長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

長野県協同組合フェスティバル2025 第2回実行委員会報告

  • 2025/06/20

1.日 程  2025年6月16日(月)13時30分~14時30分 

2.会 場  JA長野県ビル地下B1会議室及びWEB会議(ハイブリッド形式)による

3.出 席  JA長野中央会:越則章、古谷真輝斗、JA長野信連:松村勲、JA全農長野:竹村和真、JA長野厚生連:

北村直之、JA共済連長野:中村昌貴、森連:林大河、労働金庫:平林紗瑛、ワーカーズコ

ープながの:広瀬勉、ワーカーズコープ信州:高津千代子、こくみん共済coop:奥原茂樹、コープながの:小林ゆ

かり、井口貴代、塚田修子、赤沢あゆみ、生活クラブ:朝比奈徹、パルシステム山梨長野:池谷好司、長野医療:

有賀陽一(代理出席:中澤祐一)、太田綾香、東信医療:斉藤茂彦、上伊那医療:山口とよ子、小林千里、県生協

連:大原麻瑞、土屋信一、中谷隆秀、窪田明宏、アドユニティー:小布施進一郎、長野県社協:岩崎明弘

(※下線は欠席)。合計17人参加

議事に先立ちオンライン参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。定刻になり、事務局が開会を宣言し、土屋事務局長(県生協連専務)が挨拶をして、自己紹介をしたのち議事を進行しました。

4.協議事項

(1)前回の実行委員会報告、実行委員名簿の確認

事務局より前回の実行委員会の報告を行い、確認をしました。

(2)現在の出展申し込み状況、各構成団体の検討状況の交流

各団体の出展申し込みは7月15日(火)までに提出することとし、状況を確認し事務局から報告することとしました。

コープながのより、新たに「お買い物サポートカー」の追加展示について意見があり、事務局と調整を続けることとしました。

(3)実行委員会企画について①「水風船の配布と参加呼びかけ、参加者アンケートの実施」について

事務局より今年度実行委員会企画①「水風船の配布と参加呼びかけ、参加者アンケートの実施」について提案し協議しました。協議した結果、水風船と一緒に当日のチラシ(マップ・アンケートQR付き)を配布することとしました。     

(4)実行委員企画について②「IYC2025ブース」について

  事務局より今年度実行委員会企画②「IYC2025のブース」について、IYC2025を知ってもらうタペストリーの展示と来場者参加型企画について提案し協議しました。協議の結果、タペストリーの展示に加え、IYC2025のロゴを活用した告知チラシのデザインを検討することとしました。

来場者参加型企画としては以下の案が提案されました。

* 来場者が参加できるスタンプラリーの導入により協同組合の活動を広く周知する。

* ブースへの立ち寄り時に来場者が付箋などに一言メッセージを記入し、大きな絵に貼ってもらう企画。

IYC2025ブースの企画案については引き続き検討を行い、次回実行委員会を待たずに、随時事務局までご意見・ご提案を寄せていただくよう依頼しました。また、中谷事務局長より、7月5日に開催される「見て、聞いて、体験 協同組合フェスティバル」に参加し、情報収集を行う旨の報告がありました。

(5)今年度の告知チラシの検討について

  事務局より前年の告知チラシの原稿を基に、今年度の告知チラシについての意見を求めました。当日の配布チラシのデザインは事務局が検討し、次回実行委員会で提案することとしました。

(6)今後の会議日程と内容について

 7月25日(金)とし、フェスティバル会場の現地視察を13時00分から行うこととしました(希望者のみ)。

実行委員会は14時00分からJAビル4階の4B会議室にてWEB会議(ハイブリッド形式)とします。

今後の日程、8/25第4回、10/5フェスティバル当日(予定)、11/12第5回とします。

(7)その他の検討事項

 1)フェスティバル当日の安全確保について

 ・日よけ対策等については、各団体で実施することを基本としました。


長野県生協連第74回通常総会を開催!

  • 2025/06/10

6月5日(木)14時よりホテルメトロポリタン長野(長野市)にて「長野県生協連 第74回通常総会」を開催しました。

総会は、豊田孝明副会長理事の開会の挨拶に始まり、議長には長野大学生協の小谷康也代議員が選出されました。太田栄一会長理事の主催者挨拶の後、ご来賓としてご臨席賜りました長野県県民文化部 直江 崇部長、長野県農業協同組合中央会 武重正史専務理事、長野県消費者団体連絡協議会 鵜飼照喜会長、長野県労働者福祉協議会 保科正宏常務理事、長野県労働金庫 宮沢彰常務理事、長野県農協直販株式会社 平林務社長、日本生協連中央地連 山田浩史事務局長が紹介され、直江部長、武重専務、鵜飼会長、保科常務の4名よりご挨拶を賜りました。続いて資格審査報告が行われ、代議員定数26名に対し、実出席19名、書面出席7名により総会の成立が報告され、議案審議に入りました。

土屋信一専務理事より、第1号議案から第3号議案が提案され、渡辺実監事が監査報告を行いました。各議案は以下の通りです。第1号議案「2024年度のまとめ、決算書及び剰余金処分承認の件」、第2号議案「2025年度活動方針、及び予算決定の件」、第3号議案「役員報酬決定の件」でした。第1号議案「2024年度のまとめ」につきましては、認識を共有するため、会員生協の取り組みとして、生活協同組合パルシステム山梨 長野の志村宏司代議員と東信医療生活協同組合の中村 靖専務理事よりご報告をいただきました。

採決の結果は、すべての議案が賛成多数により可決承認されました。その後、議長より総会の閉会が宣言され、大好博巳副会長より閉会のご挨拶があり無事に終了いたしました。また、総会終了後には交流懇親会が開催され、冒頭に宮沢彰常務理事と山田浩史事務局長よりご挨拶を頂戴し、続いて平林務社長による乾杯のご発声で、賑やかな交流会となりました。大好副会長理事による一丁締めがあり、最後に土屋専務理事の閉会の挨拶をもって、盛況のうちに閉会となりました。


2025年度第2回学生総合共済PJ会議 報告

  • 2025/06/10

◆日 時 2025年6月3日(水)14:00~15:18(ズームによるオンライン開催)

◆参加者 林克匡(コープながの)、田村侑輝(信州大学生協)

土屋信一・中谷隆秀・窪田明宏(事務局:県生協連)

オブザーバー参加:コープ共済連の大本隆史、大谷光一 大学生協東京ブロックの岡真太郎

※信州大学生協の田村氏を新たな参加者として紹介され、参加者もそれぞれ自己紹介を行いました。議事に先立ち、オンライン会議システムを通じて、部会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができるかを相互に確認しました。

◆会議内容

  • 前回会議の報告(4/21第1回)

〇事務局が第1回会議の報告を行い確認しました。

  • 2025年度活動計画について

〇平時のキャンパス内の広報活動について

 信州大学生協 田村氏から学生委員会が、キャンパス内での広報活動として7月上旬に自転車点検を計画していることや、交通安全をテーマに取り組みの具体化を検討しているなどの報告がされました。

〇2025年度の活動計画について

 信州大学生協の広報活動報告を受け、コープながの 林氏から、キャンパス内での自転車点検と健康チェック(ベジチェック)を組み合わせた企画の中で、大学生協と地域生協が連携してコープ共済(新社会人コース)を、学生に紹介する取り組みが提案されました。

協議した結果、多くの学生にとって自転車の安全点検と健康状態の把握は重要な機会であり、そのような場においてコープ共済の新社会人コースを紹介することは、保障への関心を高める上で効果的であると考え、今後の計画を具体化することにしました。

〇今後のすすめ方(役割分担)

・田村氏(信州大学生協):本日(6/3)の学生部会で自転車点検会の具体的な日程を確認し、結果を共有します。

・田村氏:学生委員との打合せで7月上旬の自転車点検企画にベジチェックを組み合わせることについて検討します。

・林氏(コープながの):自転車点検会に合わせて、健康チェックなどの追加企画を検討し、提案します。

・長野県生協連:PJメンバーのメールアドレスを提供します。

・長野県生協連:自転車点検会の企画詳細が決まり次第、PJメンバーに共有します。

・PJメンバー:次回(第3回)学生総合共済PJ会議で、自転車点検会と関連企画の進捗状況を共有し、必要な支援を検討します。

  • コープ共済連からの情報提供など

コープ共済連より、「岩手大学のはばたけフェア」の取り組みと、「愛媛大学生協での新入生向け【大学生活スタート講座】」の取り組みが紹介されました。

  • その他

  林氏より、大学生協がない県内の大学・短大に共済の案内ができないかPJを立ち上げて検討を始めたとの報告がありました。これを受けて大本氏より、コープ共済連では、既に全国の大学・短大に営業活動を行っており、オープンキャンパスでの案内やパンフレット設置といった実績ができてきています。長野県内でも営業活動をすすめており、今後推進していくうえで、地域生協とコープ共済連と連携してくことが必要であること確認しました。

〇第2回学生総合共済PJ会議終了後、県生協連に以下の連絡の内容で信大生協の田村氏より情報提供がされました。自転車点検会は、ベジチェック等の関連企画と同時開催する方向で進めていきたいと考えています。自転車点検会の実施候補日程は、7/8(火)、9(水)、10(木)の3日間とし、1日または2日間で実施したいと考えています。

〇長野県生協連は信大生協からの連絡内容を、コープながのの林氏に連携し、PJメンバーにも共有することとしました。

  • 次回日程

〇次回の会議は、2025年7月16日(水)14時00分~オンライン会議とします。         


2025年度第1回介護福祉部会 報告

  • 2025/06/03

◆日 時 2025年5月29日(木)14:00~15:30

◆場 所 オンライン会議システム(ZOOM)にて

◆部会構成メンバー:豊田孝明(長野医療)、山口智子(コープながの)、藤沢薫(東信医療)、

藤田将仁(上伊那医療)、内田信幸(高齢者生協)、

事務局:土屋信一、中谷隆秀、窪田明宏(長野県連) 下線欠席

◆会議内容  

  • 2025年度の部会長選任について

2024年から引き続き、長野医療生協の豊田介護事業部長が再任されました。

  • 2024年度第5回介護福祉部会の議事録の確認をしました。
  • 2025年度の活動計画について

(1)部会の開催について

本年度も年間5回の部会を開催することとしました。

第2回7/24(木)、第3回10/16(木)、第4回12/18(木)、第5回2026年2/19(木)、

開始時間は14時00分からとし、開催日程を確認しました。

(2)県外視察・研修会・交流会について

 1)県外視察について

昨年の福井県民生協の認知症介護の取り組みは参考になり、職員が学べる機会を提供したいという意見とともに、事業所の人員体制が厳しい状況から1泊2日の研修は参加者の確保が難しいとの意見がありました。実施については県内視察も視野に入れ、今後全体で検討することとしました。

 2)研修・交流会

認知症ケア、虐待防止、身体拘束、BCPなどのテーマに関心を示す意見や、他の生協との交流や情報共有の機会を求める意見がありました。その他、介護事業の利用者確保や運営の課題についても意見が出され、テーマや対象を絞った研修の必要性も協議されました。今後各会員で検討し、良い案があれば第2回の部会開催を待たず随時事務局まで情報提供するよう依頼をしました。

(4)行政との懇談機会について

  長野県との懇談会の目的と内容を明確にし、準備を進めることとしました。また、県生協連として行政機関との懇談会の実施可能性について調査し、準備をすすめることとしました。

(5)信州まるごと健康チャレンジ2025について

概要を説明して、各事業所及び職員の参加の呼びかけをしました。また、7/29キックオフ学習会の案内がありました。

(6)介護事業所データ

(2025年3月更新)の再確認を呼び掛けました。修正点があれば、事務局に連絡をすることとにしました。

  • 会員交流

各会員生協より経営報告が行われ、質疑応答及び意見交換を行いました。また、高齢者生協の内田信幸氏より、中央社会保障推進協議会の「介護保険制度の抜本改革提言」の資料提供があり内容を確認しました。

  • その他

次回の2024年度第2回介護福祉部会は7月24日(木)14時00分~15時30分、オンライン開催の予定です。


ファシリテーション講座を開催しました!

  • 2025/05/28

5月26日(月)13時00分から、県生協連主催の講座「ワクワクする話し合いの場をつくる」ファシリテーション講座(基礎編)がJA長野県ビル12階D会議室(長野市)にて、ハイブリッド形式で開催されました。当日は、日本ファシリテーション協会フェローの鈴木まり子さんを講師にお迎えし、会場には31名、オンライン65名の方にご参加いただき、講師と運営スタッフを含め総勢103名での開催となりました。ご参加いただいた皆様は、生協・社協・長寿・NPO・労協・福祉・労福協・シニア大学関係の方・住民自治協議会など様々な地域の活動に携わっていらっしゃる方々でした。

 冒頭で講師のまり子さんより、本日の講座の目的は『ファシリテーションの基本を学び、さっそく自分の現場や活動でやってみようと思う』ことであると明確にされました。また、今回はハイブリット開催であるため、会場での進行とオンラインの運営の両方を参加者全員で見聞きし参加することで、多様な形態の会議運営を学ぶことも目的であるとの説明がありました。

 講座では、「ファシリテーション」とは、話し合いの場を有意義に進めるためのスキルと心づかいであり、主役である「参加者」の話し合い、やる気、多様なつながりを促進するものであると説明がありました。さらに、ファシリテーションの効果としては、参加者の「当事者意識」が高まることが挙げられました。

これはリアルでもオンラインのどちらの場でも同様であり、話し合いの場の目的を明確にし、終了時にどのような状態を目指すかを事前にイメージし、ゴールを設定しておくことが重要であるとのことでした。

 続くグループワークでは「普段参加している会議」と「その会議で気になっていること、改善したいこと」について意見交換が行われました。講師のまり子さんは、出された一つひとつの「改善したいこと」に対して、豊富な事例を交えながら具体的なアドバイスをされ、参加者の皆様からは納得と共感の声が多く聞かれました。質疑応答の時間には、「参加者の立場で会議をファシリテーションする方法」として、「目的や役割を質問すること」「周りに気を配ること」「最後に決まったことを確認すること」などが紹介されました。また「発言が長い、発言力が強い、話が脱線する」方への対応についての質問に対しては、「私たちは主観で生きていることを理解することが重要であり、『発言が長い、強い、脱線する』と感じることは自身の主観である」という指摘がありました。さらに、話し合いの場が険悪な雰囲気に見える場合でも、話し合いの目的に向かって意見を戦わせているものであれば、それは良い話し合いの場であり、むしろ最終的にはまとまっていくものだと講師のまり子さんがおっしゃった言葉が大変印象的でした。最後に、講座の要点として「「相手を信頼し尊重すること」「主観的視点ではないか自分に問いかけること」「対立構造を作らないこと」「介入の仕方」などが挙げられ、講義と実践、質問と回答がバランス良く組み合わされた双方向の講座は、参加者の皆様から好評で、大変有意義な時間となりました。