長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2020年度第5回介護福祉部会が開催されました

  • 2021/04/24

2021年2月18日(木)14時00分より長野県生協連事務所及びWEB会議システムにて、第5回護福祉部会が開催され、長野医療生協、上伊那医療生協、高齢者生協、事務局の6名が参加しました。丸橋部会長が挨拶し議事を進行しました。

  • 第4回介護福祉部会報告、デイサービス管理者御頼交流会報告の確認

事務局より、第4回介護福祉部会報告、デイサービス管理者オンライン交流会の報告を確認しました。特にオンライン交流会については、集合しての交流会と違って参加しやすい。また動画での施設紹介は今後、対外的にも施設の動画パンフレットなどでの活用もできると良いとの感想も出されました。

  • 2020年度活動のまとめと2021年度計画

事務局より2020年度の活動のまとめの報告を受け、意見交換を行いました。部会のオンライン開催については、実際にやってみると意外と便利で良い、移動のための時間がかからないことは大きな負担軽減との発言がありました。

今年度開催できなかったVR認知症体験研修はメニューの内容も増えて、長野医療生協内の医局の研修でも実施されたが、とても好評だったので、2021年度の計画では実施計画も検討したいとの意見がありました。

2021年度の第1回介護福祉部会の開催日程を5月13日(木)14時から、オンライン開催とすることを確認しました。その他の2021年度活動計画については、新年度の第1回部会にて協議検討することしました。

  • 会員交流

各会員生協から資料に基づき報告が行われ交流しました。2021年4月介護報酬改定による上伊那医療生協(介護事業)の収益(増減)予測の報告も行われ、次回部会では介護報酬改定後の各会員生協の状況交流もしたいとの意見がありました。

  • 次回以降の日程の確認

第5回:5月13日(木)14時00分~15時30分 オンライン開催


2020年度長野県生協連第6回理事会議事録

  • 2021/04/24

2021年2月15日(月)10時30分から長野県生活協同組合連合会事務所(長野市)及びWEB会議システムにより第6回理事会が開催され、会長、副会長2名、理事8名、監事2名はWeb会議システムにより本理事会に出席しました。第6回理事会には合計で理事・監事13名が出席しました。

なお、議事に先立ち理事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。以下の議題が承認、確認されました。

10時30分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に関根明副会長理事が選任され、議事に入った。11時30分にすべての議事を終了し閉会した。

≪審議事項≫

  1. まとめと方針の論議日程について

関専務理事より、まとめと方針の論議日程について提案があり、協議を行いました。協議の結果提案のとおり全会一致で承認しました。

2.  2020年度のまとめ(一次案)

関専務理事より、2020年度のまとめ(一次案)について提案があり、協議を行いました。協議の結果次回常任理事会までに意見があれば事務局に連絡することとし、次回理事会で継続して協議することとしました。

3.  2021年度方針(一次案)

関専務理事より2021年度方針(一次案)について説明、提案があり協議を行いました。協議の結果、次回常任理事会までに意見があれば事務局に連絡することとし、次回理事会で継続して協議することとしました。

4.  2021年度県生協連会議日程(一次案)

関専務理事より2021年度県生協連会議日程(一次案)について提案があり協議を行いました。協議の結果、2021年度総会以降の理事会開催時間を13時30分からに統一することも含めて、提案のとおり全会一致で承認しました。

5.  総会予定議案の追加に関する件

関専務理事より、総会予定議案の追加に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり「役員補充選任の件」の議案を追加することを全会一致で承認しました。

6.  役員補充選任に伴う役員推薦委員会の設置及び委員の選任に関する件

関専務理事より、役員補充選任に伴う役員推薦委員会の設置及び委員の選任に関する件について、資料の修正を含め提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり理事会より関根明副会長と清野みどり理事を選任しました。

7.  定款変更(総会議案)の変更事項の追加に関する件

関専務理事より、手間変更(総会議案)の変更事項の追加に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり全会一致で承認しました。

≪報告事項≫

以下の事項を事務局が報告し、了承ましした。

 1. 機関会議等報告

(1)第5回理事会

 (2)第7回~9回常任理事会報告

(3)県連会員生協における管理問題に関する発信

(4)2020年度会費返納について

(5)1月度決算概況

2. その他報告

(1)第4回介護福祉部会

(2)第3回医療部会

(3)信州まるごと健康チャレンジ2020第7回実行委員会

(4)協同組合連絡会第3回幹事会

(5)国際協力田米合同発送式

(6)災害時の連携を考える長野フォーラム

(7)緊急就労支援実施状況

(8)第8回、第9回長野県消団連幹事会

(9)ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会の取り組み

(10)米国における臨海前核実験に抗議します(日本生協連)

(11)コロナ緊急食糧支援(フードバンク信州)

小林理事より、東信医療生協の経営概況と年度見通しとして、予算超過の見込みであることと、3月に臨時

総代会を開催し無料低額診療の準備を進めていることなどの報告がありました。

以上をもってすべての議事を終了し、議長が11時30分に閉会を宣言しました。


信州まるごと健康チャレンジ2020学習会開催!

  • 2021/04/24

長野県協同組合連絡会では、「信州まるごと健康チャレンジ、その意味と成果!~参加者2000人の分析結果から見えること~」と題して、学習会を2021年2月10日(水)にオンラインで開催し、約50名の視聴者がありました。

第1部では、松本大学人間健康学部スポーツ健康学科の田邉愛子准教授に、「信州まるごと健康チャレンジ2020」結果報告~3年間の比較~と題してご講演をいただきました。田邊先生には長野県協同組合連絡会が主催をして健康チャレンジの取り組みを始めた2018年から毎年監修を努めていただき、また結果報告の分析とまとめをお願いしています。参加人数の推移や内訳、男女差、効果の有無、コース別の参加者数や達成率、次年度参加希望など項目ごとに詳しくご説明いただきました。毎年の傾向ですが、男女比では72%が女性です。また70代・80代以上の参加者が増えています。9つのコース別参加者数では、これも毎年の傾向ですが、運動習慣が1位、マイチャレンジやあいうべ体操がほぼ同率の2位です。「禁煙」や「お酒は上手に」は少ないですね。65%の人が「効果があった」と回答され、特に「運動習慣」と「バランスの良い食事」に取り組んだ人に多く、「お酒は上手に」が少なかったです。

この3年間で見ると、2019年の台風災害や2020年はコロナ禍などの外的要因もありますが、参加者数が減少傾向にある中で、参加者のチャレンジ回数の分析を丁寧にお話いただき、今後の参加者増への視点も解説していただきました。初めて参加した人が次年度も参加する確率は約50%であり、3回以上参加した人は定着してくるとのお話でした。なので、2回目にも参加がつながる工夫が大事になるとのことでした。また、それらの数値を県内参加者の北信、東信、中信、南信のエリア毎に分析していただき、それぞれの参加継続の特徴も説明いただきました。

参加者の声も紹介いただき、「機会を与えてくれてありがとう。お酒なしの日を増やそうと思っていたので、良いプランができました。」、「ロングピロピロが欲しくて、子どものように毎日チェックをしながらやりました。大人でもこういう目標を持つのも楽しいものですね。」、「3回目のチャレンジで、1回目の時よりも体重オーバーもなく、心がけ次第で違ってくる事を実感しています。」、「6歳の子どもと一緒に取りくんだ。目標があると頑張って続けられると思います。いいきっかけができました。」など、参加者の大半の方が自由記入欄に前向きなコメントを記入してくださっていて、田邊先生によると「2000人を超えるこのような取り組みデータは大変貴重なもの」とのことでした。

第2部は「フレイル予防のための運動実践」として、田邉ゼミの3人と学生さんと一緒に講座が行われました。最初に田邊先生からフレイルについての説明がありました。フレイルのセルフチェックの方法も教えていただき、参加者各自が自分自身の状態をチェックできました。その後田邉ゼミの内川尚哉さん、野口魁人さん、花形駿介さんが講師になり、具体的な運動実践教室がありました。若さ溢れる3人の学生さんが講師になり、ユーモアを交えて、脳トレともコラボした運動教室は、笑いとキツさが同居した楽しい時間となりました。今回の学習会は事務局がDVDとして編集して各実行委員会団体内での学習会でも活用することとしています。


第3回災害時の連携を考える長野フォーラムが開催されました!

  • 2021/04/24

2021年1月29日(金)もんぜんぷらざ(長野市)の3階304会議室を配信スタジオにして、完全オンライン形式にて第3回災害時の連携を考える長野フォーラムが開催され、全国から300名以上の参加がありました。

長野県生協連が幹事団体として参加している長野県災害時支援ネットワーク(以下Nネット)が主催をし、令和元年ん東日本台風(台風19号)災害での支援活動やNネットの果たした役割を振り返る機会として企画されました。

冒頭、主催者挨拶の後、司会よりNネットの概要説明があり、長野県生協連の声掛けなどのきっかけも紹介され、災害発生前の関係団体の顔の見える関係づくりができていたことが、災害発生時のスムーズな災害支援活動の連携と協働につながったことなどが報告されました。

全体のコーディネーター役は全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)の明城徹也事務局長に努めていただきました。前半のリレートークでは「災害支援ネットワークとの連携の視点で活動を振り返る」視点で、連合長野・県生協連・長寿社会開発センター・JC長野ブロック・県弁護士会の5つの団体から報告がありました。どの団体からも顔の見える関係があり、Nネットが主催する「情報共有会議」で多くの支援団体の活動情報を知り、交流できたことが、スムーズな支援活動・より有効な支援活動につながっていたと報告されました。

後半のリレートークでは「災害の最前線での連携や支援活動全体を俯瞰しての視点で、Nネットの山室秀俊代表幹事・県社協の山崎博之氏・福澤信輔氏・長野県危機管理防災課の古越武彦氏・県共同募金会の塩澤宏之氏の5名の報告がありました。長野県地域防災計画の中にボランティア団体との連携が明示され、Nネットが災害前からフォーラム・ワークショップ・図上訓練などを重ねて来た結果、行政との信頼関係も生まれ、突然の災害時でもスムーズな連携や協働の中核的役割を果たしてくることができたことが分かりました。一言でいうと「あって良かったNネット」と表現され、全国的にもモデルとなる取り組みだと評価されました。

阿部守一長野県知事のビデオメッセージも紹介され、行政と民間・NPOが災害支援で連携協働していく重要な役割をネットワークが果たしたとの評価とともに、これからも官民が協働して災害支援でも力を合わせて取り組んでいきたいと励ましのメッセージをいただきました。最後に山室代表幹事から、Nネットの今後の取り組みとして災害時クラスターアプローチを進め、また市町村域でのネットワーク構築も広げていきたい。県内各地の災害支援に関わる行政や諸団体ともっともっとつながりを広げ、次の災害への備えのために連携と協働をすすめましょうと呼びかけがありました。


国際協力田支援米合同発送式が開催されました

  • 2021/02/03

2021年1月26日(火)JA長野ビル南側入り口にてJA長野中央会、食とみどり・水を守る長野県民会議、長野県生活協同組合連合会の主催によるアジア・アフリカ支援米・国際協力田米合同発送式が開催されました。

国際協力田運動は国際的な食糧支援活動で、県内のJA、生産者、小学校・幼稚園、住民ボランティア、労働団体、生協等の協力も得ながら栽培・収穫したお米を毎年1月に食糧難にあえぐアフリカのマリ共和国に贈っています。2020年で23年目を迎えた長野県内での取り組みは、「食とみどり、水を守る長野県民会議」の取り組みとして3,337.3kgの収穫、JAグループでは6JAと連合長野で28団体の参加があり、2,957.7kgの収穫となり、合計で7,295kgの支援米をマリ共和国に向けて送り出すことができました。

国際協力田運動は、お米の生産を通じて食料の多くを輸入に頼っている日本の食生活が、世界の食糧生産事情や飢餓の発生と密接に結びついている事実を考えるきっかけにもなっています。

発送式では、JA長野中央会の武重正史専務理事、食とみどり・水を守る長野県民会議の荒井武志会長より主催者挨拶がありました。

例年発送式に参加している若穂幼稚園の園児さんや協力してくれた学校からはマリ共和国へのメッセージのポスターが紹介されました。日本各地から集められた支援米をマリ共和国へ届ける役割を担うNPO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」代表の村上章子氏からのメッセージが披露され、取組に参加した皆さんのメッセージ書き込みの後、記念撮影を行い、トラックに積み込みをして支援米を送り出しました。