県労福協では、労働団体・事業団体及び県労福協(地区労福協を含む)の協同・連携を年間テーマとして「連携・協同検討委員会」を立ち上げ、連携協働を推進してきました。県生協連もこの連携協働を推進する立場で共に活動してきており、その一環として毎年開催される長野県中央メーデーに参加して事業団体の活動や労働者福祉協議会のPR活動を実施しています。
第96回長野県中央メーデーは長野駅東口公園にて、2000名を超える参加で開催されました。会場の参加者向けに、福祉事業団体認知拡大のための広報活動を行いました。また中央メーデーのパンフレットには福祉事業団体を知ってもらう目的で◯✕クイズを掲載してもらい案内を行い、〇✕クイズの正解者には抽選でクオカード(¥500)をプレゼントしました。
また県労福協も支援しているNPO法人フードバンク信州は、会場でフードドライブを実施しており、メーデー参加者より多くのご協力をいただきました。
信州まるごと健康チャレンジ2025第1回実行委員会が4月23日(水)13時30分からJAビルB1会議室及びWEB会議システムにて開催され、12組織から17人が出席しました。定刻になり、事務局が開会を宣言し、中谷事務局が議事を進行した。議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆会議内容・議題
前回実行委員会の議事録の確認をしました。
・事務局より信州まるごと健康チャレンジ2024のまとめについて報告をして、確認しました。
・昨年の参加者の声を全員で読み込みをして、自分が一番気になる声や紹介したい声を全員で共有しました。健康チャレンジの取り組みが、健康づくりに取り組むきっかけになることや継続することが大きな力になること、若い年代から健康づくりを進めていくことの大切さなど共有しました。
・広報支援をしっかり行ってほしいとの指摘については、今後確認していくこととしました。
・事務局が企画概要案の説明を行い確認しました。
・今年度のキックオフ学習会の企画案について、事務局が講師の候補を含めて、提案を行い協議しました。
協議の結果、第1部:長野県民の健康データの紹介と「人生100年時代シニア活動推進事業」の説明と事例、
第2部:フレイル予防実践講座~みんなでうたおう!うたごえ広場の2部構成とし、今後県健康増進課や「う
たごえコーディネータ神谷有子氏」との調整をしながら準備を進めることとしました。
・費用計画について、事務局が説明・提案を行い全員で確認しました。
・今後の実行委員会開催日程について提案を行い協議しました。
開催とすることとしました。
◆ 実行委員会終了後、キックオフ学習会の会場を決めるため数か所問い合わせを行い以下の日程で会場を確保しました。
・開催日:7月29日(火)
・会場:長野市川中島公民館 → 長野市生涯学習センター(トイーゴ)4階大会議室3【変更】
2025年4月23日(水)15時30分より、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議システムにて、長野県協同組合連絡会第1回幹事会が8団体11名の参加で開催されました。定刻になり、土屋幹事長が開会宣言の後、議長を務め議事を進行しました。
→後日、会場の確保ができたことから7 月 29 日(火)に決定しました。
① 長野県フードバンク活動団体連絡会のフードドライブ統一キャンペーンについて
② 協議・確認事項
【意見・質問】
・フードドライブの届け先がない場合には、長野県社協が設置しているフードサポートセンターで全県の市町村社協と連携しているので、そちらへ持ち込める。
・協同組合連絡会として取り組む際には、場所や方法といった情報と写真等を事務局で集約して、JCA 等に報告しながら広報を行っていく。
・従来からフードバンクに取り組んでいる団体は、連絡会を通じて寄贈するのか
→従来通りの窓口に各団体で寄贈し、各団体における取り組みかつ協同組合連絡会としての取り組みとしてもやっていく。
・すべての団体が夏休み前のキャンペーンに取り組むことは難しく、食品ロス削減月
間のキャンペーンは協同組合フェスティバルとも重なる良い機会なので、協同組合
・協同組合連絡会のフードドライブへの取り組みをJCA の認定事業として申請する場合は、3 回まとめてでよいのか。
→小島連携推進マネージャーより、まとめてでよいと考えているが、確認するとのこと。
・大阪の事例で、生協等の協同組合で子ども食堂の見学を行ったことで、フードドライブへの取り組みの重要性を認識する機会となった。協同組合連絡会においても、子ども食堂等の現場を見学するのはどうか。
→参加者からも賛成意見が挙げられました。
・フードドライブの寄贈先によって受け入れ可能なものが異なるので、JA 長野中央会より各地域のフードドライブの受け入れ先を共有し、各団体で詳細については確認することとしました。
① 確認事項
【意見】
① 信州まるごと健康チャレンジ
② 長野県協同組合フェスティバル
【意見】
③ 協同組合職員交流集会
【意見】
・古谷より、次回の第 2 回幹事会について日程調整して連絡することを報告した。
・古谷より、看板の制作について連絡した。
・通常総会の看板について、12A 会議室等で掲示するにはサイズが大きすぎるため、適し
たサイズで作成する。
2025年4月18日(金)9時00分よりオンラインにて会員活動担当者交流会を開催し、コープながの、こくみん共済coop、パルシステム山梨長野、上伊那医療生協、高齢者生協、事務局より9名(ゲスト含む)が出席しました。冒頭、事務局が開会挨拶を行い、その後、交流会の議事を進行しました。なお、議事に先立ち実行委員参加者全員が一同に会するのと同等に十分な意見交換ができることを相互に確認し、議事に入りました。
◆会議内容・議題
議事に入る前に、各自のチェックインで近況報告をしました。
1.関係団体の活動紹介タイム:今年度から会議の前半で県生協連が関わる関係団体の活動紹介を行うこととしました。今回は長野県社会福祉協議会の街づくりボランティアセンターの山崎博之氏と鈴木啓太氏よりご紹介いただきました。
※県社協の山崎博之氏の組織活動紹介のアーカイブ:https://youtu.be/g4Ni2pFQMwE
〇社会福祉協議会基本要項2025の解説され、地域力の低下と人口減少の中で、住民主体と地域の関係者との協働を明記しています。協同組合や生協との協働も重視しています。
〇長野県の食糧支援事業のあゆみの説明されました。県内の「マイサポ」と連携し、貧困世帯への食糧の無償個別配送を実施しています。個別面接によるアセスメントを元に4回まで無料配送をおこない、県内のフードバンク信州やほっとライン信州とも連携して、実施しています。長野県フードサポートセンターを県、長野市社会事業協会他とともに立ち上げました。また、長野県フードバンク活動団体連絡会(事務局:次世代サポート課)とともにフードパントリー「むすびや」を設立しました。
〇「むすびや」を中心とした長野県内での食糧支援の今後に向けて。
・食糧支援ニーズの増加、寄付食糧の減、生活困窮者向けの個別配送支援(支援食糧の購入がスムーズにいかな
い)、県域での企業との連携強化、市町村域、ブロック域でのフードバンク機能の充実と支援
・社協の令和7年度(2025年)の取り組み。「家電バンクの新設(親を頼れない新社会人のために)」、「ペットフ
ード支援事業の開始(飼い主のニーズを受け止めるために)」、「ブロックごとのフードバンクの仕組みづくり(上
伊那ブロック、東信ブロック)」など
〇2024年度の長野県地域福祉コーディネーター総合研修の報告
〇社会的養護自立支援拠点事業⇒児童養護施設等への入所措置や里親委託等が解除された若者を対象とした支援
・わかさぽBASE(家電バンク←中古家電の提供呼びかけ!・フードバンク)
※長野県社協の活動紹介を受けて、各参加者からは関係団体との相互理解の重要性や今後何か一緒にできることがありそうだから、考えていきたいなどの発言がありました。
2.前回の議事録の報告をしました。
3.2025年度の研修会・学習会・交流会企画について
〇5/26「わくわくする話し合いの場を作る」ファシリテーション講座基礎編、7/15「わくわくする話し合いの場を作る」ファシリテーション講座応用編の案内をしました。
〇7/3開催予定の上期研修会の概要について報告しました。
〇2025年度の長野県生協連の役職員研修会(県外視察)計画概要について報告し、以下の内容を確認しました。
4.2025年4月14日までの活動報告
〇4/7の第55回協同組合連絡会総会
〇4/14の危機管理防災課との懇談会・長野県社協との懇談会・長野県長寿社会開発センターとの懇談会、
〇3/21のイタリア式避難所システムをもとにした実動訓練、
〇3/10の健康チャレンジ結果報告の学習会の報告
5.会員交流~主な内容
〇パルシステム山梨長野:総代会に向けての準備。県社協の説明を聞いて、他組織を知ることの大切さを感じました。
〇長野県高齢者生協:被災地視察のサロン企画として「ボッチャ」ができないかと感じた。「ボッチャ」は誰もが参加でき、笑い合い、褒め合う企画です。県社協とのつながりの可能性を感じました、
〇上伊那医療:4/26に組合員活動交流集会(キックオフ集会)を150人規模で企画準備中。被災地視察のサロン活動で「健康チェック」企画も可能ではないかと思います。
〇こくみん共済coop長野推進本部:各地区の運営委員会の会議を開催し、2025年度に向けての準備を進めています。
6.その他、
次回会議日程、2025年5月15日(木)9:00~、ズームによるオンライン会議を確認しました。
6/20、7/18、8/7、9/17、10/17、11/14、12/19、2026年は1/22、2/20、3/19の予定
4月14日(月)長野県長寿社会開発センターの役員室(長野市)にて、県生協連とコープながの総合企画室が賛助会員となっている長野県長寿社会開発センターと懇談をおこないました。懇談会は一昨年から定例で開催しており、県内生協の取り組みや活動を報告し、お互いの組織や活動についての相互理解と今後の連携や協働についての意見交換の場として実施しています。
懇談会には長野県長寿社会開発センターからは宮村泰之常務理事、中島深雪事務局次長、齊藤むつみ主任シニア活動推進コーディネーターの3名が、コープながの総合企画室より平坂純一課長が、県生協連からは土屋信一専務と中谷隆秀事務局長、窪田明宏事務局次長の3名が参加しました。冒頭、土屋専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、中谷事務局長の進行で進めました。
県生協連からは①県生協連の紹介や「地域生協の組合員加入率」、②「信州まるごと健康チャレンジ2024」、③ながの消費者支援ネットワーク、④行政との災害協定・見守り協定・見守り事例の紹介、⑤長野県災害時支援ネットワークの活動、⑥イタリア式避難所システムの実働訓練への御礼、⑦消費者被害防止の懇談会への協力御礼、⑧生協と社協との協定の紹介などをお話しました。
県長寿社会開発センターからは、様々な場面で生協とシニアとのつながりが深いとのお話があり、コープながのの移動販売の担当者とはネットワーク会議に熱心に参加いただいていること、信州まるごと健康チャレンジはスタートの年からシニア大生に配布して参加していること、ふっころプラン推進交流会ではシニア大卒業生の活動(ゆる会、音楽カフェなど)が交流会を通じて他の地域にも広がっていること、消費者被害防止の懇談会では諏訪学部では講座として企画していただき多くのシニア大の方に受講いただいたこと、災害支援のネットワークのイタリア式避難所システムの実動訓練では諏訪エリアのシニア大関係者のみなさんにご協力いただいたことが報告されました。
昨年の県生協連の「ファシリテーション講座」には長寿社会開発センターのコーディネーターやシニア大生も多く参加いただき、地域活動や市民活動におけるファシリテーション力の大切さも共有しました。
長寿社会開発センターでは「高齢化社会は暗いものではない、明るく楽しい社会」であることを広く県民にも発信し、元気で長生きができる社会を目指していること、地域の人と繋がって生きていく姿を目指す活動、自分たちの楽しいこと、嬉しいことを広げ、困っている人の助けになる高齢者を増やしていきたいと話されました。シニア大学では高齢者の地域との向き合い方を学び、地域での実践につなげる内容に一変しました。シニア大で学んだ高齢者が地域とつながる場づくりを含めた役割を担う各支部のコーディネーターが10の学部に配置されていることが大きな特徴になっていると説明いただきました。その点で、地域での課題と向き合い、学び行動することは、コープが取り組んでいる様々な活動と大きく重なる部分があると相互に確認しました。相互に具体的な意見交換ができ、有意義な懇談会となりました。