長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2024年賀詞交歓会を開催!

  • 2024/06/19

1月19日(金)17時00分よりホテルメトロポリタン長野(長野市)3階・浅間の間において、2024年長野県生協連賀詞交歓会が開催されました。長野県副知事、国会・県議会議員・秘書、友誼団体、報道各社、長野県虹の会(お取引先様)、会員生協の役職員を合わせ78名が和やかに交流を深め、大変有意義な賀詞交歓会となりました。

関佳之専務理事の進行で始まり、太田栄一会長理事の主催者挨拶の後、ご来賓の関昇一郎長野県副知事、埋橋茂人長野県議会副議長、武重正史長野県農業協同組合中央専務理事よりご挨拶をいただきました。続いて、副知事、国会議員、長野県労福協、長野県消団連、JA長野中央会、労働界、県社協、関係団体などの皆様による鏡開きを行い、長野県虹の会の大谷昌史会長(信越明星株式会社代表取締役社長)には乾杯のご発声をいただいて、歓談に入りました。

歓談の中では県生協連への励ましや暖かいご支援、期待の声をかけていただき交流を深めることができました。懇談の中では多くのご来賓の皆様やお取引先様、会員生協間でも大いに交流と親睦を深めることができました。また、多くの国会議員の皆様にもご参加いただくことができました。結びには、清水邦明顧問の中締めに続いて、草野永典県生協連理事が閉会挨拶を行い、盛会のうちにお開きとなりました。

【国会議員・秘書の出席者】篠原孝衆議院議員/杉尾秀哉参議院議員/羽田次郎参議院議員/務台俊介衆議院議員の北澤正喜秘書/若林健太衆議院議員の若林修秘書

【長野県議会議員の出席者】 埋橋茂人様(県議会副議長)/高島陽子様(改革信州 副代表)/毛利栄子様(日本共産党県議団 団長)


下期研修会大規模災害に備え、被災者支援を考える学習会を開催!

  • 2024/06/19

長野県生協連は2024年1月19日(金)、ホテルメトロポリタン長野において、2023年度下期役職員研修会「大規模災害に備え、被災者支援を考える学習会」を開催し、40名が参加しました。冒頭、県生協連の太田栄一会長理事より主催者挨拶があり、その後、3つの講演をお聞きして学びました。

第1部では「災害に備える全国生協のBCP」と題して、日本生協連管理本部総合マネジメント部部長の高橋玲一様にご講演いただきました。まず、災害時に生協が果たす役割として①事業継続でくらしを支える、②行政への緊急支援物資、③地域の団体と連携したくらし・地域の復興と話され、会員生協・事業連合・県生協連・日生協のそれぞれの役割がり、日生協でもそれぞれの支援活動に対応する部署の役割があると話されました。今までの大規模災害での活動を振り返り、その都度どのように行政等との災害協定が見直され、BCPが改定されてきたのかの説明がありました。現在のBCPも過去の経験により改定されてきた結果です。くらし・地域復興応援募金の実績では2011年度の募金総額は42億円。生協は組合員一人一人の思いをカタチにかえて、被災地を応援することができる組織です。災害支援活動を通して行政との信頼関係が大きく進んだ事例として熊本地震の事例も紹介されました。この間全国BCPは想定災害規模と支援内容をより現実的なものとなるよう、また、実際に活用しやすく簡潔に改定されてきました。

続いて、「生協の概要及び災害支援について」と題して、日本生協連組織推進本部社会・地域活動推進部の蔦直宏様にご講演いただきました。ご講演では事業継続による被災地支援以外の被災者支援活動の事例を具体的にご紹介いただき、情報共有会議への参加や地域での炊き出し、サロン活動、地域おこしのイベント参加など組合員を交えての様々な活動が行われ、それぞれの活動により被災地での生協への信頼が増し、結果的には後の大きな事業結集にもつながっている事例が多いと話されました。生協が被災者支援をする意味を分かりやすくお話いただきました。

第2部では「これまでとこれからの災害支援、被災者支援活動と生活協同組合への期待」と題して、一般社団法人ピースボート災害支援センター理事・事務局長の上島安裕様にご講演をいただきました。冒頭にピースボート災害支援センターが大事にしている考え方として「人こそが人を支援できる」ということ。「人の力を信じる」という考え方で、この13年間で共に活動したボランティアは延べ11万人以上、毎年6~7カ所の被災地で活動をしてきた。災害時には、避難所支援、被災家屋支援、災害VC運営サポート、サロン・コミュニティー形成、写真洗浄、子ども支援など被災者に寄り添った多種多様な支援活動を実施されています。また、平時には防災・減災への講演や研修と災害に備えた地域ネットワーク構築の活動などを実施されています。その後、これまでの様々な地域での災害支援活動を紹介されパルシステムやグリーンコープ生協とも多くの被災地で連携した支援活動をしているとご紹介されました。近年の災害支援では三者連携(「行政」「社協」「民間・NPO」の連携)が必要であり、日頃からのつながりが重要であること。また、現状認識としての課題として①機構変更による災害の激甚化、②もとからある地域課題、③災害時に繰り返される課題、④民間支援組織の乏しさを上げられ、それぞれ具体的にご説明いただきました。特に③の課題では「災害関連死」「要配慮者」「避難所環境」「食事やトイレ環境」などは30年前と変わらない現状に危機感があるとのお話でした。コロナ禍でボランティアは47%減少している、災害の頻発でマスコミの現状報道が減少している、なども心配されます。大事なのは平時の活動とつながり、フェーズフリーな活動をどう工夫して広げていくかなど、これからの活動に対して多くの示唆に富むお話となりました。

今回の下期研修会は3人の講師の方々には会場にてご講演をいただく予定でしたが、令和6年能登半島地震の被災者支援の活動の真っただ中ということもあり、それぞれの支援活動の現場からオンラインにてご講演いただきました。またご講演内容のアーカイブ動画は各会員生協に後日配信され、各会員生協内で学習会などで活用していただきます。

★youtube視聴URL。長野県生協連下期研修会: https://youtu.be/Qr087GkFfe0

(※写真上から:学習会の様子、高橋玲一氏、蔦直宏氏、上島安裕氏)


2023年度第7回会員活動担当者交流会報告

  • 2024/06/19

2024年1月18日(木)9時00分よりオンラインにて会員活動担当者交流会を開催し、コープながの、長野医療、こくみん共済coop長野推進本部、パルシステム山梨長野、信州大学生協、事務局より6名が出席しました。冒頭、事務局が開会挨拶を行い、その後、交流会の議事を進行しました。なお、議事に先立ち実行委員参加者全員が一同に会するのと同等に十分な意見交換ができることを相互に確認し、議事に入りました。

◆会議内容・議題

1.前回の議事録の報告をしました。

2.2023年度の研修会などの開催計画について

〇2023年度の会員活動担当者交流会で行ってきた活動について報告をしました。

〇これから開催される企画の案内を共有しまさいた。

・1月19日(金)13時00分~16時00分 県生協連 下期研修会

・1月25日(木)13時00分~15時00分 食品安全セミナー コープながの主催 県生協連共催

・1月26日(金)~27日(土)第6回災害時の連携を考える長野フォーラム

・2月6日(火)長野県協同組合連絡会 職員交流集会

・2月20日(火)16時~17時 大学生協と地域生協の共同企画、新社会人のためのお金のセミナー

・3月11日(月)13時30分~15時00分 信州まるごと健康チャレンジ 健康づくりと結果報告の学習会

〇開催結果の報告を行いました:長野県消費者大会(11/24)とジェンダー問題学習会(12/21)

3.会員交流~主な内容

〇こくみん共済coop:能登半島地震へ全国動員で支援に7週間、交代で職員派遣。給付呼びかけや審査支援。

〇パルシステム山梨長野:支援募金1/15スタート。共済連の見舞金訪問支援に職員派遣。2024年度には諏訪センターを稼働予定。調理室や会議室を備えた活動拠点となる。12/15のVco3級検定2名受験で合格しました。

〇コープながの:全国支援でのとセンターに2名派遣。今後も連合会調整の上、派遣予定。支援募金1/8スタート。長野稲里店でお買い物サポートカーの実験を実施。6カ月間実験展開をして、今後の検討を行います。トライ式高等学院からの要請を受け2月にSDGs講義を予定。

〇長野医療生協:民医連が現地対策本部を設置し、協力している。福島県視察を17人で実施。福島支援でかけあいの会の物資販売。売上金で福島支援。年末年始のきづな村実施に協力しました。

〇長野県看護大生協:共済強化月間の取り組み紹介。組合員アンケートを行い集計結果の紹介がありました。

●質疑応答:総代会のハイブリッド開催について、今後行政か日生協を講師に学習会実施の要望がありました。今後日生協からの発信を待って、学習会の計画を検討していくこととしました。

4.その他、次回会議日程、3月13日(水)9:00~、ズームによるオンライン会議を確認しました。


国際協力田支援米合同発送式が開催されました

  • 2024/06/19

2024年1月19日(水)JA長野ビル南側入り口にてJA長野中央会、食とみどり・水を守る長野県民会議の主催によるアジア・アフリカ支援米・国際協力田米合同発送式が開催されました。

国際協力田運動は国際的な食糧支援活動で、県内のJA、生産者、小学校・幼稚園、住民ボランティア、労働団体、生協等の協力も得ながら栽培・収穫したお米を毎年1月に食糧難にあえぐアフリカのマリ共和国に贈っています。2023年で26年目を迎えた長野県内での取り組みは、「食とみどり、水を守る長野県民会議」の取り組みとして2,791kgの収穫、JAグループでは6JAと連合長野で23団体の参加があり、2,030kgの収穫となりました。JAグループではその内1,820kgを国際協力田米として送付し、210kgは長野県に寄贈します。発送式当日には、全体合計で4,821kgの支援米をマリ共和国に向けて送り出すことができました。

国際協力田運動は、お米の生産を通じて食料の多くを輸入に頼っている日本の食生活が、世界の食糧生産事情や飢餓の発生と密接に結びついている事実を考えるきっかけにもなっています。

発送式では、JA長野中央会の新芝正秀常務理事、食とみどり・水を守る長野県民会議の中川ひろじ様より主催者挨拶がありました。また協力団体を代表として長野県生協連の関佳之専務理事が挨拶をしました。

毎年国際協力田米活動に参加している県内の小学校・保育園・幼稚園からのメッセージの紹介がありました。その後、日本各地から集められた支援米をマリ共和国へ届ける役割を担うNPO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」からのメッセージの紹介がありました。メッセージの中では、長野から届けられた支援は、サハラ砂漠を緑に変え、子ども達を『戦争をしない、させない子どもに替える事業』において、大きな働きをしていること、まだまだ国際的な支援が必要なことなどが報告されました。その後、参加者の皆さんのメッセージ書き込みの後、記念撮影を行い、トラックに積み込みをして支援米を送り出しました。

運送トラックを見送り、発送式の終了後には、取り組み団体の活動交流会が開催されました。


2023年度第2回医療部会報告

  • 2024/06/19

2024年1月12日(金)10時00分よりオンライン会議として2023年度第2回医療部会が開催されました。長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、県生協連事務局を含めて5名が出席しました。

※会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。

冒頭、部会長の藤沢薫専務理事(東信医療生協)より開会挨拶があり、藤沢部会長が議事を進行しました。

  • 活動報告

(1)2023年度第1回医療部会報告

(2)2023年度介護福祉部会報告(VR体験研修会企画について意見交換しました)

(3)信州まるごと健康チャレンジ2023報告(各生協の参加者数の状況を共有しました)

(4)その他の報告(信州ふっころプラン推進交流会、ファシリテーション講座、下期研修会の告知、健康チャレ

ンジ結果報告の学習会の告知、)

・事務局より資料に沿って報告を行い確認しました。

  • 協議事項

(1)2023年度の医療部会のまとめと次年度に向けて

① 部会の開催については、年3回開催することとしました。

日 程:第1回 2024年7月 12 日(金)10:00~ 会場:オンラインで実施

第2回 2024年10月頃、第3回 2025年1月頃、第1回医療部会にて協議する。

② 県外視察について

・介護福祉部会や理事会県外視察研修の案も共有しました。次年度の第1回部会にて協議することとしました。

・次年度の健康チャレンジの学習会講師の候補として、順天堂大学の「社会的処方箋」のお話が候補として

挙げられました。

・地域での協同組合間連携や地域活動について、上伊那医療生協の第5回健康セミナーの情報を県生協連の

関係組織にも発信することとしました。(2月24日(土)宮田村にて、小平奈緒氏の講演会)

  • 活動交流

資料にそって各生協より報告を受け、質疑交流を行いました。

コロナ対策補助金がゼロの次年度の経営計画の作成について、職員不足により事業所休止について

現在も継続しているコロナ感染対策について、長野県行政の指導検査について、職員の現金不正取得への対応と対策について、組合員の年代別構成比についてなど意見交換が行われました。

  • その他、次回会議日程など

  次回部会日程 2024年7月12日(金)10:00~ オンラインにて実施予定。