7月26日(金)に長野県協同組合連絡会主催の信州まるごと健康チャレンジ2024キックオフ学習会がオンライン企画として開催され、149名の参加がありました。
学習会は女子栄養大学栄養生理学研究室の上西一弘教授を講師にお招きし、「がんばらない減塩」のテーマで講演会を実施しました。講演はとてもわかりやすい言葉で納得のできる内容ばかりで、参加者からも明日からやってみたいことがたくさん報告されました。
最初に『あなたのお父さんの血圧が最近高くなってきました。あなたはお父さんに何をしてあげますか?』という問いから始まりました。一般的には食事を薄味にする、ラーメンのスープは飲まない、などの対策が多く聞かれますが、本当にそれで、血圧は下がりますか?他にすることはありませんか?血圧上昇の本当の原因は何かを考え、お父さんと散歩する、一緒に運動を始める、お父さんに心配をかけないなども大切で、他にもアルコールの過剰摂取、カリウムの摂取不足もあげられるそうです。高血圧治療ガイドライン2019では9つの対策が示されていて、減塩はその中の一つです。減塩に関連する食事の注意事項としては、炭水化物の取りすぎや脂質の取りすぎは体重増加につながり、血圧上昇の要因です。減塩のみにとらわれず、その人の暮らし方や生活を見て対策を考える視点が重要と説明されました。
次に食塩摂取の目標量は、WHOのガイドラインでは5g/日未満を強く推奨されています。しかし現状では日本人の食生活では10g/日ほどを摂取していると言います。急に半分にすることはできません。なので、日本で決定している目標量は、国民健康・栄養調査における摂取の中央値と5gと、中間地を目標量として定めています。日本人の塩分摂取量も年々減少しています。現在の日本の目標量は先人男性で7.5g/日で、成人女性で6.5g/日となっています。
減塩が必要な人は高齢者だけではなく、子どもや若者こそ注意が必要ということでした。実は年齢別の目標値は子どもの方が少なく、幼児から子どもでは3g~5g/日となっています。薄味になれることで一生の食につながることになります。逆に高齢者に薄味を強要すると食欲が減ることもあり、栄養不足になると余計に健康からは離れていきます。高齢者の減塩方法は工夫が必要とのことでした。
がんばらない減塩の方法としては、【味噌汁のお椀を小さくする】、【醤油の使用量を減らす】、【ラーメンスープは飲み干さない(穴あきスプーン)】、【あらしお(天然塩)利用】などをご紹介いただき、自分の暮らしに合わせて何が一つでも実施してみましょうとお話されました。イギリスでのパンの食塩を減らして成功した事例や乳和食の紹介もあり、減塩だけが血圧対策ではないこと、生活習慣を見直すこと、子どもや若い人こそ減塩を、がんばらない減塩をできることから始めましょうと締めくくられました。
参加者からは、「カリウムが必要な事、無理な減塩よりも、普段の食事の量を少し減らしてみる事、あら塩が良いことなど、とても勉強になりました」、「高血圧の家族には減塩のことばかりアドバイスしていましたが、生活習慣を見直すことがとても大切だということを知り、家族にも私自身も運動を心がけたいと思いました」、「あらしおの話:食塩相当量が75%ぐらいとの事、成分表示を確認し今後に役立てたいと思いました」、「運動すれば血圧が下がるものだと思っていました。食べすぎも注意なんですね・早速粗塩とスプレー式の醤油さし買います」、「「子供、若い人こそ減塩を!」という言葉が印象に残りました」、「乳和食について初めて知りました。やってみたいです」など、多くの感想が寄せられ、有意義な学習会となりました。
信州まるごと健康チャレンジ2024第4回実行委員会が7月25日(木)15時30分からJAビル4階4B会議室及びWEB会議システムにて開催され、13組織から18人が出席しました。定刻になり、事務局が開会を宣言し、土屋信一事務局長より挨拶後議事を進行した。
議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆会議内容・議題
前回実行委員会の議事録の確認をしました。
・事務局より、参加申込人数が160人との報告があった。主催者挨拶は県生協連の太田会長(連絡会副会長)に
依頼したことを報告しました。
・事務局より健康チャレンジのHPの更新完了の報告がありました。
・メールマガジンの今年度発行計画について事務局から提案があり、協議の結果提案の通り確認しました。
・3人~4人に分かれて参加者増のアイディアを検討し、出された意見を共有しました。
・パンフレットの配布はできるが、結果報告のハガキの回収ができていない。東信医療ではハガキは切り取って
結果報告の時期にハガキを配布して提出をしてもらう。
・こくみん共済coop長野推進本部では、投函ではなく事務所で回収してまとめて提出することで回収率を上げ
ている。
・配布で終わっている組織は、結果報告の回収のタイミングでも必ず声をかけて提出を呼び掛ける。
・健康チャレンジのHPのバナーを増やす。
・60日間のチャレンジは期間が長いので、シェアしながら協力しながら実施する。家族にも声をかけて参加を
呼び掛ける。過去の学習会の動画(松本大学の運動教室など)を活用して、サロンなどで参加を呼び掛ける。
・JAは健保協会のペップアップでのウォーキング大会を実施している。この取り組みと連動させて参加者増を
目指すなど、様々な意見が出されました。
〇次回に会議日程は8月20日(木)15時00分~、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議併用のハイブリッド形式にて開催することとしました。
以上
長野県協同組合フェスティバル2024第3回実行委員会が7月25日(金)14時00分からJAビル4階4B会議室にてハイブリット形式にて開催され、13団体から20人が参加しました。中谷事務局(県生協連事務局長)が開会を宣言し、土屋信一事務局長(県生協連専務理事)が挨拶の後、議事を進行しました。
議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆協議事項
事務局が前回の実行委員会の報告を行い、確認をしました。
事務局が資料にそって長野県協同組合フェスティバル2024の出展一覧について報告をして、全員で協議を行いました。コープながのよりフードバンク信州のブースの扱いと小谷村のブースでのクラフトビールの提供方法(瓶ビールの線を抜いて飲料目的に提供すること)について質問がありました。事務局より、フードバンク信州の件は、コープながのとして別途1ブース設置することはせず、現在の一覧表の中で実施して欲しい旨の説明がありその方向で確認しました。また、小谷村のブース企画については、会場での飲酒を目的としたお酒の販売は、今年度はご遠慮いただくルールとしていることを確認しているので、小谷村にはその旨コープながのからお伝えして検討いただくことしました。
ブース出展一覧について、全員で確認した。意見・修正は7月末までに事務局に連絡することとしました。
現地視察を含めて、会場レイアウト案の説明をして、協議をおこないました。協議の結果、ブーステントのサイズを改めて、確認を行い、事前案内と異なる場合には、各ブース出展者向けの案内文書で訂正しお詫びをすることとしました。意見・修正は7月末までに事務局に連絡することとしました。
事務局より実行委員会企画について説明があり、当日参加呼びかけチラシの配布及び水ヨーヨーの配布と、参加者アンケート(昨年同様QRコードで実施)を実施することを確認しました。
事務局より、告知チラシの提案があり、協議を行いました。協議の結果、一部「2025年国際協同組合年がやってくる」の案内の部分を事務局が修正することとし、他の部分に原稿については基本的に確認をしました。
事務局が前年の当日配布チラシの原稿を元に、今年度のチラシについての意見を求めました。各構成団体のロゴマークの活用について提案があり、原稿としてチラシへの掲載を希望する団体は、事務局にロゴマークのデータを送ることとしました。基本的なレイアウトは昨年同様にすることとしました。
(6)次回の実行委員会は8月20日(火)に13時30分からJAビル4階の4B会議室で行います。オンライン会議併用のハイブリッド形式とする。今後の日程、10/6フェスティバル当日(予定)、11/12第5回とします。
以 上
2024年7月22日(月)14時00分より、オンライン企画にて、2024年度第3回学生総合共済PJが開催され、コープながの、信州大学生協、県生協連に加え、オブザーバーとして、コープ共済連、大学生協東京ブロックから合計8名が参加しました。冒頭、会議の参加者が一堂に会すのと同等に十分な意見交換ができるかを相互に確認しました。県生協連の中谷事務局長が進行役となり会議を進行し15時30分に終了しました。
◆会議内容
〇事務局が第2回会議の報告を行い確認した。コープながのの上原センター長が7月4日教育学部で、5日に工学部で実施した広報活動について報告を行い全員で確認しました。
〇7月のキャンパス内での広報活動について協議を行い、7月26日(金)に松本キャンパスにて実施することを確認した。今後詳細については、コープながの上原氏と信大生協上田氏が相談をして進めることとしました。
〇9月25日(水)14時~16時、松本キャンパス旭会館2階、ライジングサンにて「地域生協と大学生協の交流会」を行うことを確認しました。今年のWEBセミナーを事前視聴していただき、感想交流を中心に懇談を行います。また、11月の在校生向けのセミナーや2月の卒業生向けのセミナー企画につなげられる内容とします。学習会的要素も入れられるか検討をして、交流会の案内を事務局が作成することとしました。
〇2024年度の活動概要の提案があり、以下の内容を確認しました。
1) 7月26日に松本キャンパス内での広報活動を行う。
2) 9月25日(水)、学生委員と地域生協との交流会(懇談会)を行う。
3) 10月にキャンパス内での広報活動を行う(予定)。
4) 11月後半に、在校生向けセミナーをオンライン企画として実施する。
5) 2月に卒業生向けセミナーをオンライン企画として実施する。(ファシリテーターはコープながのLPAさん)
3. コープ共済連から報告
〇コープえひめ LPAの会の30分でわかるお金シリーズの紹介がありました。
〇岩手県立大、盛岡大でのコープステーションでの生協利用の取り組みの紹介がありました。
4.次回日程など
9月2日(月)14時~オンライン会議とします。
会議内容:9月の地域生協と大学生協との交流会について
10月のキャンパス内広報活動について
11月の在校生向けセミナー企画、2月の卒業生向けセミナー企画など
以上
長野県協同組合フェスティバル2024第1回実行委員会が5月13日(月)13時30分からJAビルB1会議室にてハイブリット形式にて開催され、13団体から23人が参加しました。中谷事務局(県生協連事務局長)が開会の挨拶を行い、関事務局長(県生協連専務理事)が議事を進行しました。
議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認した。
◆協議事項
事務局が「協同組合フェスティバル」の開催目的や実行委員会立ち上げの経過及びその役割について説明提案を行い、確認をした。その後、自己紹介を行いました。
資料にそって事務局が説明を行い経過と2022年以降の開催形式について説明を行い、今年度も昨年同様の形式にて開催するとの方向性を確認しました。
事務局が「長野県協同組合フェスティバル2023まとめ」及び「2023年度第5回実行委員会報告」の資料にそって報告を行い、その内容を確認しました。
開催概要(素案)に沿って説明・提案を行い、協議をした。協議の結果、開催時間は昨年同様に10時00分~15時30分に修正しました。主催は長野県協同組合連絡会とし、予算計画については連絡会からの支出は、連絡会の予算内の支出とすることとしました。費用はブース出展料(1ブース2万円)及び実行委員団体の協賛金で賄うこととします。その他、以下の意見が出されました。
・各書類の誤字を修正します。
〇各書類の誤字を修正して、善光寺表参道秋まつりの関係団体と日程確認をした後、ブース出展の依頼文書及びフェスティバル開催概要文書を各実行委員に配信することとし、例年6月実行委員会以降の依頼文書発信だけれども、ブース申込期間に余裕を持たせるために、案内を開始することとしました。
次回の実行委員会は6月14日(金)13時30分~オンライン会議を主とハイブリッド形式とします。
今後の日程、7/25第3回、8/20第4回、10/6フェスティバル当日(予定)、11/12第5回とします。
以 上