭水化物の取りすぎや脂質の取りすぎは体重増加につながり、血圧上昇の要因です。減塩のみにとらわれず、その人の暮らし方や生活を見て対策を考える視点が重要と説明されました。
次に食塩摂取の目標量は、WHOのガイドラインでは5g/日未満を強く推奨されています。しかし現状では日本人の食生活では10g/日ほどを摂取していると言います。急に半分にすることはできません。なので、日本で決定している目標量は、国民健康・栄養調査における摂取の中央値と5gと、中間地を目標量として定めています。日本人の塩分摂取量も年々減少しています。現在の日本の目標量は先人男性で7.5g/日で、成人女性で6.5g/日となっています。
減塩が必要な人は高齢者だけではなく、子どもや若者こそ注意が必要ということでした。実は年齢別の目標値は子どもの方が少なく、幼児から子どもでは3g~5g/日となっています。薄味になれることで一生の食につながることになります。逆に高齢者に薄味を強要すると食欲が減ることもあり、栄養不足になると余計に健康からは離れていきます。高齢者の減塩方法は工夫が必要とのことでした。
がんばらない減塩の方法としては、【味噌汁のお椀を小さくする】、【醤油の使用量を減らす】、【ラーメンスープは飲み干さない(穴あきスプーン)】、【あらしお(天然塩)利用】などをご紹介いただき、自分の暮らしに合わせて何が一つでも実施してみましょうとお話されました。イギリスでのパンの食塩を減らして成功した事例や乳和食の紹介もあり、減塩だけが血圧対策ではないこと、生活習慣を見直すこと、子どもや若い人こそ減塩を、がんばらない減塩をできることから始めましょうと締めくくられました。
参加者からは、「カリウムが必要な事、無理な減塩よりも、普段の食事の量を少し減らしてみる事、あら塩が良いことなど、とても勉強になりました」、「高血圧の家族には減塩のことばかりアドバイスしていましたが、生活習慣を見直すことがとても大切だということを知り、家族にも私自身も運動を心がけたいと思いました」、「あらしおの話:食塩相当量が75%ぐらいとの事、成分表示を確認し今後に役立てたいと思いました」、「運動すれば血圧が下がるものだと思っていました。食べすぎも注意なんですね・早速粗塩とスプレー式の醤油さし買います」、「「子供、若い人こそ減塩を!」という言葉が印象に残りました」、「乳和食について初めて知りました。やってみたいです」など、多くの感想が寄せられ、有意義な学習会となりました。
信州まるごと健康チャレンジ2024第4回実行委員会が7月25日(木)15時30分からJAビル4階4B会議室及びWEB会議システムにて開催され、13組織から18人が出席しました。定刻になり、事務局が開会を宣言し、土屋信一事務局長より挨拶後議事を進行した。
議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆会議内容・議題
前回実行委員会の議事録の確認をしました。
・事務局より、参加申込人数が160人との報告があった。主催者挨拶は県生協連の太田会長(連絡会副会長)に
依頼したことを報告しました。
・事務局より健康チャレンジのHPの更新完了の報告がありました。
・メールマガジンの今年度発行計画について事務局から提案があり、協議の結果提案の通り確認しました。
・3人~4人に分かれて参加者増のアイディアを検討し、出された意見を共有しました。
・パンフレットの配布はできるが、結果報告のハガキの回収ができていない。東信医療ではハガキは切り取って
結果報告の時期にハガキを配布して提出をしてもらう。
・こくみん共済coop長野推進本部では、投函ではなく事務所で回収してまとめて提出することで回収率を上げ
ている。
・配布で終わっている組織は、結果報告の回収のタイミングでも必ず声をかけて提出を呼び掛ける。
・健康チャレンジのHPのバナーを増やす。
・60日間のチャレンジは期間が長いので、シェアしながら協力しながら実施する。家族にも声をかけて参加を
呼び掛ける。過去の学習会の動画(松本大学の運動教室など)を活用して、サロンなどで参加を呼び掛ける。
・JAは健保協会のペップアップでのウォーキング大会を実施している。この取り組みと連動させて参加者増を
目指すなど、様々な意見が出されました。
〇次回に会議日程は8月20日(木)15時00分~、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議併用のハイブリッド形式にて開催することとしました。
以上
長野県協同組合フェスティバル2024第3回実行委員会が7月25日(金)14時00分からJAビル4階4B会議室にてハイブリット形式にて開催され、13団体から20人が参加しました。中谷事務局(県生協連事務局長)が開会を宣言し、土屋信一事務局長(県生協連専務理事)が挨拶の後、議事を進行しました。
議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆協議事項
事務局が前回の実行委員会の報告を行い、確認をしました。
事務局が資料にそって長野県協同組合フェスティバル2024の出展一覧について報告をして、全員で協議を行いました。コープながのよりフードバンク信州のブースの扱いと小谷村のブースでのクラフトビールの提供方法(瓶ビールの線を抜いて飲料目的に提供すること)について質問がありました。事務局より、フードバンク信州の件は、コープながのとして別途1ブース設置することはせず、現在の一覧表の中で実施して欲しい旨の説明がありその方向で確認しました。また、小谷村のブース企画については、会場での飲酒を目的としたお酒の販売は、今年度はご遠慮いただくルールとしていることを確認しているので、小谷村にはその旨コープながのからお伝えして検討いただくことしました。
ブース出展一覧について、全員で確認した。意見・修正は7月末までに事務局に連絡することとしました。
現地視察を含めて、会場レイアウト案の説明をして、協議をおこないました。協議の結果、ブーステントのサイズを改めて、確認を行い、事前案内と異なる場合には、各ブース出展者向けの案内文書で訂正しお詫びをすることとしました。意見・修正は7月末までに事務局に連絡することとしました。
事務局より実行委員会企画について説明があり、当日参加呼びかけチラシの配布及び水ヨーヨーの配布と、参加者アンケート(昨年同様QRコードで実施)を実施することを確認しました。
事務局より、告知チラシの提案があり、協議を行いました。協議の結果、一部「2025年国際協同組合年がやってくる」の案内の部分を事務局が修正することとし、他の部分に原稿については基本的に確認をしました。
事務局が前年の当日配布チラシの原稿を元に、今年度のチラシについての意見を求めました。各構成団体のロゴマークの活用について提案があり、原稿としてチラシへの掲載を希望する団体は、事務局にロゴマークのデータを送ることとしました。基本的なレイアウトは昨年同様にすることとしました。
(6)次回の実行委員会は8月20日(火)に13時30分からJAビル4階の4B会議室で行います。オンライン会議併用のハイブリッド形式とする。今後の日程、10/6フェスティバル当日(予定)、11/12第5回とします。
以 上