2016年3月1日(火)14時00分より、長野日本無線生協 会議室(長野市)にて、第2回食堂・売店部会を開催し、セイコーエプソン生協、長野日本無線生協、信州大学生協、県生協連事務局より5名が出席しました。 続きを読む
2016年3月1日(火)10時30分よりコープながの松本センター2階C会議室(松本市)において、第10回常任理事会が開催され、常任理事4名が出席しました。上田会長理事が開会を宣言するとともに、議長に就任し議事を進行しました。 続きを読む
2016年2月2日(火)10時30分よりコープながの松本センター2階B会議室(松本市)において、第9回常任理事会が開催され、常任理事4名が出席しました。上田会長理事が開会を宣言するとともに、議長に就任し議事を進行しました。 続きを読む
2016年2月26日(金)14時00分より県生協連事務所(長野市)にて2015年度第3回医療部会が開催され、長野医療生協、上伊那医療生協、東信医療生協及び事務局の5人が参加しました。 続きを読む
第31回2016年3月4日
~ひとの復興~
福島から仙台へ、そしていま
仙台に避難して来て4年以上経つひと、最近避難してきたばかりのひと、月の半分は福島、半分は仙台で暮らすひと、夫の転勤で引越ししてきたひと。「ふくしまママの会きびたん‘S」は、避難や転勤のため福島県から仙台市に転入してきた母子の集まりです。
子育て支援団体の一般社団法人マザー・ウイングが、福島から来た母親たちの交流の場をつくろうと2012年5月から活動を始めました。
仙台に移住して2年目の女性は「放射線量については気持ちの問題だと思っていますが、夫と相談して子どものために引っ越しました。でも、避難者という意識は持っていません」と話します。また避難生活が5年に及ぶと言う女性は「長女を出産後落ち込んでいた気持ちが、『きびたん‘S』に参加するようになって“この子をちゃんと育てていこう”と前向きになれた」と出会いに感謝します。
マザー・ウイングはそんな母親たちの気持ちにずっと寄り添ってきました。「皆さんそれぞれ地域のコミュニティに溶け込んでいますが、福島から避難して来たことを進んで話すわけではありません。その点、ここに来れば避難生活のことをオープンに話せるし、一人じゃないことが分かって安心できるんだと思います」とスタッフの土田千鶴子さんは言います。
今年の3月11日で震災発生から5年になります。親戚から“もう戻ってきたら”と言われて悩んだり、自宅を再建して福島に戻る知人を見て“私はまだ何も決まっていない”と焦ったりする母親が増えるのではないかと、土田さんは心配しながら見守っています。
「きびたん‘S」に参加するお母さんは「前向きに頑張っているけれど問題が解決したわけではない。個人でできることには限りがある。支援を続けてほしい」と話していました。
福島から全国への県外避難者は43,270人(※)。これからも、福島で被災した人たちの気持ちを尊重した取り組みが必要です。
※「福島県から県外への避難状況」平成28年2月1日更新(福島県)