長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

理事長・専務理事懇談会を開催!

  • 2023/10/04

8月18日(金)に長野県生協連主催の2023年度理事長・専務理事懇談会がホテルメトロポリタン長野3階志賀の間(長野市)で開催され、11会員と講師、事務局を含めて22名が参加しました。

理事長・専務理事懇談会は、冒頭太田栄一会長理事の開会挨拶で始まりました。

学習講演会ではJA長野中央会の新芝正秀常務理事をお招きして、「食と農の現状と課題~世界・日本・長野県の食と農の取り組み」と題してご講演をいただきました。初めに、なぜ食糧安全保障が必要かについて、日本の「食」をとりまく5つのリスクと現状について話されました。日本の食糧自給率が38%の低水準の状態が続き、輸入食品の値上げや確保困難な状況があり、国内生産を支える肥料やエネルギー価格の高騰が生産者を苦しめている。また、人口減少の日本は市場は縮小しているが、世界では人口増加で需要は拡大しており、相対的に日本の輸入食糧の確保力は低下している。国内生産の拡大や持続可能な農業の実現ならびに食糧安全保障の強化に向け、「農業の再生産に配慮した適正な価格形成」が必要であり、日本の実態に即した仕組みが必要だが、そのためにも生産者・加工メーカー・小売業・消費者を含めたバリューチェーン全体の理解と合意が大切であるとのこと。また、国内の課題としては格差の拡大や社会的弱者や買い物弱者などが増えている状況もある。

長野県には農家戸数は89700戸以上で全国1位、専業農家戸数も55000戸ある。年々減少はしており、専業農家の平均年齢は69歳だが、長野県の生産物ではレタス・セルリー・えのき、ぶなしめじなどは全国1位、農家の8割が標高500m以上に位置し、とても優良な農地を有しているという利点もある。長野県の農業、生産者を支えて、応援して持続可能な農業生産を続けていくためにJA長野県グループも活動を続けていく、生協や消費者のみなさんの理解と応援をお願いしたいとお話されました。

その後、会員生協の報告と交流が行われました。生活協同組合コープながのの丸山辰明専務からは事業活動から幅広い取り組みまで紹介されました。長野医療生活協同組合の井出吉人専務理事からは到達点と現状の課題について報告され長野医療生協がこれから目指す方向性についての説明がありました。長野県労働金庫の西澤順一専務理事からは長野ろうきんの中期計画やSDGsと長野ろうきんの取り組み、また県生協連の会員生協との協同活動の紹介もありました。それぞれ短時間での報告でしたが、それぞれの生協の特徴がよくわかる報告で相互の理解が深まる時間となりました。 今年度は懇談会の後で、交流懇親会が4年ぶりに開催され、参加者全員から一言ずつ自己紹介をいただき、コロナ禍でなかなか交流ができなかった期間が長く続いてきましたが、対面での相互交流の大切さを実感した時間となりました。最後に関佳之専務理事の閉会の挨拶があり終了となりました。

コープながの 丸山辰明専務理事の活動報告
長野医療生協 井出吉人専務理事の活動報告
長野県労働金庫の西澤順一専務理事の活動報告

2023年度長野県生協連第2回理事会報告

  • 2023/10/04

2022年8月18日(金)13時00分からメトロポリタン長野3階飯縄の間(長野市)において、第2回理事会が開催され、会長・副会長を含め理事9名、監事2名が本理事会に出席しました。以下の議題が承認、確認されました。

13時00分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に大好博已副会長理事が選任さました。13時40分にすべての議事を終了し閉会しました。

≪議決事項≫

1.食と農メガアライアンス~安全・安心な食糧を未来へ~の後援に関する件

関専務理事より食と農メガアライアンス~安全・安心な食糧を未来へ~の後援に関する件について提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

2.地域福祉コーディネーター研修の後援に関する件

関専務理事より地域福祉コーディネーター研修の後援に関する件ついて提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

3.役員の期中退任に関する件

関専務理事より役員の期中退任に関する件について提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。

4.役員の期中退任に伴うオブザーバー参加に関する件

関専務理事より役員の期中退任に伴うオブザーバー参加に関する件について提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り中塚徹氏(JA長野中央会)が次回理事会よりオブザーバーとして出席することを承認しました。

≪協議事項≫

 1.理事研修会(県外視察)に関する件

関専務より理事(監事)研修会の実施の件について説明があり、協議を行いました。協議の結果、県生協連

の予算内執行と参加人数枠を明確にした提案にすること。また、県連役員研修を基本として、視察内容に照

らして定員内での会員からの参加を募集する旨を明記して案内することを確認しました。

 

≪報告事項≫

以下の事項を事務局が報告し、了承しました。

 1.機関会議等報告

(1)第2回常任理事会

(2)7月度決算概況

(3) 厚生労働大臣表彰

長野県より厚生労働大臣表彰推薦の依頼があり、推薦期限の関係で常任理事の確認を経て、長野県労働者共

済生協を推薦することとした旨報告がありました。

2.その他報告

 (1)上期研修会アンケートのまとめ

(2)監事(理事)研修会アンケートのまとめ

(3)職員交流集会アンケートのまとめ

(4)ファシリテーション講座応用編アンケートのまとめ

(5)研修会アーカイブのご案内

(6)県生協連ニュース

(7)新潟県生協連役員研修会受け入れ

(8)信州型被災者支援連携体制の創出(N-NET)【別冊】

3.情報提供

(1)教育費シンポジウム(中央労福協)

(2)食糧・農業・農村基本法見直しに関する意見・要望書(全国消団連)

(3)県連活動推進会議(中央地連)

(4)豪雨被災地支援活動ニュース(日生協)

以上をもってすべての議事を終了し、議長が13時40分に閉会を宣言しました。


信州産フェア「信州ランチセット」を開催!

  • 2023/08/01

信州大学や松本大学など県内9カ所の大学生協食堂にて、7月25日(火)~28日(金)に信州産フェア「信州ランチセットが実施され合計約3000人(単品で約4400点)に提供されました。

食育ランチの取り組みは平成19年からの取り組みになります。平成19年6月19日に(国が定めた6月の食育月間及び毎月19日の「食育の日」にあわせ)信州大学工学部食堂(長野市)で100食を提供したのが始まりです。

今年の食育ランチでは地元の野菜・果物のおいしさをアピールする内容にして、企画名・テーマも「信州産フェア“信州の旬の野菜を食べよう!”」として、JA全農長野、㈱信州ハム、信州大学生協、長野県生協連の共同企画として実施しました。この機会に地元の県内産の野菜の美味しさを知ってもらい、学生組合員の食に対する意識を高めてもらおうと考えています。メニューは白菜サラダ、ズッキーニときのこのカレー、スイカの3品です。いずれのメニューも大好評で、企画メニューを食べた学生さんは「季節感と地産地消が分かりやすい」「きのこ山盛りで美味しかった」「ズッキーニやキノコがたくさん入っていて良かった」「白菜をサラダで食べることが新鮮」「大満足な量でした!ロースハムが特に美味しかった」「コスパが良かった」「スイカ、甘くておいしい、みずみずしい!」「しっかりと甘くて美味しい」など大好評でした。

白菜サラダは75%が、キノコカレーは84%が、スイカは88%が、美味しいと回答。普段の食生活の中では、食べたいけどあまり食べていないのは「フルーツ」79%、「野菜」43%、「魚」41%の順で、値段が高い、調理の時間がない、一人分は料理が難しい、少量小分けの買い物が難しいなどがその理由でした。普段の食生活で自分なりに気をつけていることとしては、「野菜を食べる(ジュースを飲む含む)」「野菜とタンパク質を食べる」「学食では小鉢を必ず食べる」「定時に食べる」「野菜から食べる」などの声がありました。

みんなが秋のフェアーで食べたいものは、「ぶどう」70%、「りんご」57%、「肉」42%、「野菜」・「魚」ともに41%、「きのこ」39%でした。また、10月に開催予定です。


ファシリテーション講座(応用編)を開催しました!

  • 2023/08/01

7月27日(木)13時00分から、「ワクワクする話し合いの場をつくる」ファシリテーション講座(応用編)がJA長野県ビル12D会議室(長野市)及びオンラインにてハイブリッド形式で開催されました。日本ファシリテーション協会フェローの鈴木まり子さんを講師にお招きして、県生協連主催で6月に実施したファシリテーション講座(基礎編)の応用編です。当日は3会員生協から講師、事務局を含めて約58名が参加しました。

 大好評であった6月のファシリテーション講座(基礎編)に続く、応用編として開催しました。今回の講座は、目標(ゴール)を『ファシリテーションのスキルを深め、自分の現場でやってみる具体的なイメージができている』と確認をしてスタートしました。6月の基礎編を行い、その後、「実際にやってみてどうだったか?」を交流しました。基礎編を学んでさぁやってみよう!としても、なかなか思い通りに実践できない現実がありました。

後半には、「ファシリテーションを現場で活用しよう」というテーマで、45分間のグループワーク(以下GW)を行いました。5人一組になり、ファシリテータ―を一人決めて、話し合い実践のスタートです。前半で学んだことを全員で確認して実施しました。45分の実践後にそれぞれの議論や悩みなどを交流しました。

硬い会議になる、盛り上がらない、長くしゃべる上司をコントロールできないなどいろいろな課題があり、なかなか思い通りに実践ができない悩みが出されました。そこで、もう一度基本に戻って、その課題は、ファシリテーターの「主観による評価」ではないか、また話し合いの目的に向かっているか否かの視点で判断することなど、的確な指摘やアドバイスをいただきました。

ファシリテーションのマインドとしては主催者として【受けとめる・公平に接する・参加者を信じる】について、参加者としてできる『時間に遅れない/目的や役割を質問する/勇気をもって発言する/参加者の発言を受けとめる/参加者に質問をする/周りに目配りをする/最後に確認をするなど』を復習し確認しました。

グループワークでの話の内容も、お裾分けタイムで共有しました。その後、本日の講座を振り返り小グループでの共有を行い、全体で質疑応答を行いました。参加者それぞれが、今後実践するヒントを持ち帰ることができた講座となりました。主催者からは、9月6日にフォローアップ講座開催の案内があり、終了となりました。 3時間30分の学習会では5回のグループワークがあり、4人グループ、5人グループ、3人グループと変化もあり、椅子だけで話す場面や机を置いて話す場面など、この講座そものもがファシリテーションの実践の場になり、全員が体験できる講座になりました。

参加者からは「重い会議、話が長い、盛り上がらないなどは、すべて私の主観だと気づいた。共感する、聴く、褒める、相手に関心を持ち否定しない大事にしてみたい。ファシリテーションは組織を変える!すごいことだと思った。夫との関係まで良好になるなら・・・もっと学んでみたい(笑)。」「今年の講座は、様々な組織の方々と、多様な経験をお持ちの方と交流ができてとても新鮮です。(最後に中谷さんが言った成長の速度が速くなるという刺激を実感した。)新しい気づきや知識をたくさん得られ、とても密度の高い時間でした。・・・・」今回の応用編も参加者からの評価も高い学習会となりました。


長野県協同組合フェスティバル2023第3回実行委員会報告

  • 2023/07/29

長野県協同組合フェスティバル2023第3回実行委員会が7月21日(金)14時30分からJAビル4階会議室にてハイブリット形式にて開催され、8団体から13人が参加しました。中谷事務局(県生協連事務局長)が開会の挨拶を行い議事を進行しました。

◆協議事項

 第3回実行委員会に先立ち、13時30分よりフェスティバル会場のセントラルスクゥエアの下見を行いました。昨年のレイアウトの説明と今年度のレイアウトの案についてアドユニティーの小布施氏より説明を受けて、会場を確認しました。

  • 前回の実行委員会の報告

事務局が前回の実行委員会報告を行い確認しました。

  • 出展申し込み状況の確認

出店一覧にてもう込み状況を確認した。コープながのより「コープデリお楽しみ抽選かブース」を1ブース→2ブースへの変更の依頼があり確認しました。その他のブースの変更希望などは7/28日までに事務局に連絡することとしました。

  • 会場レイアウトの協議と確認

アドユニティーの小布施氏より今年度のレイアウト案について説明を受け、協議を行いました。協議の結果、基本的な配置について確認をしました。7/28までのブースの変更を反映して、最終的なレイアウト案を作成することとしました。最終案については、各実行委員にメールで配信して確認いただくこととしました。

  • 告知チラシの協議と作成スケジュールの確認

告知チラシの原案について協議を行い会議資料6ページの案とすることを確認しました。告知チラシ裏面の会場レイアウトについては、全体ブースの確定とレイアウトの確定を反映させることとしました。

作成スケジュールとしては、8/7までに最終原稿、8/16までに各実行委員での確認、その後印刷を行い8/25頃に完成をして、各実行委員団体に8/28頃までにお届けすることとしました。合わせて、各実行委員団体の必要枚数については事務局が今後、集約することとしました。

  • 実行委員会企画(参加者アンケート)について

昨年のアンケートの原稿を基本として、一部修正をして内容を確認しました。

水風船の配布と当日配布チラシの原稿については、次回の実行委員会で協議することとしました。

  • 構成団体のPRについて(昨年は当日配布チラシでQRコードでPR)

昨年のデータを更新する団体は事務局まで連絡をすることとしました。

https://nagano-seikyoren.org/nagano-coop-festival 先のURLで昨年のデータの確認をお願い致します。

各構成団体のPR情報の更新についての連絡は8月末までを期限とすることとしました。

  • 出展者への案内文書及び近隣駐車場の案内、会場までの案内文書について

昨年の案内文と近隣駐車場案内を基本として作成することを確認しました。

  • 今後の会議日程と内容について

次回第4回の実行委員会は8月22日(火)10時30分~11時30分で開催することとしました。

JAビルを会場に、ハイブリッド形式で開催する。その日の午後は、協同組合連絡会のアイデンティティについての学習会の予定です。

10/1フェスティバル当日、11/7第5回とします。

                   以 上