長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2021年度第2回医療部会が開催されました

  • 2021/10/26

2021年10月12日(火)14時00分長野県生協連事務所(長野市)及び会員生協からはWeb会議システムにより医療部会に出席して第2回医療部会が開催されました。長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、県生協連事務局を含めて4名が出席しました。

※会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。

冒頭、今年度の部会長根本賢一専務理事(上伊那医療生協)より挨拶があり、根本部会長が議事を進行しました。

  • 活動報告

(1)2021年度第1回医療部会報告

(2)2021年度第3回介護福祉部会報告、小多機・看多機オンライン学習会報告

(3)信州まるごと健康チャレンジ2021実行委員会報告、学習会開催報告

(4)その他、BDHQ学習会の開催報告

・事務局より資料に沿って報告を行い確認しました。

  • 協議事項

(1)2021年度の活動計画について

・県外視察に代わる研修会などの企画ついて協議を行いました。協議の結果、「近藤克則先生」の学習会の開催について検討を行い、是非とも2022年度の健康チャレンジのキックオフ学習会での講師候補としてはどうかとの意見が出されました。

 ・今年度内の研修会・学習会開催についての意見や提案があれば、随時県生協連事務局に連絡することとしました。

4.活動交流

 ・各会員生協より、2021年度の上期の状況を交流しました。

  班会などの地域での活動再開に向けて、各生協が準備を進めているなど報告がありました。

  次回部会日程 2022年 1 月 7日(金)14:00~ オンライン開催にて実施予定。


信州まるごと健康チャレンジ2021 第5回実行委員会が開催されました

  • 2021/10/26

信州まるごと健康チャレンジ2021第5回実行委員会が10月11日(月)13時30分からオンライン会議システムにて開催され、8名が参加しました。実行委員会の中谷事務局(県生協連事務局長)が開会の挨拶を行い開会し議事を進行しました。

なお、会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。

  • 会議内容・議題
  • 前回議事録の確認について、事務局より報告を受けて確認しました。
  • メールマガジン(信州健康チャレンジ俱楽部)の取り組み報告

メルマガ第2号と第3号及びそれぞれのメルマガミニアンケートの結果について、事務局が報告して意見交換を行いました。9/30現在、304名の申し込み、61名の登録未完了、243名の登録完了との報告を確認しました。この間のメルマガの内容については、おおむね好評であり、内容についても良いとの評価を確認しました。文章量は少し多めであり、もう少し文章量が少なくても良い。発行頻度はもう少し多い方が良いとの意見がありました。

メルマガ登録者の抽選及び景品のオリジナルタオル発送についても、レジュメの記載の通り確認しました。

  • 松本大学田邉先生からの提案と依頼について

松本大学の田邉先生から論文としてまとめることと、結果報告者への5項目のアンケートの実施について提案があり、今年度はテスト調査として、メルマガ登録者へ5項目アンケートを行うことを確認しました。

  • 各構成団体の取り組み交流と結果報告ハガキの回収について

各構成団体より現在の取り組み状況や今後の結果報告(ハガキ)集約について交流しました。

  • 結果報告の集計とデータ入力および分析と景品の抽選について

例年通り、結果報告ハガキのデータ入力をアドユニティーに委託をする。データ入力完了後、松本大学の田邉先生に集計及び分析とまとめを委託する。景品の抽選及び景品の発送についても昨年通りPO印刷に委託することとしました。

  • 信州まるごと健康チャレンジ結果報告学習会の開催について

結果報告学習会の開催について、県生協連(医療部会)で検討している講師による講演と合わせて、実施する方向で検討します。開催候補日としては、2022年2月8日(火)午後を第一候補、2月15日(火)午前を第二候補として具体化を進めることとしました。

  • その他、次回実行委員会について

  第6回実行委員会 11月30日(火)13時30分~ オンライン会議。

           以上


お金の知識を身につける学習会②を開催しました!

  • 2021/10/26

「マネーの正解」~実践編、最初の一歩を知る~

 長野県消費者団体連絡協議会は10月7日(木)に、お金の知識を身につける学習会「マネーの正解」~実践編、最初の一歩を知る~をオンライン企画として開催し、長野県内外から15名の参加がありました。講師に長野県労働金庫の営業統括部次長の原田亮氏をお迎えして、前回の第1回目の学習会の続編として、「実践編、最初の一歩を知る」と題してご講演いただきました。前回の「マネーの正解」学習会では講師の方からは、証券会社や金融機関の窓口や、営業の担当者には相談しない方が良いというアドバイスでしたが、今回は働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関である「労働金庫」の原田様に講師をお願いして、お話を伺うこととしました。

 「資産運用」ってどんなイメージがありますか?それは、「幸せになるために!」考えることの一つです。30年前は定期預金の金利が6%で定期預金の貯金は11年間で約2倍になる時代でしたが、現在は定期預金の金利は0.002%の時代で、100万円の利息は1年で20円の時代です。時代が大きく変化しているが、投資についての教育を一切受けていない今の時代の人には、資産運用についてマイナスのイメージが多いのが現実です。しかし、iDeCoの加入者は3年間で2.3倍、つみたてNISAの口座数は4年で7倍に増加している時代ですから、実は世間では投資がどんどん身近なものになってきているのです。

 初めての投資を考える時のキーワードとして、【積立・長期・分散投資】を紹介いただきました。「積立」とは毎月積み立てながら投資をしていく方法で、価格の変動に強いと言える。毎月定額を積み立てるということは、価格が下落した時には多く購入できるし、価格が高い時には下落した時に購入したものが大きな利益を生み出すことになる。また、過去20年の価格の変動を見た時、毎月一定額を積み立ててきた場合には、日経平均株価の変動での運用をしたと考えると、ほぼ2倍になっていることになります。投資を考える時には、「長期」の積立投資を基本に考えるのが良いとのお話です。初めての投資を考える時には、まず余裕資金での投資でなければ「長期投資」ができないので、最低でも生活費6か月分の余裕をもって始めること。いつ始めればよいかというと、早ければ早いほど良いということ、初めての投資の時には「投資信託」が向いているということでした。「投資信託」は簡単に言うと「福袋」であり、その運用はプロが行っているので、比較的安心できるという特徴があります。

次に、投資先の検討では、国内と海外のバランスなども検討し、「インデックスファンド」、「世界への投資」、「株式」を運用の一部に組み入れることを検討してみてはどうかとのことでした。過去20年間の実績で考えると、定期預金では年平均金利0.1%、国内の株や債券では年平均金利1.9%、国内及び先進国や新興国の株や債券に各1/6ずつの投資では年平均金利4.0%となります。そういう意味でも、分散しての投資を考えることを基本とすると良いとのお話でした。

「投資」とは自己資産を社会に役立てる活動であり、新しい価値を生み出すための力でもあります。労働により得たお金も、投資で得たお金も価値は同じであり、幸せな人生のための投資を考えてみませんか?初心者の方ならまず、つみたて投資の「つみたてNISA」から始めるのがベスト、購入手数料も0.3~0.4%未満で安心して始められます。「労働金庫」でなら安心して説明を聞くことができます。もちろんネット証券などもご自分で決められる方には向いていますとのことでした。とても具体的で分かりやすく、初めて資産運用を考える初心者が、安心して自分の幸せのための一歩を考えるきっかけになりました。


BDHQ学習会を開催しました! ~「食べるをはかる」はすべてのはじまり~

  • 2021/10/26

2021年9月30日(木)13時00分からオンラインにて、BDHQ学習会『「食べるをはかる」はすべての始まり』を開催し、コープながの、長野医療生協、生活クラブ生協、住宅生協が参加し、講師と県生協連事務局長を含めて、25名が参加しました。県生協連の会員活動担当者交流会議にて話題となり、組合員の健康づくりの一つであるBDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)について、体験及び学習を行い、今後の各生協での活動に活かしていく事を目的に開催されました。

講師には東京大学にて佐々木敏教授の研究室でBDHQの開発に関わってこられた児林聡美先生をお願いして、約90分の講演をしていただきました。学習会では1.栄養学を取り巻く状況を知る、2.食事アセスメントを知る、3.食事改善に使えるツールを知る、の三つのステップで進められました。

元に栄養学を取り巻く現状として、「食塩」と「低糖質」と「食事指導」についてお話されました。そもそも日本では食塩摂取量の測定方法に甘さがあり、蓄尿検査での食塩摂取量では昔から13g/日とのデータがあり、基準値の大幅超過状況がずっと続いているため、非常に危険な状況であるとのことです。イギリスでの食パンの減塩政策で、心筋梗塞も脳卒中も減少している事例の紹介もありました。低糖質の評価も実施するその人の状況によりプラスに作用する面とマイナスに作用する面があり、一概に良いとは評価できない。そして、食事指導は一般論としての指導が多く、一人ひとりの生活に根差した指摘にならないため、自分にとってのあとどのくらい頑張れば良いかが分からない。

食事アセスメント方法の現状ではいろいろな食事調査法があるが、誤差と費用と労力から見ると食事歴訪調査票(BDHQ)が最も妥当な方法との説明があり、納得できる話だった。質問票法は記録法に比べると精度が劣るが、長期間の食習慣が分かり、対象者の負担も少なく低コストで大勢の人数を対象にできる点で優れています。

個々の参加者が事前の体験し実施した結果診断票を元に、解説と説明をお聞きしました。何人かのグループで実施する場合には、個々の参加者の結果を確認しながら、周囲の人との違いを感じてもらうと同時に、自分が「赤色」の項目が「青色」だった人に、その人の食事の工夫やこだわりを聞いて交流することで、自分自身の食事改善のヒントが得られる場合があると教えてもらいました。BDHQを知ること、この方法のメリットとデメリットを正しく理解し、多くの人と一緒に実施していくことで、自分自身の食生活の見直しにつながる取り組みを広げていきましょうとお話を締めくくられました。

質疑応答の時間には、カルシウム不足を気にしすぎるため、牛乳の飲みすぎと診断されてしまう時に対処方法や、長野県民は「塩分摂取は多いか多くないか?」などの質問も出され、交流を行いました。また県外生協の活動事例もご紹介いただき、今後県内の生協が取り組む時の参考になるお話を沢山お聞きすることができ、有意義な学習会となりました。

この学習会は講師の児林先生の許可をいただき、後日YouTube視聴をすることができますので、各参加者にもご案内することとしました。

テキスト ボックス:  【YouTube視聴用URLは以下よりどうぞ】https://youtu.be/DFF2JlYqrso  (右記のQRコードからご視聴いただけ


長野県 地域生協と大学生協との学生総合共済意見交換会を開催しました!

  • 2021/10/26

 2021年9月24日(金)にオンラインにて、長野県地域生協と大学生協との学生総合共済意見交換会を開催しました。この企画は、大学生協共済連とコープ共済連との学生総合共済の協同引受による募集開始が本年9月に始まったことを受けて、加入の取り組みの主体となる大学生協と地域生協との協力関係の強化を目的に開催されました。この意見交換会は日本コープ共済生活協同組合連合会と全国大学生協共済生活協同組合連合会と長野県生活協同組合連合会の三者による主催で開催されました。当日は県内6大学生協、2地域生協、大学生協共済連、大学生協連、コープ共済連、県生協連から24名の参加がありました。

 大学生協共済連の大本専務補佐の司会進行で進められ、全員の自己紹介の後、コープ共済連より、今までのコープ共済の若年層の保障体系の変化や今回の協同引受により、ジュニアコースから切れ間なく無告知で学生総合共済、新社会人コースにつながる流れをご説明いただきました。もうすでに8月からはコープ共済連から学生総合共済の案内が年次通知として発送され、また9月からは18歳DMも送付されています。今後はテレビCMやWEB広告も実施される予定で、地域生協からと大学生協からの取り組みの連携や協同が必要になる状況であることの説明がありました。今後の学生総合共済では加入時に、満期後の新社会人コースへの移行の事前申し込みも可能になります。

 続いて、大学生協共済連からは高校卒業生の進学状況、大学卒業生の就職状況、今後大学生協がない大学への進学者も含めた学生総合共済の加入促進も含めて活動が広がること、また大学卒業予定者に向けての大学生協の様々な情報提供や提案活動の中での共済満期後の案内の連携も可能になるとの説明があり、岩手大学での活動事例の紹介がありました。注意すべき点としては、卒業生向けに新社会人コースの案内をする場合、募集人でないと加入受付ができないことと、加入に際しては卒業後に共催の取り扱いのどこかの生協に加入することが必要になる点です。そういう面での今後の地域生協と大学生協の協力・協働が求められます。

多くの学生が奨学金の返済という「借金」を背負って社会人になるときに、より掛金の安い保障を手に入れられるように情報提供をする必要性や無保険での社会人スタートをさせない取り組みも重要であるとのお話もありました。また、新社会人になる前に、「就職前に知ってほしい!~身近なお金について~などの、地域生協の組合員LPA(ライフプランアドバイザー)により学習活動などの紹介もありました。1.もらえるだけではない!
給与明細を見てみよう、2.賢く使う!クレジットカードについて、3.自分の身は自分で守る!必要な保障とは、など具体的な学習資料の紹介もあり、参加者からは、「自分が学生の時に、こういう話を聞きたかった」との声もありました。

コープながのからは地域生協でのコープ共済の推進に関する活動紹介やコープながののLPAの活動の紹介があり、大学生協へのLPAのセミナーの提案も行われました。信州大学からも学生総合共済の活動について新学期の加入受付化日常的な病気やけが予防の取り組みなど様々な活動の紹介がありました。

あっという間の2時間の意見交換会でしたが、それぞれの生協が取り組んでいる活動をお互いに初めて聞く貴重な機会となりました。今回の会をきっかけに、大学生協と地域生協の協力関係が強くなり、学生総合共済の加入時や在学中・満期時(卒業時)の推進の取り組みにいける連携強化が進み、組合員(学生と親)のくらしへの貢献度を向上させていくことが確認されました。

最後に、県生協連の大田会長理事が閉会挨拶があり、意見交換会が終了しました。