長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

県生協連が長野県長寿社会開発センターと懇談しました!

  • 2025/05/08

4月14日(月)長野県長寿社会開発センターの役員室(長野市)にて、県生協連とコープながの総合企画室が賛助会員となっている長野県長寿社会開発センターと懇談をおこないました。懇談会は一昨年から定例で開催しており、県内生協の取り組みや活動を報告し、お互いの組織や活動についての相互理解と今後の連携や協働についての意見交換の場として実施しています。

懇談会には長野県長寿社会開発センターからは宮村泰之常務理事、中島深雪事務局次長、齊藤むつみ主任シニア活動推進コーディネーターの3名が、コープながの総合企画室より平坂純一課長が、県生協連からは土屋信一専務と中谷隆秀事務局長、窪田明宏事務局次長の3名が参加しました。冒頭、土屋専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、中谷事務局長の進行で進めました。

県生協連からは①県生協連の紹介や「地域生協の組合員加入率」、②「信州まるごと健康チャレンジ2024」、③ながの消費者支援ネットワーク、④行政との災害協定・見守り協定・見守り事例の紹介、⑤長野県災害時支援ネットワークの活動、⑥イタリア式避難所システムの実働訓練への御礼、⑦消費者被害防止の懇談会への協力御礼、⑧生協と社協との協定の紹介などをお話しました。

県長寿社会開発センターからは、様々な場面で生協とシニアとのつながりが深いとのお話があり、コープながのの移動販売の担当者とはネットワーク会議に熱心に参加いただいていること、信州まるごと健康チャレンジはスタートの年からシニア大生に配布して参加していること、ふっころプラン推進交流会ではシニア大卒業生の活動(ゆる会、音楽カフェなど)が交流会を通じて他の地域にも広がっていること、消費者被害防止の懇談会では諏訪学部では講座として企画していただき多くのシニア大の方に受講いただいたこと、災害支援のネットワークのイタリア式避難所システムの実動訓練では諏訪エリアのシニア大関係者のみなさんにご協力いただいたことが報告されました。

昨年の県生協連の「ファシリテーション講座」には長寿社会開発センターのコーディネーターやシニア大生も多く参加いただき、地域活動や市民活動におけるファシリテーション力の大切さも共有しました。

長寿社会開発センターでは「高齢化社会は暗いものではない、明るく楽しい社会」であることを広く県民にも発信し、元気で長生きができる社会を目指していること、地域の人と繋がって生きていく姿を目指す活動、自分たちの楽しいこと、嬉しいことを広げ、困っている人の助けになる高齢者を増やしていきたいと話されました。シニア大学では高齢者の地域との向き合い方を学び、地域での実践につなげる内容に一変しました。シニア大で学んだ高齢者が地域とつながる場づくりを含めた役割を担う各支部のコーディネーターが10の学部に配置されていることが大きな特徴になっていると説明いただきました。その点で、地域での課題と向き合い、学び行動することは、コープが取り組んでいる様々な活動と大きく重なる部分があると相互に確認しました。相互に具体的な意見交換ができ、有意義な懇談会となりました。