3月21日(金)に長野県災害時支援ネットワーク・長野県社協・避難所避難生活学会・(株)シェルターワンの4者が主催をして、日本で初めてとなる『イタリア式避難所システムをもとにした実動訓練』が、諏訪市諏訪湖イベント広場で開催され、約250人が参加しました。長野県生協連は主催者の立場で中谷事務局長が参加しました。生活クラブ生協長野からも参加がありました。20日(木)午前5時47分震度7の地震発生の想定で、伊那市から資機材一式を諏訪湖に運搬して事業者や支援者が協働で20日(木)の18時にはイタリア式避難所システムの設置を行いました。坂井学内閣府特命防災担当大臣も視察に来られ、私たちとの懇談の機会もありました。
イタリア式避難所システムの特徴としては、被災地の外から被災地に駆けつけて避難所を設置し、ボランティアが運営を行うことで、被災地に負担をかけないことがあります。もう一つは、被災者用キャビネット・食堂・セントラルキッチン(今回はキッチンカー4台で代用)、トイレ・シャワー・洗濯機等一式まとめて設置をしている点です。日常生活に少しでも近い環境で温かい食事の提供ができる避難所です。イタリアには「災害関連死」という言葉がありません。このような避難所が全国で運用されているために、災害関連死という言葉が存在しない国なのだと思われます。
21日(金)は8時30分から受付開始。県内外から多くの参加者が集合しました。参加者は関係団体を含めて全体で250人です。支援者役の参加者は9時集合。第1回全体会議でオリエンテーションを受けます。今回の実動訓練の意味と目的を共有します。今回の実動訓練は日本で初めてとなるイタリア式避難所システムの実動訓練ですから、実施することに大きな意味があります。目的としては、実施してもっと日本での災害時に役立つにはどういう改良・改善が必要か、課題点を多く見つけることが大きな目的となります。参加者は『食支援班』『福祉支援班(福祉避難所・災害ボラセン)』『子ども支援班』『在宅避難者支援班』に分かれて、参加します。
10時から第2回全体会議。支援本部設置を宣言し、全体方針を決定。全体情報共有会議を開催し、支援班ごとにこれからの行動予定を報告し合います。その他、課題や心配事も共有します。同時に別会場では約100人の被災者役としての参加者の説明会を開催します。実動訓練の趣旨と目的を共有し、4つのグループに分かれて、イタリア式避難所システムの見学会を開始します。11時から被災者支援調整会議(支援リーダー会議)を開催します。各支援班の支援活動進捗状況を報告し合います。要配慮者への食支援での特別食対応、アレルギー対応、福祉支援班からは外国籍被災者との通訳の支援、妊婦への対応など、子ども支援では幼児がテントを怖がって中に入れない、子ども支援があることの周知が必要なことなど、個々の課題についてすぐに解決できるものと、行政(県や市)・国への要請事項などを整理して、今できる支援や情報の共有を進めていきます。
今回の実動訓練の目玉は食事支援の実食です。食堂で給仕付きの昼食を全員に味わっていただくことです。合計250食をキッチンカー4台で分担し、遠距離での調理支援も含めて、2月に実施した給食訓練の成果も生かして、県立大学の稲山先生やゼミ生も参加して約30名のボランティアとともに食事の提供を成し遂げました。メニューの確認や大盛り・小盛りの対応まで野菜たっぷりで栄養バランスの取れた温かい食事とあったかいお茶に訓練参加者の誰もが一時くつろぎの時間を過ごしました。13時30分からは、2回目の支援調整会議と残課題の整理をしました。ここまでの実動訓練の中で、様々な初めてのチャレンジがあり、イタリア式避難所システムに福祉支援を協働で行う長野モデルとしての形が見えてきた気がしました。各主催者が挨拶と感想を述べあい、多くの課題が見つかったことが成果として共有され、今後も継続した訓練とブラッシュアップを確認しました。
2025年3月12日(水)9時00分よりオンラインにて会員活動担当者交流会を開催し、コープながの、こくみん共済coop、パルシステム山梨長野、高齢者生協、事務局より6名が出席しました。冒頭、事務局が開会挨拶を行い、その後、交流会の議事を進行しました。なお、議事に先立ち実行委員参加者全員が一同に会するのと同等に十分な意見交換ができることを相互に確認し、議事に入りました。
◆会議内容・議題
議事に入る前に、各自のチェックインで近況報告をしました。
1.前回の議事録の報告をしました。
2.2024年度の研修会などの開催報告及び計画について
〇1/19開催のノーベル平和賞受賞記念講演会の報告/〇1/21開催の国際協力田米発送式の報告
〇1/24開催の賀詞交歓会の報告/〇1/24開催の下期研修会の報告
〇2/20開催の長野県協同組合連絡会主催の「IYC2025持続可能な地域社会づくりについて、協同組合とともに考える交流会」の報告
〇3月21日第7回災害時の連携を考える長野フォーラムをイタリア式避難所運営の実証訓練として実施予定との報告がありました。
3.2025年度の活動計画について
〇次年度の「会員活動担当者交流会を毎月開催する」との提案があり、年間開催日程を協議しました。協議の結果5/16⇒5/15に変更し、他の開催日は提案の通り確認しました。本日欠席の会員の都合も聴きながら必要に応じて調整することとしました。(2025年度:4/18,5/15、6/20、7/18、8/7、9/19、10/17、11/14、12/19、1/22、2/20、3/19)
〇関係団体との春の定例の懇談については、日程が確定したら会員生協とも共有して会員生協と一緒に懇談を進めることとしました。
〇7/3の上期研修会について、テーマは「被爆・終戦80年」とし、県内の平和活動に焦点を当てる企画としたい旨報告がありました。今後情報を収集しながら企画を検討していくこととしました。
〇職員交流集会については、7/14か7/16か7/17で調整することとした。講師を依頼する日生協のサスティナビリティー推進部の都合も確認して日程を確定していくこととしました。
〇毎年理事会の県外視察を計画していたが、今年度は能登半島地震の被災地視察として3回程度企画をする予定との報告がありました。
4.会員交流~主な内容
〇コープながの:食の安全セミナーが好評でした。JA全農長野の提案で山本麗子氏の料理教室を開催しました。
〇パルシステム山梨長野:総代会に向けての準備が中心でした。
〇長野県高齢者生協:総代会に向けて準備中です。労働者協同組合法活用促進協議会の活動、NPOかがやきを労働者協同組合に移行するかどうかを協議検討中です。
〇こくみん共済coop長野推進本部:社会貢献活動としては、被災地応援プロジェクトを実施。見積もり1件につき100円を積み立てて、被災地での支援団体に寄付をしています。また7歳の交通安全PJでも同様な仕組みで横断旗を小学校に寄付しています。
5.その他、
次回会議日程、2025年4月18日(金)9:00~、ズームによるオンライン会議を確認しました。
2024年11月12日(火)16時00分より、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議システムにて、長野県協同組合連絡会第4回幹事会が9団体11名の参加で開催されました。定刻になり、中谷幹事が開会宣言の後、議長を務め議事を進行しました。
古谷真輝斗事務局が報告を行い確認しました。
中谷隆秀事務局より、長野県協同組合フェスティバルのまとめの報告を行い、内容を確認しました。
ワーカーズコープながのの鈴木友子代表理事より、「長野県労協活用促進協議会」の経過報告と市民向け、市町村行政向けの説明会企画について資料にそって紹介がありました。
古谷真輝斗事務局より2025国際協同組合年ロゴと全国実行委員会制作の資材について説明があり、確認しました。
古谷真輝斗事務局より資料に沿って報告を行い、内容を確認しました。
古谷真輝斗事務局より提案があり、内容を確認しました。
◆会議内容~協議事項
1.IYC2025長野県実行委員会における賛同団体のご案内について
古谷真輝斗事務局より、賛同の依頼文と依頼先について説明・提案があり、協議を行いました。依頼文書では目的を明確にし、協賛内容をわかり易くすることとしました。また、依頼先には県行政も含めることを確認しました。
2.「持続可能な地域社会づくりについて、協同組合とともに考える交流会(仮称)」について
古谷真輝斗事務局より、事務局案を説明・提案し協議を行いました。半日企画とし、連絡会会長の日程を優先して実施日を今後調整することとした。企画名も提案の通り確認しました。
3.令和7年度の役員について、森連会長にお願いすることと、IYC2025長野県実行委員会実行委員長もお願いす
ることとしました。令和7年度総会日程を森連会長の予定とJA長野中央会会長の予定を調整して検討することとしました。
◆その他
(1)次回幹事会について
12月~2月頃で、事務局に調整を行い案内をすることとしました。
2025年3月11日(火)13時30分から県生協連事務所及びWeb会議システムにより、第7回理事会が開催され、会長・副会長を含め理事10名、監事2名が本理事会に出席しました。以下の議題が承認、確認されました。なお、議事に先立ち実行委員参加者全員が一同に会するのと同等に十分な意見交換ができることを相互に確認し、議事に入りました。
13時30分、土屋信一専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が開会のあいさつをしました。その後、理事会規則第7条に基づき議長に大好博已副会長が選任され、議事を進行しました。14時15分にすべての議事を終了し閉会しました。
≪議決事項≫
土屋信一専務理事が長野県生協連2025年度暫定予算(案)の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が2025-2026年度中央地連運営委員推薦の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が2025年度日本生協連総会代議員の選任の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が2025年度中央地連職域成功協議会委員の推薦の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が2025年度日本生協連中央地連組合員活動委員推薦の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が県生協連旧事務所の売却の件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事が2025年度県生協連役員報酬委員の選任に関する件について提案をし、協議をしました。協議の結果、提案の通り承認しました。
≪協議事項≫
土屋信一専務理事が県生協連2024年度まとめ(2次案)ついて提案をし、協議をしました。協議の結果、継続して協議していくことを確認しました。
土屋信一専務理事が県生協連2025年度方針(2次)について提案をし、協議をしました。協議の結果、継続して協議していくことを確認しました。
土屋信一専務理事が2025年度長野県生協連予算(1次)について提案をし、協議をしました。協議の結果、継続して協議していく事を確認しました。
土屋信一専務理事が県生協連2025年度年間日程(2次)について提案をし、協議をしました。協議の結果、継続して協議していくことを確認しました。
≪報告事項≫
以下の事項を事務局が報告し、了承しました。
1.機関会議等報告
(1)第6回理事会議事録
(2)県連月次決算2月度決算と2024年度見込み
2.情報提供
<生協関係>
<行政・他団体関係>
なし
以 上
以上をもってすべての議事を終了し、議長が14時15分に閉会を宣言しました。
2025年2月26日(水)14時30分より、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議システムにて、長野県協同組合連絡会第5回幹事会が7団体11名の参加で開催されました。定刻になり、越副幹事長が開会宣言の後、土屋信一幹事長が挨拶の後議長を務め議事を進行しました。
IYC2025ニュース第7号の報告があり、確認した。
交流会の開催状況を長野県生協連ニュースで報告を行い、参加者アンケートの内容の一部を報告した。
参加者の満足度が高く、多くの参加者からこのような情報共有やワークショップの場の継続した開催を求める意見が出された。今後の幹事会(長野県実行委員会)にて、交流会で出された意見やアイディアを形にできるように協議をしていくことを確認した。
IYC2025の賛同呼びかけ文書の返送状況の報告があった。今後IYC2025ニュースや長野県内でのIYC2025の関連企画の情報発信を進めていく事を確認した。
直前に開催された第7回実行委員会の報告と合わせて、健康チャレンジ2024のまとめ文書を後日案内することを確認した。
◆会議内容~協議事項
1.4/7(月)第55回長野県協同組合連絡会 通常総会の開催について
資料に沿って、監査・総会開催のスケジュールの提案及び各幹事の役割分担の提案があり、確認した。
今後の開催に向けての手順の提案があり、各構成団体の役員執行体制等の報告書を3月24日までに提出する
ことと合わせて内容を確認をした。
今年度決算見通しと繰越金の扱い、次年度の事業計画及び事業予算案について提案があった。次回の幹事会にて確認することとした。
◆その他
(1)次回幹事会について
事務局より日程調整の案内をすることとした。