長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

理事長・専務理事懇談会を開催しました

長野県地球温暖化防止活動推進員の宮澤信氏

8月19日(金)15時よりホテルメトロポリタン長野(長野市)において、会員生協理事長・専務理事懇談会を開催し、13会員生協の理事長・専務理事及び県労働金庫、県生協連役職員他、25名が出席しました。

 冒頭、上田均会長理事が主催者挨拶を行い、続いて牛澤高志専務理事が県生協連の主な上期の活動について報告を行いました。

学習講演会では「『触れる地球』と考える地球環境問題と温暖化」と題して、長野県地球温暖化防止活動推進員で気象予報士の宮澤信氏よりご講演をいただきました。『触れる地球』は、京都造形美術大学教授の竹村真一氏が考案したもので、宇宙から地球を眺めるイメージで、デジタルの各種映像が内部から投影される「デジタル地球儀」です。

学習講演会の中では、地球=宇宙船地球号の乗組員の人数・この地球上で人類や生き物が生き続けるために必要なものは何か?宇宙船地球号は持続可能か?などの投げかけと共に、太陽の恵みの大きさ、宇宙のオアシスとして永続できる仕組みを持っていることなどを話されました。特に、エネルギー問題は宇宙船地球号には存在しない、なぜなら「人類が使いたいエネルギーに比べて、太陽の恵みはあまりにも膨大」だからと説明されました。地球を1mのボールとすれば、空気層は1mmもなく、水は0.3mm位であり、地球の表面のほんのわずかな部分である。その地球上で、恩恵を受けている太陽の恵みの重要性を改めて認識して、100年後、200年後を見据えて、環境活動を続けていくことの重要性をお話しいただきました。

普段なかなか考えることができない視点での、実際の地球上での自然現象や人類の経済活動、環境変化を学ぶことができ、改めて日頃の環境を意識した一つひとつの活動の重要性を学ぶ時間となりました。

その後は、参加会員からそれぞれの生協の環境活動について交流をおこないました。懇談会了後は、懇親会を開催し、参加生協よりそれぞれ会員生協のご紹介をいただき、交流を深めました。