長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

3.11を忘れない  みやぎ生協から被災地・宮城のいまをお伝えします 

第38回2016年10月5日

新商店街にまちの盛衰がかかっている

 

「新商店街にまちの盛衰がかかっている。絶対成功させなければならない」。(株)南三陸まちづくり未来の三浦洋昭さんはそう決意を口にします。

2017年春、南三陸町のかさ上げした市街地に「南三陸さんさん商店街」(志津川)と「伊里前復幸商店街」(歌津)、二つの商業地がオープンします。どちらも南三陸まちづくり未来が管理するテナント型施設で、まちの賑わい回復の拠点として期待されています。

震災で市街地を失った南三陸町の商業者はいち早く福興市や仮設の商店街を立ち上げ、地元の復興に大きな役割を果たしてきました。「キラキラ丼」による地元海産物の販売、買い物に訪れる地域住民の交流の場づくり、全国への情報発信。また商店街がボランティアの活動拠点となったことで、南三陸町へIターンする若い人も増えました。

5年間の仮設店舗で得た経験や人とのつながりは、新しい商店街にも引き継がれます。

「多くの人が訪れて復興を支援し、再び観光に来てくれる流れができました。商店街も行政や観光協会、地元産業団体、旅行事業者と連携し、リピーターを確保していきます」。

さんさん商店街には28店舗、伊里前復幸商店街には8店舗が出店し、周囲の商業地や交流施設とともに一体感を持った観光・商業エリアを形成していく予定です。今年10月末には三陸道が志津川インターチェンジまで延び、仙台との距離が短縮します。一帯を道の駅として整備し、野菜や海産物の産直施設を設ける計画もあります。

飲食店や菓子店、理美容店、野菜市など“日常と非日常”が混在する商店街は、地域住民と観光客、まちと外部をつなぐ窓口になることでしょう。

新商店街が発足しても、復興工事関係者の撤退など、明るい材料ばかりではありません。三浦さんも「商店主さんたちは不安でいっぱいのはず」と言います。しかしいまは前に進むしかありません。「商店街の本来の魅力にさらに磨きをかけ、地域にも全国のお客さまにもどんどん情報を発信していきます」。

地域再生のシンボルである新商店街を成功に導くため、商業者たちの奮闘が続きます。


2016年度 第5回常任理事会を開催しました。

2016104日(火)1030分より信州大学松本キャンパス旭会館2階食堂(松本市)において、第4回常任理事会が開催され、常任理事4名が出席しました。上田会長理事が開会を宣言し、挨拶の後議長に就任し議事を進行した。 続きを読む


長野県協同組合フェスティバル2016開催!

10月2日(日)10時30分~14時30分長野市のエムウェーブエントランスプラザにおいて「長野県協同組合フェスティバル2016」を開催し、関係者や一般消費者をはじめ2300名を超える大勢の方々に来場をいただきました。 続きを読む


会報ねっとわぁく第246号

ねっとわぁく第246号1

ねっとわぁく第246号2

ねっとわぁく246号 2016.9.1発行

■記事紹介

福島の子ども保養プロジェクト報告

・コヨットinながの 栄村秋山郷チャレンジキャンプ

研修会報告

・県連防災学習会

機関会議報告

・2016年度第3回理事会

県生協連活動報告

・第1回医療部会

・第2回介護福祉部会

・県連職員交流集会

・会員活動担当者交流会

・会員生協理事長・専務理事懇談会

・大学生協体験プログラム

消団連活動報告

・第4回幹事会

協同組合間等活動報告

・長野県協同組合シンポジウム

・長野県協同組合フェスティバル2016第3回実行委員会

その他の取組

・長野県虹の会第29回定期総会

・大学生協食堂での「食育ランチ」

・2016年長野県網の目平和行進

お知らせ

・長野県協同組合フェスティバル2016

インフォーメーション


長野日本無線生活協同組合第55期通常総会が開催されました

9月14日(火)午後5時20分より長野日本無線A20棟3階にて長野日本無線生活協同組合第55期通常総会が開催されました。

総会は組合員数1,209名に対し委任出席も含め906名の参加で始まりました。

藤澤理事長の開会挨拶に続いて酒井専務理事より55期の事業報告及び決算剰余金処分案が提案されました。酒井専務はこの中で、事業の一方の柱である売店は組合員要望を把握しながら、お土産品を含めた品揃えの拡充を行い、前年比12%の伸長となった事。もう一方の柱のガソリンスタンドは歴史的なガソリン価格の下落影響が響いて前年比28%減となった事。経費が削減できたことなどから当期利益は2218千円となった事などが報告されました。

監査報告に続き第56期の事業計画では引き続きガソリンスタンドの経営は厳しい状況が予想されるものの油以外の商品普及や品揃えの拡充などで前期を上回る予算計画としている旨、酒井専務理より提案されました。

また業務都合等で退任理事・監事がいることから新たに4名の理事、1名の監事候補の役員選任提案が役員推薦委員会委員長の堀内副理事長より行われました。各議案は役員選任議案も含め圧倒的賛成多数で可決されました。

全議案採決後の第1回理事会で新たに理事長として北島芳朋さんが専務理事として本山栄樹さんが選出されたことが報告され、退任理事、新任理事の挨拶が行われ総会は午後6時に終了しました。