2024年10月4日(金)10時00分よりオンライン会議として2024年度第2回医療部会が開催されました。長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、県生協連事務局を含めて5名が出席しました。
※会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。
冒頭、小山奈緒部会長(上伊那医療生協専務理事)が開会挨拶を行い、その後議事を振興しました。
内 容
(1)2024年度第1回医療部会報告
(2)信州まるごと健康チャレンジの取り組み報告と各生協の状況共有。
・上伊那医療生協からは学校配布を行い、これから結果報告の回収を進める状況。
・長野医療と東信医療からは例年の取り組み状況。
(3)協同組合フェスティバル2024の準備状況報告
(4)県生協連理事会及び介護福祉部会の県外視察報告
(1)2024年度医療部会の県外視察について
・県外視察は実施する方向で検討することとしました。
・過去の経過や事例を共有して、今年度の県外視察について協議を行いました。協議の結果、小山部会長が、10月12日までに医療生協間で協議検討を行い、視察先と実施時期について県連事務局に連絡することとしました。
(2) 活動交流について
・各会員生協より、経営状況や強化月間の取り組み状況などの報告を行い共有しました。
次回部会日程 2025年2月5日(木)10:00~ オンラインにて実施予定。
10月3日(木)長野県虹の会は、信越明星株式会社の下塩尻工場(上田市)にて秋の研修会を開催し、14会員21名の参加がありました。
同会は、長野県にゆかりのあるCO・OP商品の製造流通に関わるお取引先様24社と県生協連やコープながの、信州大学生協、セイコーエプソン生協の28会員で構成されています。今回の秋の研修会は7月の定期総会時に会員企業様より要望が出され、信越明星株式会社様のご協力により実現したものです。
秋の研修は、大谷昌史会長(信越明星㈱代表取締役社長)の挨拶に続き、県生協連の太田栄一会長理事が挨拶を行いました。その後、大谷和史OEM担当課長より、会社概要を含めて、説明がありました。上田市に2拠点5工場で運営している会社では、チルド麺・冷凍麺・惣菜の製造を行い、特に近年では冷凍めん製造に注力をし、全国への販売や海外への販売を進めていること、信州そばのブランドを大切に、そばの製造に力を入れていること、会社運営や工場建設でも環境に配慮した取り組みを大切にしていることなどをお話しいただきました。
説明の後、2つのグループに分かれて2014年新設の下塩尻第一工場と2018年増設の第二工場の視察見学を行いました。その後、質疑応答を行いました。その中では、外国人労働者の採用や人手不足対策、物流問題、生産ラインの構築など様々な質問が出されました。
事務局から、10月6日(日)に長野市表参道セントラルスクゥエアで開催される「長野県協同組合フェスティバル2024」への参加や協力への御礼などがあり、有意義な研修会となりました。視察研修終了後は、会員相互の交流を深めることを目的に交流懇親会を行いました。
2024年8月20日(火)14時30分より、JA長野県ビル4階4B会議室及びオンライン会議システムにて、長野県協同組合連絡会第2回幹事会が10団体14名の参加で開催されました。定刻になり、古谷事務局が開会宣言の後、土屋信一幹事長が挨拶の後議長を務め議事を進行しました。
会議内容~報告事項
古谷真輝斗事務局より「協同組合教育についてーIYC2025大学寄付講座等拡大に向けたシンポジウム」について報告があり、全員で確認しました。なお、当日は中央地連の会議と日程が重なるため、アーカイブでの市長ができるように要望しました。
古谷真輝斗事務局より「2025国際協同組合年に関わる講演料等の取り扱いについて報告があり、全員で確認しました。JCAの小島愛美連携推進マネージャーからも補足説明がありました。
◆会議内容~協議事項
(1)2025国際協同組合年長野県実行委員会の設立・委員会名称の承認について
古谷真輝斗事務局より、2025国際協同組合年長野県実行委員会の設立・委員会名称について、経過及び説明・提案があり、協議を行いました。協議の結果提案の通り承認しました。
実施体制として、長野県協同組合連絡会の役員・幹事が2025国際協同組合年長野県実行委員会の役員・監事を兼務する体制とし、実行委員会設立期間は2025年1月から2026年3月末までとします。
名称は「2025国際協同組合年長野県実行委員会」、略称を「IYC2025長野県実行委員会」とすることとしました。
(2)活動計画案の協議について
第1回幹事会で出された意見を含めて、今後の幹事会で協議検討していくこととしました。9月中に各構成団体より意見集約を行い、事務局で活動計画案を検討し、幹事会で協議決定していくこととしました。併せて、「労働者協同組合活用促進協議会」の取り組みを応援し、協力していこととしmさいた。
◆その他
(1)次回幹事会について
9月~10月に開催する。今後事務局が日程調整を行い案内することとしました。
9月26日、27日に「福井県の生協の事業戦略や介護事業を学ぶ」ことを目的に福井県の生協視察研修を実施しました。鯖江市の社会福祉法人きらめき福祉会では、福井県民生協の広辻光生常務理事より「生涯にわたる心豊かな暮らしを支える事業~福井県民生協の“安全安心の福井づくり”~」と題して、ご講演をいただきました。人口74万人、約30万世帯の福井県で、世帯組織率57%全国屈指の組織率です。県内食品小売りシェア8.2%、食品スーパー販売シェア14.2%と、組合員からの支持率が高いことを感じました。また、介護給付費シェア4.08%は全国の生協でNO1、さらに生協全体の経常剰余率は1.3%で、介護福祉事業では3.6%とのことでした。事業ネットワーク戦略の理想的な姿は『組合員の幸せと地域社会のために「食と福祉と助け合い」の事業と活動の地域ネットワークによるシナジー効果を発揮し、健康長寿で安全・安心な福井づくりに、組合員と職員、地域との共同の力で高い志を持って挑戦し続ける。』とその意味をお聞きしました。
社会福祉法人きらめき福祉会は令和元年9月11日に登記された法人です。2019年1月に鯖江市より地域密着型サービス事業候補者として選定されたのをきっかけに社会福祉法人設立準備を始めたとのこと。社会福祉法人は社会福祉事業を目的として公益組織であるのに対して、生協法人は組合員の経済的・文化的生活向上という共益を目的として相互扶助組織です。より広い人を対象として福祉事業を行う組織が社会福祉法人であり、生協のネットワークと連携することで誰一人取り残さず、安心して暮らすことができる地域社会の構築を目指しているとのことです。きらめきの里鯖江では法人本部の武澤良邦様、施設長の後藤賢司様にご案内いただきました。地域交流スペースは視察したすべての施設に設置され、とても綺麗で地域の人との交流の場になっていました。
丹南きらめきの視察では8つの事業の説明があり、特に認知対応型通所介護事業(デイサービス)の取り組みを中心に、辻本理子施設長様、佐々木麻美マネージャー様より説明をお聞きして視察しました。ここでも認知症の利用者のやりたいことを受け止めて、サポートする職員の育成にも力を入れ、地域とのつながりでの活動の意味を学ぶことができました。
ハーツたけふ店では、太田裕樹店長様と林施設長様に、店舗の概況と子育て支援施設の説明をお聞きして、施設を視察させていただきました。買い物バス・ネットスーパーおつかいさん・移動店舗ハーツ便の説明もお聞きしました。
福井県生協連の織田良専務理事様より、福井県生協連の組織概要と活動をお聞きして、会員生協の連携事業や協同組合間連携事業を継続して取り組まれている状況をお聞きしました。また、長野県生協連の活動紹介もさせていただき、県連間の活動交流となりました。
ハーツ恐竜の視察では、米田勇店舗事業部部長様と友田明宏店長様に施設概要と店舗の説明をお聞きしました。福井駅東口から徒歩圏内での好立地に9月12日に新規オープンのお店で、店舗内には300匹以上の恐竜がいるとのことで、話題の店舗として来客の写真撮影も多いとのことでした。
最後に、岡保きらめきの視察では蓬莱谷執行役員様と岡田直子エリアマネージャー様に施設設置の経緯や活動内容をお聞きしました。地域の民生委員さんの強い要望があり、地域の活性化と安心のための交流拠点としての役割が印象に残っています。真ん中に位置するコーヒーサロンのスペースは明るくて落ち着ける地域の交流の場であることを実感しました。二日間を通して、福井県民生協の広辻常務様、蓬莱谷執行役員様、福井県生協連の織田専務様には大変お世話になり、生協事業の原点を学ぶとても充実して視察となりました。
9月25日(水)14時00分から、信州大学松本キャンパスにおいて、地域生協と大学生協との交流会が開催され、17名が参加しました。内訳は、コープながのからは3名の組合員LPAさんを含めて5名、信大生協からは5名の学生委員を含めて7名、コープ共済連2名、大学生協東京ブロック2名、県生協連2名です。開会にあたり主催者を代表して県生協連の土屋信一専務理事と信州大学生協の田島伸専務理事のあいさつがありました。
前半の部(30分)では、事務局より本日の交流会は「地域生協と大学生協の連携・協働の活動をより充実したものにするための相互理解と交流」を目的に開催した旨の説明があり、参加者同士の自己紹介の後、資料に沿って、コープながのからの報告がありました。そして、全員で昨年度の卒業生向けのオンラインセミナーを全員で視聴しました。
後半の部(90分)は、2つのグループに分かれて、ワークショップ形式で交流と意見交換を行いました。
ワーク1の自己紹介は最初に行ったので、ワーク2からスタートです。
ワーク2では、オンラインセミナーの感想交流を行いました。とてもわかり易いけれど、時間が短い分早口になったり、内容を絞りすぎている、もっとiDeCoやNISAなどの話も聞きたいなどの声が出されていました。
ワーク3では、もっとこんな内容にしたら良い、もっと参加者を増やすにはどうしたら良いか?などをみんなで考えました。卒業生向けのセミナーは、「各学部によって2月頃の過ごし方が違うよね」、「理工系の学部生は卒論の仕上げの時期で、研究室に籠っている学生も多いから、広報の方法としては、チラシ配布やメール配信だけではなく、各研究室に案内チラシを配布できると良いよね」、「こういう事を卒業前に知ることは大切」などの意見も出されていました。また、在校生向けのセミナーとしては、アルバイトの時給や給与についても知りたい、クレジットカードやリボ払いなどにも関心があると思うなど、様々な学生の視点での意見やアイディアが沢山出されました。LPAさんからは、若い世代の学生さんたちの声に、刺激を受けながら、もっと良いセミナーにするために、積極的に質問をしながら、活発な意見交換となりました。 参加者の感想としては、学生委員からは「とても勉強になりました」「社会人になる前に、知っておきたいお金の話を聞くことができて嬉しかった」「昨年のセミナーについて、告知されていたことを知らなかったので、今年はぜひ参加したいと思った」「来年から社会人になるので、税金のこととか分かってよかった」などが出されました。また生協職員からは「生協が提供した情報と学生が求めている情報の差異や課題について考えられてよかった」「セミナー開催に向けて、もっと学生さんとの交流の機会を増やしてほしい」「学生さんの関心、問題意識も高く、意義のある交流ができた」「昨年のセミナーよりも、良いものが作れると感じた。ぜひ参加したい!と思ってもらえるような発信をして参加者をもっと増やしたい」「3年目の参加になったが、これまでに比べて学生からの積極的な意見が聞けた。内容や広告手段について具体的な意見が出された。様々なアイディアが出されたので、これらをどう生かすか、今後の会議で検討したい。」「セミナーの動画を見て、感想をたくさんだしていただいて嬉しかった。年代や立場を超えて交流できたこと、率直な意見交換ができたことに感謝です。」「初年度からかかわってきたので、みなさんの感想やご意見をたくさんお聞きできて、ドキドキでしたらとてもありがたかったです。とっても今後の参考になりました」などの声が出されました。本当にお互いにとってとても良い機会になりました。また、今後の連携・協働の活動への多くのヒントを共有することができた交流会になりました。