意見書平成27年8月21日平成27年8月21日
長野県生協連は8月21日に上田均会長理事の名前で安倍首相に対し安保関連法案の廃案を求める意見書を提出しました。
8月18日(火)15時00分よりJA長野県ビル11階図書資料室(長野市)において、第4回長野県協同組合フェスティバル2015実行委員会が開催され、JA長野中央会、JA長野信連、JA全農長野、JA長野厚生連、JA共済連長野、長野県生協連、労協ながの、コープながの、生活クラブ生協長野、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、県高齢者生協、㈱アド・ユニティーより24名が出席しました。 続きを読む
8月11日(火)14時00分より、コープながの篠ノ井本部B会議室(長野市)にて、第1回広報担当者会議を開催し、長野医療生協、東信医療生協、県高齢者生協、信大生協、労働金庫、住宅生協及び事務局の8人が出席しました。 続きを読む
7月21日(火)から24日(金)の4日間、長野県生協連主催、栄村振興公社とNPO法人信州アウトドアプロジェクトの協力により、長野県栄村秋山郷(のよさの里オートキャンプ場、切明温泉・村内民宿)にて、福島の子ども保養プロジェクト【コヨットinながの 長野県栄村秘境秋山郷チャレンジキャンプ!】を開催しました。 続きを読む
あれだけの災害、子どもの心に影響がないわけがない
沿岸部の子どもたちは、4年前と比べると大分落ち着きを取り戻しています。しかしそれは表面上のことで、心の問題が無くなったわけではありません。むしろ時間が経つにつれて今まで潜在化していたことが顕在化し複雑化していくため、長期的に見守っていく必要があると言われています。
宮城県子ども総合センター心のケア推進班は、震災で傷ついた子どもの心のケアに適切に対応できるよう、沿岸部の教員や保育士等支援者への支援を行っています。
次長(班長)の佐藤尚美さんは、「津波の避難訓練一つとっても学校では子どもや保護者への配慮の仕方などで葛藤が生じますが、児童精神科医や心理士が助言を行うことで先生方も安心して子どもに向き合える」と教育現場への支援の必要性について話します。
また教員は、不登校や集中力の欠如など表に出てくる問題が震災の影響によるものか、発達や生育環境などに起因するものか、判別が難しい状況にも直面します。
「子どもたちの問題行動については、多くの先生が“震災の影響かどうかは分からないが”と慎重に発言する」と佐藤さん。予断を持たずに子どもを見ようと努力する先生方の姿が浮かびます。沿岸部の教員や保育士は、そうした複雑な環境のもとで子どものサインに気付く見守りの眼を養っていかなければなりません。
いまも仮設住宅で不自由な暮らしをしている、経済的に余裕がない、家並みが消えた街を見ながらスクールバスで通学する、そんな子どもたちが被災地にはまだ大勢います。安定した生活を薬に心の回復を遂げた子どもがいる一方で、力尽きそうになっている子どももいます。ダメージが蓄積している恐れがあります。
「あれだけの災害だったのだから、影響がないわけがない」という考えを前提に、佐藤さんたち心のケア推進班は教員等支援者と考えを共有し、学校などへの訪問相談を通じて子どもの心のケアの取り組みを進めています。