長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

防災学習会を開催しました!

学習会全体の様子

水島重光氏の講演

島田俊彦課長補佐兼防災係長のクロスロードゲーム

712日(火)13時よりホテルメトロポリタン長野(長野市)において、防災学習会を開催しました。8会員生協から役職員と県生協連役職員を含め32名が参加しました。

学習会では「地域で暮らすための減災学習」と「地域の防災活動活性化のために私たちにできること」をテーマに、まちかど防災『減災塾』塾長の水島重光氏と長野県危機管理防災課より、島田俊彦課長補佐兼防災係長を講師にお招きして開催いたしました。

一つめの講演では、「地域でくらすための減災学習」~いかに孤立を減らすか~と題して、水島重光氏にご講演いただきました。参加者自らの減災チェック・熊本地震の事例・過去の地震発生時にどんな状況が生まれたのか?を写真を交えて学びました。その中で、私たちが日常的に備える準備についてなど、具体的なお話はとても参考になるものでした。

二つめは県の出前講座として、「災害クロスロード・防災演習」を長野県危機管理防災課の島田俊彦課長補佐に実施いただきました。災害発生時の場面を想定して、その時の対応を考える訓練方法で、災害時に対応を自らの問題として考え、そして自分とは異なる意見・価値観の存在に気づくことを目的に行いました。5つのグループで、「新築マンションで真新しい家具固定のために耐震金具をつけるか?」、「避難所への非難の際に、家族同然の飼い犬を連れていくか?」、「大雨の中、避難勧告が出された時に、祖母や小学生の子どもと一緒に深夜の避難をするか?」など6つのケースで行いました。

その後、防災ワークショップをグループ毎に3つのテーマの中から一つを選択して行いました。①家庭での「自助」である備蓄を推進するためには?②防災マップにはどのような内容が必要か?住民にはきちんと理解されているのか?③自分たちが参加したい防災訓練とは?の3つのテーマが出され、選んだテーマに対して、課題を書き出し、グループ化して模造紙に貼り付けまとめました。

参加者からは、「参加型の学習会なので、自分自身が考えるのと同時に、他の参加者の考え方や意見を聞き、防災・減災の意識高める良い機会になりました」との声も聞かれました。