6月18日(金)長野県社会福祉協議会の常務理事室(長野市)にて、県生協連が長野県社会福祉協議会と懇談をしました。今回の懇談会は2019年に続き2回目の懇談会で、双方の組織紹介や取り組みを交流し、この間災害支援や各種フォーラムなどで協働連携してきた活動の成果を確認し、今後の協働連携に向けた意見交換の機会として企画されました。
懇談会には長野県社会福祉協議会より竹内善彦常務理事、原佳正事務局長、吉沢光規総務企画部長、山﨑博之主任の4名が、県生協連からは関佳之専務と中谷隆秀事務局長が参加しました。冒頭、関専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、関専務の進行で進めました。
県生協連からの報告では①県生協連の紹介として「会員生協の紹介」や「地域生協の組合員加入率」、②「信州まるごと健康チャレンジ2020」、③ながの消費者支援ネットワーク、④行政との災害協定・見守り協定・見守り事例の紹介、⑤各種地域課題の取り組み事例、⑥この間の県社協との協働活動の事例への御礼などを紹介し、全国の生協の災害支援活動や各地の社協との協定締結の状況の報告をしました。
県社協からは、組織概要や令和3年度事業計画の概要説明があり、その中心となる『信州ふっころプラン』の説明がありました。県行政の計画「長野県地域福祉支援計画」に呼応する形で、民間計画として『信州ふっころプラン』(=長野県地域福祉活動計画2020~2022)があり、「ともに生きる」を発信する、「ともに創る」を実践する、「あんしん未来」を創造する、を三つの柱として活動をされています。昨年は初年度として信州ふっころフェスティバル(11月2600人)、コロナ禍での防護服プロジェクト、災害塩ではおもいで“おかえし”プロジェクト(写真洗浄)、緊急就労支援事業、総合的な権利擁護などの取り組みについて具体的に説明いただきました。
その後、懇談を行い、県社協からは福祉活動における消費者被害への対応が現場では多く遭遇する場面があり消費者問題との連携の重要性や、今後の幅広い協働や連携について期待の声をいただきました。県生協連としても災害支援や緊急就労支援での連携をしてきてはいますが、社協が取り組む幅広い地域課題での今後の連携や協働への可能性を感じることができました。
最後に、本日の懇談を機会に今後、県社協と県生協連との包括的な協定締結について協議検討を進めることを確認しました。今後必要な協議の場を持って、相互に協働していく可能性やイメージを膨らませられる話し合いを大事にして進めていく事となりました。今後の連携や協同を見据えての有意義な懇談会になりました。
6月8日(火)長野県庁西庁舎会議室(長野市)にて、県生協連が長野県危機管理部危機管理防災課と懇談をしました。危機管理防災課との懇談は毎年春に開催しています。この間、災害対応や長野県災害時支援ネットワークの活動などでも、連携や協働する機会が増えてきた中で、生活協同組合の取り組みや活動をご報告し相互理解を高めるために企画されました。
懇談会には長野県危機管理部より古越武彦火山防災幹、柏原稔危機管理係係長、馬場浩司防災係係長、篠田健太主事の4名が、県生協連からは関佳之専務と中谷隆秀事務局長が出席しました。冒頭、関専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、関専務の進行で進めました。
県生協連からの報告では①県内の生協の紹介・市町村別世帯組織率、②県生協連災害対策協議会、③県内市町村との災害協定・見守り協定・見守り事例の紹介、④日本生協連の災害支援、⑤長野県災害時支援ネットワークの報告などを行いました。
長野県危機管理防災課からは①県地域防災計画修正、②避難所TKB環境改善向上事業、③円滑なボランティア活動のための支援・協力体制の充実についてなどお話がありました。
その後の懇談の中では、県行政としては災害ボランティア団体との連携の経過や今回の台風19号災害支援での取り組みを振り返り意見交換ができました。また、生協へ期待することとしては、広く県民に発信すべき情報として先日改定された避難情報(避難指示)の広報や2021年秋に発表する信州防災アプリの周知などについての協力をして欲しいとの要望をお聞きしました。信州防災アプリは今後の県民への災害情報の発信のみならず、一人ひとりのマイタイムラインや避難行動の備え、災害への準備にも役立つ内容になるということで、リリースされたら学習会も開催可能とのお話がありました。
また、県生協連も幹事団体として参加している長野県災害時支援ネットワークとしても県行政との情報交換を密にして連携協働していくことの大切さを確認しました。
今後も、継続した情報交換を行い、相互理解を深め、連携・協働していくことを確認して実の多い懇談会となりました。
長野県生協連は、6月3日(木)14時よりホテルメトロポリタン長野(長野市)にて「第70回通常総会」を開催しました。
冒頭、関根明副会長理事が開会の挨拶を行い、議長に上伊那医療生協の野口正泰代議員が選出されました。太田栄一会長理事の主催者挨拶に続いて資格審査報告が行われ、代議員定数26名に対し実出席5名、書面出席21により総会の成立が報告され、議案審議を行いました。今年度は新型コロナ感染症への対応として例年ご参加いただいていたご来賓の皆様にはご案内を送付し、ご出席いただかないこととして開催いたしました。
第1号議案から第4号議案を関佳之専務理事が提案し、草野永典監事が監査報告を行いました。各議案は以下の通りです。
第1号議案「2020年度のまとめ、決算書及び剰余金処分承認の件」
第2号議案「2021年度活動方針、及び予算決定の件」
第3号議案「定款変更の件」
第4号議案「役員補充選任の件」
第5号議案「役員報酬決定の件」
関佳之専務理事の議案提案後の採決ではすべての議案が賛成多数により可決承認されました。その後、議長が総会の閉会を宣言し、山本佳道副会長理事が閉会の挨拶を行いました。
その後、理事に選任された長野県庁生協の西原誠一専務理事、監事に選任された長野医療生協の本荘善規常務理事が紹介されました。また、今総会で退任されます神定孝典理事、谷口亮一監事には記念品と花束の授与が行われ、それぞれ退任のご挨拶をいただきました。また、例年開催されていた総会後の懇親会は中止としました。
2021年5月28日(金)14時00分より長野県JAビル4階B会議室(長野市)及びオンラインにて、長野県協同組合連絡会第1回幹事会が8団体11名の参加で開催されました。定刻になり、関副幹事長の開会宣言の後、大久保幹事長が挨拶を行い、その後議長を務め議事を進行した。
幹事会では1)第99回国際協同組合デーパンフレット作成について協議をしました。
・事務局より第51回通常総会の結果について、全ての議案が全員の賛成をもって可決された旨報告があり、全員で確認しました。
・中谷幹事より第1回実行委員会の報告、7月13日開催の健康チャレンジ学習会の案内、健康者レンジ2021
の景品のデザイン案への意見集約などの説明があり、内容を確認しました。
2.協議事項
(1)第99回国際協同組合デーパンフレット作成について
・事務局より第99回国際協同組合デーのパンフレットに掲載する「第51回長野県協同組合連絡会宣言(案)」について事務局より提案があり、協議を行いました。協議の結果、一部字句の修正を行い全員一致で確認しました。
・各構成団体の概要と活動スローガンについて確認した。労働者協同組合については、後日確認をして掲載することとしました。
3.その他、次回の会議について
・こくみん共済coop川島宏夫次長より、長野県行動組合連絡会への加盟についての意思表示があり、こくみん共済coopの説明を受けました。幹事会で前回幹事会での確認のとおり、来年度の総会にて正式な加盟の決議を行うことと、それまでは幹事会へのオブザーバー参加をしていただくことを確認しました。
・次回会議を夏~秋以降に開催することとし、日時については後日事務局より調整の上案内することとしました。
以上
信州まるごと健康チャレンジ2021第2回実行委員会が5月28日(金)15時00分から長野県JAビル4階B会議室(長野市)にて開催されました会議はハイブリット形式にて開催され、会議室に集まった実行委員とオンラインで参加する実行委員にて行われました。オンライン参加や事務局を含めて14名が出席しました。
関佳之事務局長(県生協連専務理事)が開会の挨拶を行い開会し議事を進行しました。
・各実行委員組織のパンフレットの希望枚数を6月4日(金)までに、事務局に連絡することとしました。
・各構成団体のトップのみなさまからの健康チャレンジ推進のメッセージを依頼する文書の発出については、事務局で案を作成し、事前に各実行委員のみなさまにご確認をいただいた後、発出することを確認しました。
・次回実行委員会の日時を7月6日(火)13:30~14:30とし、オンライン開催とすることを確認しました。