2021年1月8日(金)14時00分より長野県生協連事務所(長野市)及び会員生協からはWeb会議システムにより医療部会に出席して第3回医療部会が開催されました。長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、県生協連事務局を含めて5名が出席しました。
※会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。
冒頭、根本賢一部会長が挨拶を行い、議事を進行しました。
1.活動報告
①2020年第2回部会報告
事務局が第2回部会報告を行い確認しました。
②関連会議報告
・事務局が信州まるごと健康チャレンジ第6回実行委員会報告の報告を行い確認しました。
・事務局が第4回介護福祉部会報告とデイサービス管理者の御頼交流会の報告を行い確認しました。
2.協議事項
①2020年度まとめと2021年度の活動計画について
・2020年度の活動まとめについて講義を行った。協議の結果まとめ文書を確認しました。
部会のオンライン開催については慣れてくれば負担も少なく良いとの評価があった。コロナの感染状況が落ち着けば、会員生協の新施設の見学を含めての部会開催などの要望も出されました。
・2021年度の部会開催計画は、第1回を6/29(火)第2回を10月に、第3回を2022年1月に開催する事としました。
・県外視察計画は、2021年度の第1回部会にて改めて協議することとしました。
・健康チャレンジの取組は、2021年も今年度同様に協同組合連絡会として実施できるよう県生協連としても努力していく方向を確認しました。
2021年度の健康チャレンジの費用負担について協議を行った。2020年度同様に健康チャレンジパンフレット1部当たり2~4円程度の協力金拠出の方向で、実行委員会にて協議決定することを確認しました。パンフレットに使用する紙の厚さをもう少し薄くできないかとの声も出されました。
・キックオフ学習会(7月)の講師の候補としては、東京都健康長寿医療センターの村山洋史氏(人とのつながりが健康への近道)やNHK報道局チーフ・プロデューサーの板垣淑子氏(貧困と孤立の問題;特に新型コロナ禍での孤立の問題)、などがあげられました。また松本大学の田邉愛子氏とゼミ生の体操教室なども好評との意見が出されました。
4)活動交流
・資料に沿って各生協より報告し、2020年度の経営乗降や活動状況等について交流しました。
・上伊那医療生協からはWEB会議システムや発熱外来用プレハブ診察室の設置などを補助金の活用で整備したこと、長野医療生協からはコロナ対応の病院としての国からの空床補償の交付があり、今年度の見込みとしては黒字の見通しとの報告があった。また東信医療生協からは医業収入が大きく予算割れしている中でも前年比での損益改善が大きく進んでいることなどが報告されました。
・2021年度の総代会運営や役員改選の方法などを交流しました。
次回部会日程: 2021年6月29日(火)14:00~ 会場:オンライン開催を基本としました。
長野県生協連介護福祉部会は、新型コロナ感染拡大の影響で視察や交流の機会が少なくなり、各介護事業所でもコロナ対応など例年以上に事業運営が困難な中で、現場の仲間を励まし合い交流できる場を作ろうと2020年12月16日(水)13時~15時に、「デイサービス管理者オンライン交流会」を開催しました。当日は4生協と事務局を含めて12名の参加がありました。
冒頭、丸橋建一介護福祉部会長より挨拶があり、前半は3つの事業所の説明と紹介がありました。長野医療生協からはつるがリハビリテーションセンターと三本柳デイサービスミントの二つの事業所の動画による紹介がありました。施設紹介や利用者様のご利用風景などリアルでわかりやすい紹介でした。また上伊那医療生協の高橋所長からはデイサービスあおばの紹介と説明が写真に沿って行われ、施設概要と新型コロナ対応の様子や行動指針早見表、基準に沿った出勤停止の対応、利用制限の対応など具体的なお話をいただきました。
休憩をはさんで後半にはそれぞれの施設紹介への質問や交流が行われました。長野医療生協の松木所長からは戸倉デイサービスゆいっこの写真にそった紹介や普段の地域とのつながりの取り組みなどもご紹介いただきました。東信医療生協の元気倶楽部まゆの橋爪所長からはご利用者様の事例として、お二人ともが認知症のご夫婦のご家庭との関わりやご利用される中での変化などご紹介いただきました。利用者様への対応の難しさや工夫、その変化には他の参加者からも共感の声が聴かれました。高齢者生協の高橋さんからは、新型コロナへの対応として、利用者様に2回お手紙をマスクと共に差し上げて、訪問の際やご利用の時のマスクの着用をお願いした取り組みの報告がありました。県外から家族が来た場合の1週間の利用制限や陽性者の濃厚接触者に該当した場合の2週間の自宅待機など丁寧な説明と利用者の協力を得ることの難しさも報告されました。また、共通の課題としては人材確保や人材育成などの課題も共有され、利用者様の良い所を見つける事、良い所を共有する事の大切さなども共感を呼びました。2時間の交流会はあっという間の時間でした。
参加者からは紹介動画での説明がとても楽しくて良かった。採用や新規利用者獲得に向けた取り組みとしても紹介動画が活用できるかもしれないと感じた。人員不足や職員育成の課題や共通の問題であると感じた。など好評な声が多かった。今後の企画要望としては、こういう交流会を継続して欲しい。希望のテーマとしては「報酬改定」、「認知症、小規模多機能、看護小規模多機能など包括サービス」「人材確保」などが出された。オンライン交流会は直接対面できない寂しさも少し感じますが、移動時間が無いため現場の職員が出席しやすいなどの意見もありました。
2020年12月15日(火)14時00分より長野県生協連事務所及びWEB会議システムにて、第4回介護福祉部会が開催され、長野医療生協、上伊那医療生協、高齢者生協、生活クラブ生協、事務局より6名が参加しました。丸橋部会長が挨拶し議事を進行しました。
事務局より、第3回介護福祉部会報告を受け、確認しました。
10月19日に長野市の担当者3名(松山氏、米山氏、寺口氏)と、県生協連の丸橋部会長、中谷(事務局)と懇談をした内容を報告しました。
今年度は新型コロナ対応が随時あり例年通りの懇談は困難であるとのお話がありました。
個別課題(認知症体験企画、介護人材確保の企画、配色サービスの協力)などのテーマについて議題に上り、今後個別の案件について個々に協力や連携を考えていくことは可能との情報を得ました。次年度の県生協連介護福祉部会の計画立案の際には、連携可能な企画について事前に長野市とも相談・協議していくこととしました。
また、懇談内容によっては、各法人の組合員活動部門と連携して法人の組合員や理事とも一緒に懇談することも想定できるなどの意見が出されました。
12月16日(水)13時~15時のデイサービス管理者オンライン交流会の企画内容、スケジュール、役割分担などについて確認しました。
後半の質疑応答や交流タイムの進行役を長野医療生協の左治木晃副介護部長にお願いすることとにしました。
参加者を確認し、各参加者へのズーム招待メールは16日朝に配信することを確認し、また事業所紹介をしていただく生協から簡単な資料を事前にいただき、参加者へ送信することとしました。
丸橋部会長より来年度のデイサービスを含む介護報酬の改定が行われるのを受けて、介護福祉部会や各法人のデイサービスの管理者を交えての検討交流会を開催してはどうか?との提案があり、協議を行いました。協議の結果、2021年1月に開催することを確認しました。日時は長野医療生協と上伊那医療生協にて候補日を事務局(中谷)に連絡して、実施可能な日を決めることとしました。
各会員生協から資料に基づき報告が行われ交流しました。
第5回:2月18日(木)14時00分~16時00分 オンライン開催
デイサービス管理者のオンライン交流会 2020年12月16日(水)13時~15時
デイサービス報酬改定の検討交流会 2021年1月上旬(未定) 17時30分~
2020年12月8日(火)13時30分から長野県生活協同組合連合会事務所(長野市)及びWEB会議システムにより第5回理事会が開催され、会長、副会長2名、理事9名、監事1名はWeb会議システムにより本理事会に出席しました。第5回理事会には合計で理事・監事13名が出席しました。
なお、議事に先立ち理事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。以下の議題が承認、確認されました。
13時30分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に山本佳道副会長理事が選任され、議事に入った。14時30分にすべての議事を終了し閉会した。
≪審議事項≫
関専務理事より、2020年度経費執行見通しと対処方針に関する件について提案があり、協議を行いました。協議の結果、未執行経費は、会員に返納すること、また、返納額は県連会費の15%相当額とすることを、全会一致で承認しました。
2. 第70回通常総会の開催に関する件
中谷事務局長より、第70回通常総会の開催に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり全会一致で承認しました。
3. 定款の変更(第70回通常総会議案)に関する件
中谷事務局長より、定款の変更(第70回通常総会議案)に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり全会一致で承認しました。
4. 第70回通常総会の代議員選出に関する件
中谷事務局長より、第70回通常総会の代議員選出に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり全会一致で承認しました。
5. 加入承認(賛助会員)の件
関専務理事より、加入承認(賛助会員)の件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり生活協同組合パルシステム山梨の賛助会員加入を全会一致で承認しました。
6. 県生協連会費の免除に関する件
関専務理事より、県生協連会費の免除に関する件について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案のとおり全会一致で承認しました。
≪報告事項≫
以下の事項を事務局が報告し、了承しました。
1. 機関会議等報告
(1)第4回理事会
(2)第6回常任理事会報告
(3)2021年度会員会費
2. その他報告
(1)第1回食堂売店部会
(2)信州まるごと健康チャレンジ2020第6回実行委員会
(3)長野県消団連第7回幹事会
(4)第50回長野県消費者大会
(5)緊急就労支援事業実施状況
3. 情報提供
(1)「NPT再検討会議 生協のつどい(オンライン)」(一次案内)
(2)ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会ニュース
(3)子ども応援プロジェクト(フードバンク信州)
以上をもってすべての議事を終了し、議長が14時30分に閉会を宣言した。
11月27日(金)、長野市内の会場にて「第50回長野県消費者大会」が、「『ウィズコロナ』と新しい絆(きずな)づくり」をテーマに、オンラインにて開催され、107名がアクセス、県下各地にて多くの皆様にご参加(視聴)頂きました。
冒頭、鵜飼照喜会長より主催者挨拶があり、コロナ禍での社会の歪や身近にある困難の解消に取り組む各団体の活動とその目指すものを共有し私たちの課題を探る場としてほしいとのお話がありました。
第50回長野県消費者大会では4人の報告者をお迎えして開催しました。NPO法人「フードバンク信州」副理事長の美谷島越子さんからは、「フードバンクと食の安心・循環のネットワーク」と題して、フードバンクの日常の取り組みやコロナ禍で緊急支援を必要としている人が増加している現状、フードバンクの取り組みを支えるネットワークの大切さ、これからの循環型社会システムへの提案などのお話をいただきました。
長野県社会福祉協議会の山﨑博之さんからは、「緊急就労支援事業でつくるあんしん未来」と題して、コロナ禍での失業者等幅広い要支援者に対して、就労支援を行い、雇用主には2か月間の賃金の2/3の助成を行い、実際就労につながった具体的な事例を報告いただきました。特にコロナによる特例貸付事業を緊急就労支援とセットで取り組む意義を強調され、多くの方々の就職につながっている現状と多様な分野の組織団体や企業との協働で進めて来た意味をお話いただきました。
長野医療生協理事の山本佳道さんからは、「地域医療の現場から」と題して、コロナ禍での取り組みをご報告いただきました。コロナ発生から第一に働く職員の安全を最優先とし、地域住民の受療兼を守り抜くことを大切にしてきたことを話されました。働く職員へのアンケート調査や面談を実施しながら、現場を支える取り組みを感謝さん、地域住民や組合員とともに進めて来た苦労、課題をリアルにお話いただきました。
最後にNPO法人健康サポートまごの手の代表の斎藤恵理子さんから、「シトラスリボン運動の取り組み」と題して、愛媛県で始まったシトラスリボンプロジェクトの取り組みの経過や日本赤十字社長野県支部の「新型コロナウイルスの三つの顔を知ろう」の動画を使って新型コロナの3つの感染症について説明いただき、その中での「不安や恐れ」から生まれる「嫌悪・差別・偏見」を乗り越えるシトラスリボンの取り組みの大切さや県内各地での実践報告をお話いただきました。
長野県消団連副会長の徳嵩淳子(コープながの理事)より御礼とまとめの挨拶を行い閉会としました。