県内3つの大学生協の8つの食堂にて、7月20日(水)、21日(木)に食育ランチが実施され、合計900食のランチが提供されました。
食育ランチの取り組みは平成19年からの取り組みになります。平成19年6月19日に(国が定めた6月の食育月間及び毎月19日の「食育の日」にあわせ)信州大学工学部食堂(長野市)で100食を提供したのが始まりで、翌年から長野県産食材が豊かで調達しやすい7月実施に替わり提供場所が増えて、以降毎年7月の「食育の日」を中心に800食~900食の提供をしています。
食育ランチでは当初から次の3点に配慮しています。
①メニューは「信濃の国 食事バランスガイド」で例示した料理を参考にすること。
②長野県産の旬の食材をできる限り用いること。
③男子学生が一日に摂取すべき望ましいカロリーを目安に、その1/3程度(850~900kcal)のボリュームにすること。
食堂の店長さんのお話しでは、毎年楽しみにしている方もいて、人気のメニューになっています。提供日には他のメニューを調整して、食育ランチを中心に提供するようにしているそうです。また食べている学生さんの感想としては、「夏らしいメニューで食べやすくて美味しい。」、「野菜がたくさん食べられるからうれしい。」、「これだけの分量を食べて、この値段(¥400)はコストパフォーマンス大ですね。」との声が多くありました。また味の評価としては、「お肉がやわらかくて美味しい。きのこが美味しい、具だくさんのお汁が美味しい。ヨーグルトのセットがうれしい」など大変好評の声をいただきました。大学の先生からは年に1回ではなく、何回でもやって欲しいとのことでした。
この企画は、関東農政局・長野県栄養士会のご協力をいただいております。また食材のご提供では長野県虹の会(長野県内の生協とお取引のある企業の会)の農協直販㈱、信州ハム㈱、㈱みすずコーポレーション、伊那食品工場㈱、そして、JA長野県農産物PR協議会に大変お世話になっております。