9月25日(水)14時00分から、信州大学松本キャンパスにおいて、地域生協と大学生協との交流会が開催され、17名が参加しました。内訳は、コープながのからは3名の組合員LPAさんを含めて5名、信大生協からは5名の学生委員を含めて7名、コープ共済連2名、大学生協東京ブロック2名、県生協連2名です。開会にあたり主催者を代表して県生協連の土屋信一専務理事と信州大学生協の田島伸専務理事のあいさつがありました。
前半の部(30分)では、事務局より本日の交流会は「地域生協と大学生協の連携・協働の活動をより充実したものにするための相互理解と交流」を目的に開催した旨の説明があり、参加者同士の自己紹介の後、資料に沿って、コープながのからの報告がありました。そして、全員で昨年度の卒業生向けのオンラインセミナーを全員で視聴しました。
後半の部(90分)は、2つのグループに分かれて、ワークショップ形式で交流と意見交換を行いました。
ワーク1の自己紹介は最初に行ったので、ワーク2からスタートです。
ワーク2では、オンラインセミナーの感想交流を行いました。とてもわかり易いけれど、時間が短い分早口になったり、内容を絞りすぎている、もっとiDeCoやNISAなどの話も聞きたいなどの声が出されていました。
ワーク3では、もっとこんな内容にしたら良い、もっと参加者を増やすにはどうしたら良いか?などをみんなで考えました。卒業生向けのセミナーは、「各学部によって2月頃の過ごし方が違うよね」、「理工系の学部生は卒論の仕上げの時期で、研究室に籠っている学生も多いから、広報の方法としては、チラシ配布やメール配信だけではなく、各研究室に案内チラシを配布できると良いよね」、「こういう事を卒業前に知ることは大切」などの意見も出されていました。また、在校生向けのセミナーとしては、アルバイトの時給や給与についても知りたい、クレジットカードやリボ払いなどにも関心があると思うなど、様々な学生の視点での意見やアイディアが沢山出されました。LPAさんからは、若い世代の学生さんたちの声に、刺激を受けながら、もっと良いセミナーにするために、積極的に質問をしながら、活発な意見交換となりました。 参加者の感想としては、学生委員からは「とても勉強になりました」「社会人になる前に、知っておきたいお金の話を聞くことができて嬉しかった」「昨年のセミナーについて、告知されていたことを知らなかったので、今年はぜひ参加したいと思った」「来年から社会人になるので、税金のこととか分かってよかった」などが出されました。また生協職員からは「生協が提供した情報と学生が求めている情報の差異や課題について考えられてよかった」「セミナー開催に向けて、もっと学生さんとの交流の機会を増やしてほしい」「学生さんの関心、問題意識も高く、意義のある交流ができた」「昨年のセミナーよりも、良いものが作れると感じた。ぜひ参加したい!と思ってもらえるような発信をして参加者をもっと増やしたい」「3年目の参加になったが、これまでに比べて学生からの積極的な意見が聞けた。内容や広告手段について具体的な意見が出された。様々なアイディアが出されたので、これらをどう生かすか、今後の会議で検討したい。」「セミナーの動画を見て、感想をたくさんだしていただいて嬉しかった。年代や立場を超えて交流できたこと、率直な意見交換ができたことに感謝です。」「初年度からかかわってきたので、みなさんの感想やご意見をたくさんお聞きできて、ドキドキでしたらとてもありがたかったです。とっても今後の参考になりました」などの声が出されました。本当にお互いにとってとても良い機会になりました。また、今後の連携・協働の活動への多くのヒントを共有することができた交流会になりました。
2024年9月12日(月)9時30分より、コープながの本部1階E会議室(長野市)及びオンライン会議システムにより、2024年度第2回長野県生協災害対策協議会が開催されました。コープながの、生活クラブ生協長野、こくみん共済coop、長野医療生協、上伊那医療生協、セイコーエプソン生協、信州大学生協、長野県高齢者生協、パルシステム山梨の9会員生協にて構成し、当日は、4会員生協と県生協連事務局の6名が参加しました。
定刻になり、事務局が開会を宣言し、大平委員長が挨拶の後、議長となり議事を進行しました。
◆内容
(1)事務局が2024年度第1回災害対策協議会を報告し、確認しました。
(2)各会員生協の災害対応マニュアルの初動訓練及び災害対応訓練の実施状況を共有しました。
・それぞれの出席者から、災害対応マニュアル(BCP)に沿った平時の訓練実施状況を共有しました。
・避難訓練はどの生協でも実施されていることを確認しました。
・大規模災害の対応訓練については、実施している生協と未実施の生協がありました。
・職員の安否確認システムの訓練や安否確認システムの運用上の課題などが出されました。
(全員登録、メールアドレスの更新、訓練実施時の未返信職員などの課題)
(3)図上訓練
テーマ :被災者の命を守る支援のあり方とは~能登半島地震での事例を踏まえて~
訓練目的:能登半島地震の事例をもとに、被災者支援のあり方について検討を行うことで、長野県生協連
としての対応・受援体制の強化を図る
<想定>前日、9/11に糸魚川-静岡構造線断層帯でM7.6の地震(震源地は諏訪市、最大震度7)が発生
し、松本地域・諏訪地域で家屋倒壊、土砂崩れ、液状化等大きな被害が生じた。
〇前半は講演:資料に沿って、講師の古越武彦氏より講演をお聞きして学習をしました。
能登半島地震において、現場での被災者支援状況や避難所の環境整備の課題などお聞きした。指定避難
所だけでは被災者収容できず、遠距離移動ができない高齢者や車が被災した被災者などは近隣の地域の自
主避難所での長期の避難生活を余儀なくされている現状。劣悪な避難生活で災害で生き延びた人も災害関
連死のリスクが非常に高いなど共有しました。
〇後半はワークショップ(全員でカード書きをして張り出しながら共有しました)
「災害用簡易トイレ」「キッチンカーに炊出しの依頼」「被害に遭われた方への訪問活動(共済)」「組合員
の安否確認」「アスザックフーズにフリーズドライ食材の提供を依頼」「虹の会の企業に食材提供、炊出
しを依頼」「災害時規制除外車両の提供ができる(10台)」「住宅生協を通じた住居支援」「県の災害物資
輸送」「組合員へのボランティアへの参加呼びかけ」「支援物資を集める」「会員生協への支援の協力を呼
び掛ける」「食料など支援物資の提供を行う」「行政との協定に基づき支援活動」「県生協連からの要請に
より物資の手配」
受援と連携の支援活動を推進するリーダーを決めて、司令塔の体験をしました。
被災者視点で考えた時に
・食の支援による安心感
・健康支援による安心感
・生活再建の見通しによる安心感
上記の3つの安心感をワンストップで提供できる避難生活場所の提供があると良いのではないか?
長野県生協連として今後、会員生協や他団体との連携での支援活動を考える練習として、今回のような図上訓練を継続して実施して、平時の備えを強化していくことが重要であることを確認しました。
5.その他、次回第3回の災害対策協議会は2025年3月7日13時30分~を確認しました。 以上
2024年7月12日(金)9時00分よりオンラインにて会員活動担当者交流会を開催し、コープながの、パルシステム山梨長野、信州大学生協、高齢者生協、事務局より6名が出席しました。冒頭、事務局が開会挨拶を行い、その後、交流会の議事を進行しました。なお、議事に先立ち実行委員参加者全員が一同に会するのと同等に十分な意見交換ができることを相互に確認し、議事に入りました。
◆会議内容・議題
議事に入る前に、各自のチェックインで近況報告をしました。
1.前回の議事録の報告をしました。
2.2024年度の研修会などの開催計画について
〇2024年度の学習会・研修会の開催報告及び開催計画の報告を行い意見交換を行しました。
・7月3日の全国ミーティングでのふっころプラン推進交流会、7月4日の上期研修会、7月9日の監事・理事研修会、7月16日の職員交流集会、7月26日の健康チャレンジキックオフ学習会、7月30日のファシリテーション講座、8月22日の理事長・専務理事懇談会について報告を行いました。また各研修会の参加者アンケートの結果も共有しました。
・この今後の開催予定の企画としては、9月25日の地域生協と大学生協との懇談会、10月6日の長野県協同組合フェスティバル2024、県消団連主催の消費者行政懇談会(県内9会場)、県生協連役員研修会兼介護福祉部会県外視察、11月19日開催のボランティアコーディネーション力3級検定、緊急時の子ども支援体制構築プログラム、などの情報提供がありました。
3.会員交流~主な内容
〇コープながの:秋の総代懇談会を実施、昨年の倍の人数の参加がありました。コロナ後参加が増えてきています。牛乳に酢を入れて飲む体験企画を同時開催。
〇長野県看護大生協:信州大学生協の農学部店舗の見学を実施。今後共済月間の店舗企画でベジチェックを実施予定。また、自転車無料点検企画なども計画しています。
〇高齢者生協:配食サービス事業の経営改善の課題があり、悩んでいます。同業他社との価格競争と員外利用のハードルが厳しい。活動の中心を担う組合員の高齢化もあり、世代交代を意識して考えている。10月~11月は組織強化月間に取り組む。魅力ある組織作り、高齢者の経験や資格を地域で活かせる活動を進めたい。
〇パルシステム山梨長野:今年度は8/12日と8/13日を一斉休暇としました。働き方改革などを意識してパルシステム連合会統一での取り組みでしました。コープながのと同様に総代会議や各種企画への参加者が増えており、先日の企画では定数の3倍のお申し込みがありました。
・大学生が地域活動への参加意欲がある。その橋渡しができないか?
・10月6日の長野県協同組合フェスティバル、9月25日の地域生協と大学生協との懇談会を紹介しました。
4.その他、次回会議日程、11月12日(火)9:00~、ズームによるオンライン会議を確認しました。
2024年9月2日(月)14時00分より、オンライン企画にて、2024年度第4回学生総合共済PJが開催され、コープながの、信州大学生協、県生協連に加え、オブザーバーとして、コープ共済連、大学生協東京ブロックから合計9名が参加しました。冒頭、会議の参加者が一堂に会すのと同等に十分な意見交換ができるかを相互に確認しました。県生協連の中谷事務局長が進行役となり会議を進行し15時30分に終了しました。
◆会議内容
〇事務局が第3回会議の報告を行い確認しました。コープながのの上原センター長が7月26日信大松本キャンパスで実施した広報活動について報告を行い全員で確認しました。感想としては、今年初めて信大の3キャンパスでの広報活動ができたことが大きな成果である。学生への声かけを初めて実施し、少しでも自分自身が加入している共済や補償内容に意識を向けてもらうきっかけになりました。
〇11月の在校生向けセミナーについて協議検討しました。
・2024年11月27日(水)18時00分~18時45分で実施することとしました。
・内容は、卒業生向けの3つのコンテンツを基本として、新社会人コースの紹介も含めて、在校生向けとします。
・学習の場と位置付けて、一方通行のセミナーとなるが、希望者には放課後タイムの設定など検します。
〇2月の卒業生向けセミナーについて協議検討しました。
・2025年2月20日(木)とすることとしました。
・基本の内容と運営については今年の2月のセミナーのスタイルを踏襲する。
・今後9/25の地域生協と大学生協との懇談会でも協議相談しながら、進行係やファシリテーターなどを検討する。
〇9月25日(水)14時~16時の「地域生協と大学生協の交流会」について
・学習の場と位置づけで、卒業生向けセミナーを当日全員で視聴する。
・今年度の企画について、内容と進行について、広報についてなど協議する。
・相互理解を深める交流の場としても大切にする。
〇10月実施予定のキャンパス内広報活動について
・候補日:10/28、29、30または、11/6,7,8の中から、信大松本キャンパス、信大上田キャンパス、信大伊那キャンパスでの実施を計画する。日程の確定は、信大生協の上田専務補佐が現場の店長とも相談して9/6日までに確定をして、連絡をすることとしました。
3.コープ共済連からの情報提供
大本氏より、コープながのと信州大学生協のキャンパス内広報などの活動は、全国の生協からも注目をされており、非常に先進的な活動となっていると評価いただいた。また、コープえひめLPAの会の作成された在校生向けのセミナー資料の紹介があった。学生委員と懇談をし、学生委員の声を聞きながら、15分動画を2本とすることとしたことなど紹介がありました。また、新社会人コース事前申し込みについて、資料に沿って説明がありました。
4.次回日程など
10月17日(木)14時~オンライン会議とします。
会議内容:9月の地域生協と大学生協との交流会の報告
10月のキャンパス内広報活動について
11月の在校生向けセミナー企画、2月の卒業生向けセミナー企画など
以上
2024年8月22日(木)13時30分からシャトレーゼホテル長野4階光の間(長野市)にて、第3回理事会が開催され、会長・副会長を含め理事7名、監事2名が本理事会に出席しました。以下の議題が承認、確認されました。13時30分、土屋信一専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が開会のあいさつをしました。その後、理事会規則第7条に基づき議長に豊田孝明副会長が選任され、議事を進行しました。14時30分にすべての議事を終了し閉会しました。
≪議決事項≫
土屋信一専務理事より、県連役員退任の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
2.理事会へのオブザーバー参加の件
土屋信一専務理事より、理事会へのオブザーバー参加の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事より、教育費負担軽減・奨学金制度改善要請協力の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
4.ヒバクシャの願いをつなぐプロジェクトクラウドバンディング協力の件
土屋信一専務理事より、ヒバクシャの願いをつなぐプロジェクトクラウドがんディング協力の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
土屋信一専務理事より、秋の食と歯っぴーフォーラム2024後援の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
≪協議事項≫
≪報告事項≫
以下の事項を事務局が報告し、了承しました。
1.機関会議等報告
(1)第2回常任理事会
(2)県連月次決算6月度、7月度
2.その他報告
(1) 2024年度県生協連役員及介護福祉部会合同県外視察について
(2) 長野県生協連 役職員OB会総会開催について
<長野県協同組合連絡会関係>
(3) 長野県協同組合連絡会第1回幹事会報告
(4) 信州まるごと健康チャレンジ2024 第3、4回委員会報告
(5) 長野県協同組合フェスティバル2024 第2、3回委員会報告
<県生協連主催研修会>
(6) 上期研修会参加者アンケートのまとめ
(7) 監事・理事研修会参加者アンケートのまとめ会
(8) 職員交流集会参加者アンケートのまとめ
(9) ファシリテーション講座(応用編)参加者アンケートのまとめ
<県生協連部会等報告>
(10) 第3回・第4回会員活動担当者交流会報告
(11) 第2回介護福祉部会報告
(12) 第1回医療部会報告
(13) 第3回学生総合共済PJ会議報告
3.情報提供
<生協関係>
(1) 消費者庁・厚労省等への意見提出(日生協)
(2) 令和6年能登半島地震支援(第17報)
(3) 日生協組活ニュース
(4) 県連ニュース
<行政・他団体関係>
(5) 長野県消団連幹事会まとめ
(6) IYC関連資料
(7) フリーランス。・事業者間取引適正化等の施行に向けた周知
(8) 長野県男女共同参画会議大会情報
(9) 長野ネットNews
(10) 令和6年信州産フェアについて
以 上