2023年11月6日(月)14時よりオンライン会議システムにて、第2回食堂売店部会が開催され、セイコーエプソン生協、双葉生協、信州大学生協、長野県看護大生協、県生協連事務局、日本生協連より7名が出席しました。定刻になり、中谷事務局が開会の挨拶後、議事を進行しました。
〇会議内容
(1)2023年度第1回食堂・売店部会の報告を事務局が行い、確認しました。
(2)会員報告を行い以下の報告がありました。
①セイコーエプソン生協(宮田専務より)の報告では、上期実績と年度見込みの説明があり、ともに予算を超
過しているが、コロナ前に実績には届いていない。客数・供給高がもどらない前提で作業の効率化や店舗イ
ベントの実施など様々な努力を実施している。年度見込みとしては予算を大幅に超過する黒字の見通しとの
報告がありました。
②長野県看護大生協(橋本氏より)の報告では、パートのみの運営の店舗で、コープ共済の強化月間を実施し
ている。昨年はコープ共済月間の取り組み(店舗ディスプレイ等)のコンテストで優勝した。現在もコロナ
前の客数や供給には戻らず、事業連合では物流便(連合便の定期運行)が今月で停止となる。今後は発注し
た商品は個別の宅配便で届く予定。現場では地域生協の物流便の活用が検討できないかとの声も出ている。
③双葉生協(中澤専務より)の報告では、なかなかコロナ前の客数や供給には戻らず、全体の供給高も小規模
な中で限られた経費の節約では予算管理が難しい現状の報告がありました。
④千葉県生協連で配布された大学生協の卒業生向けの地域生協の案内チラシについて、地域生協での要望があ
るか?大学生協で卒業予定者DMへの封入が可能かどうかをお聞きして、検討することとしました。
(3)日生協からの報告
資料にそって報告があった。訪問活動を再開するので、訪問の連絡があった場合には協力をお願いしたい旨
説明がありました。
(4)県生協連から県連ニュースの報告と長野県消費者大会の案内と上野千鶴子氏の講演会の案内があった。
また、コープながの主催の食品安全セミナーの案内がありました。
(5)次回開催日
西原部会長と確認し2024年2月20日(火)14時~で調整しました。
10月26日(木)17時15分より長野県生協連役職員OB会総会、続いて懇親交流会がそれぞれ開催されました。事務局を含め13人が参加しました。総会では関佳之県生協連専務理事が司会を行い、米原俊夫OB会会長が議長を務め、総会議事内容を確認しました。総会の中では、OB会の活動報告や会計報告及び次年度の活動計画と役員改選についての提案があり、古田好男監事による監査報告が行われました。役員改選については、今年度より内規として役員選任時の年齢を75歳までとすることを含めて提案が行われ、すべての議案が承認されました。新役員として新会長に上田均氏、副会長に縣美智子氏と才川理恵氏が選任されました。総会終了後は、関佳之専務理事が県生協連の2023年度の主な活動の報告として県連ニュースを紹介し、長野県協同組合フェスティバル2023も善光寺表参道秋まつりとのコラボレーション企画として参加者1万人の賑やかに行われたことなどを報告しました。
懇親交流会の冒頭に、米原俊夫OB会前会長より、県生協連とOB会の発展を願ってのご挨拶があり、全員での再会に乾杯をして始まりました。太田栄一生協連会長からは県生協連を代表して挨拶が行われ、参加者お一人ずつ近況報告をいただき交流をしました。最後には古田好男監事より閉会あいさつをいただき、恒例の楽しい懇談となりました。
2023年10月25日(水)14時00分より、オンライン企画にて、2023年度第3回学生総合共済PJが開催され、コープながの、信州大学生協、長野大学生協、県生協連に加え、オブザーバーとして、コープ共済連、大学生協東京ブロックから合計8名が参加しました。冒頭、会議の参加者が一堂に会すのと同等に十分な意見交換ができるかを相互に確認しました。県生協連の中谷事務局長が進行役となり会議を進行し15時15分に終了しました。
◆会議内容
〇コープ共済連の大本氏より資料に沿って報告がありました。
・大学生協東京ブロックとコープ共済連が主催するお金のセミナー(2024年2月6日と2月22日に開催予定)
の案内と、大学生協関西北陸ブロック・コープ自然派おおさか・大阪府生協連が主催する新社会人のための
お金のセミナー(2024年1月30日と2月20日に各2回合計4回開催予定)の案内の紹介がありました。
○県生協連の中谷より中央地連が各県連に行った「大学生協と地域生協の懇談会・交流についてのアンケートの
結果」の報告がありました。
○コープながの上原センター長より資料に沿って報告がありました。
・9月21日に信州大学で開催された地域生協と大学生協の懇談会について詳しい報告がありました。
・昨年(2022年度)のセミナー資料の報告がありました。
・信州大生協(上田補佐)まだ、2023年度のセミナー開催に向けて、計画は考えていない。進め方が分からない。11月中には企画を決定して、卒業予定者向けのDMは作成する。掲載する原稿は12月10日までに必要。チラシを同封するなら、12月20日までにチラシが完成していれば、同封は可能。スケジュール的には11月20日までには企画内容の決定が必要。
・コープながの(上原センター長)2022年度の同様のスタイルが良いのではないか?ブロック企画との差別化や双方向でのコミュニケーションを確保するなら、2022年度の方法は良いと思う。開催日を1日にするか、複数日程計画するか?広報の仕方や各大学でも取り扱いも確認をお願いしたい。また、学生のみなさんにファシリテーターをやってもらえないか?確認をお願いしたい。また、LPAとの協同でファシリテーターをするなどの工夫も検討できると思う。大勢の学生組合員さんの参加ができると良いと思う。LPAさんの講義の部分は事前録画の物を視聴いただく方法が良いと思っている。ジャムボードの活用などいろいろな方法を今後一緒に検討したい。
4.次回日程など
次回の会議は、2023年11月22日(水)8時30分~10時00分でオンライン開催とすることとしました。
それまでに、コープながのの上原さんと信大生協の上田さんとで、個別にも連絡を取り合い、企画内容を決定
していけるように進めていくことを確認しました。
10月23日、24日に被災地の今を学び、宮城県での生協の取り組みを学ぶことを目的に宮城県生協連の案内により視察しました。石巻市震災遺構大川小学校の視察をしました。みやぎ生協の佐藤ひで子理事にも震災当時の状況や地域の現状をお聞きし、大川小学校では大川伝承の会の三條すみゑさんから詳しく説明をききました。多くの犠牲を出した大川小学校で何が起きたのか?沿岸から3.7kmも離れて周囲に住宅が建ち並ぶ場所にまさか津波が来るとは考えもできず、日頃の避難訓練も不十分な小学校で悲劇が起きた。ご自身もお子様を亡くされた三條さんのお話には災害の重みと残された者の震災を伝える強い思いを感じました。
A&COOP松島店の視察ではみやぎ生協店舗事業連帯推進本部の高橋佳照本部長から新店誕生の経緯や開店してからの運営の工夫や努力をお聞きしました。近隣に合ったJAと生協のお店が競い合っていたが、JAの新店建て替えのタイミングでみやぎ生協から共同運営の店舗にしないかとの提案をして実現したが、運営を軌道に乗せるまでには様々な努力があったが、現在は地域の組合員の支持も高く、黒字での安定運営ができている点や第2号店としての角田店の運営のご苦労などもお聞きして学びました。
二日目にはみやぎ生協生活文化会館WITHにて、東日本大震災学習・資料室の見学をさせていただきました。津波災害の津波の高さの表示が入口にあり、まず最初にそのつなみの高さに驚きました。資料室には地震・津波・原発事故の災害がどのように発生して、その時のみやぎ生協の活動や対応がどのように行われたのか?が多くの写真と映像で学ぶことができました。県内の多くの避難所や仮設住宅では継続してサロン活動や訪問活動が行われており、県内4ブロックにそれぞれ組合員向けのボランティアセンターを運営して、多くの組合員の参加を得て被災者に寄り添ったサロン活動が継続されてきたことをお聞きしました。古今東北の取り組みも紹介されていました。
2階の会議室に移動して宮城県の生協活動を学びました。宮城県生協連の野崎和夫専務様からは宮城県の生協の歴史と生協の概況をお聞きしました。みやぎ生協機関運営課の中塩晴彦課長からはBCPの取り組みと行政との連携協定と地域社会づくりと題してお話をお聞きしました。震災の教訓を活かしてBCPを再整理して、組織に浸透させる為の訓練を毎年実施し、訓練そのものがBCPの中核を位置付けてきたことや、災害時に必要なインフラの自前化を進めてきたことを学びました。県内11自治体との包括連携協定では、協定の意味とメリットを明確にして、お互いの強みを生かした連携を進めてきたことや、具体的な活動事例をお聞きしました。災害協定は宮城県内27自治体・団体、福島県内5自治体と締結しており、災害時にスムーズに機能しなかった経験から2013年から災害時物資協定締結自治体との懇談会を継続して開催してきたこと、その懇談会の目的や意味を学びました。最後に(株)東北協同事業開発古今東北事業部取締役開発・営業部長の丹野潤一様より、古今東北商品の開発経過と取組報告についてお聞きしました。(株)東北協同事業開発とは2015年4月6日に設立したコープ東北とみやぎ生協の子会社であり、被害日本大震災の復興支援を主な目的として設立された会社です。
青葉城址を見学してから東北大学生協では冬木理事長から生協の概要をお聞きした後、食堂で昼食を取り、その後店舗視察を行いました。二日間を通して、宮城県生協連の鳥田様、野崎専務様、みやぎ生協の皆様には大変お世話になり、充実した視察となりました。
10月22日(日)中野市の防災広場(旧中野高校)の主会場と9会場のサブ会場において「令和5年度長野県総合防災訓練」が実施され、生協からは、コープながの、生活クラブ生協長野、県生協連事務局から5名が参加しました。
長野県総合防災訓練は、災害対策基本法・長野県地域防災計画及び中野市地域防災計画に基づいて防災関係機関と地域住民が相互に連携して、各種の防災訓練を総合的に行うもので、毎年県内で実施されています。今年は中野市で秋雨前線で千曲川が増水し流域警戒ステージⅢとなったと想定して開催されました。全体で長野県生協連を含む96団体の参加で、38の訓練が行われました。
県生協連からは中野市コミュニティースポーツセンターで行われた【物資輸送拠点運営訓練】に、コープながの、生活クラブ生協長野の配送車が参加しました。今年は初めて該当市(中野市)の備蓄備品(段ボールベッド等)を避難所開設訓練などに使用して、物資輸送訓練では、その訓練に使用する防災備品の運搬から訓練が開始されました。
また、同会場の別会議室では災害多言語支援センター開設・運営訓練も同時に実施されその訓練状況を見学することもできました。