長野県生活協同組合連合会

長野県消団連は１０月１２日（土）に消費者力向上学習会を長野市稲里のコープながの長野稲里店生協会議室にて開催し、５名が参加しました。県消団連では、消費者が特殊詐欺や消費者トラブルなどにあったり、衣・食・住生活、身近な法律や契約など日常の消費生活の様々なことについて、理解不足や認識不足が多いことから、“生活上手になる”“自分の行動に責任のもてる消費者になる”“主体的な市場社会の担い手になる”ことを目的に（財）日本消費者協会の「消費者力検定試験」に取り組んでいます。
今回の学習会は一般社団法人消費者力開発協会理事の広重美希氏（消費生活コンサルタント）を講師にお招きし、消費者力検定試験科目の中のポイントや、法律改正などで新たに加わった事項などについて、レクチャーを行ってもらい、参加者は効率よく重点を学ぶことができました。今年度の検定は以下の内容で行われます。興味のある方はご参加ください。

講師：広重美希氏

９月１２日（木）10時30分より長野県婦人会館会議室（長野市）において、2013年度第５回幹事会を開催し、14名が出席しました。鵜飼照喜会長が挨拶を行った後、議長を務め議事進行を行いました。
◆事務局が以下の事項を提案し、協議を行い承認されました。
(1) 第43回長野県消費者大会の開催計画、パンフレットへの情報提供について
→提案通り開催計画を確認しました。県の後援は確定した。特別報告の後に質疑応答の時間を入れてはどうか？との意見がありました。またパンフレットへ掲載する各団体組織の情報は９月末頃までに事務局へ連絡することとしました。広報用のチラシは一部修正して、各会員へ配信することとしました。
(2) 市町村消費者行政窓口と消費者団体との懇談会の開催について
→計画通り県内８カ所での懇談会を開催することとしました。今回の経過の中では、県消費生活室も積極的に協力いただいています。懇談会では各地で消費者団体の出席が大切であり、各関係団体からの参加については、開催日１週間程度前までに事務局に連絡することとしました。行政との懇談会は今後も継続して実施していくことが大切との意見が出されました。
(3) 県の「本庁組織の改正（素案）」への意見提出について　　
→審議委員として出席している重千富副会長より説明がありました。小松事務局長の補足説明があり、消団連としての意見を検討し確認しました。
(4) 丸子地域消費生活展の後援について
→後援することとしました。

◆事務局が、以下の事項について報告及び情報提供を行い確認しました。
(1)第４回幹事会・加藤副知事との懇談会
(2)長野県レジ袋削減をすすめる県民の会　第４回幹事会報告
→小松事務局長が県民の会で実施した「マイバック等持参率調査」の結果の報告も合わせて行いました。
(3)地元選出国会議員要請行動の報告「集団的消費者被害回復の為の訴訟制度」
(4)長野県消団連プレスリリース「市町村消費者行政アンケートの結果」
(5)「長野県消費生活審議会」委員の委嘱及び、2013年度長野県消費生活審議会
→審議委員の重副会長より、第１回審議会の報告を受け、今後素案ができた時点で消費者団体との意見交換会が行われる計画である。
(6)平成25年度消費者団体等活動支援事業の交付決定について
(7)平成25年度長野県食品衛生推進大会の開催について
(8)関東農政局長野地域センターの消費者団体との意見交換会の開催について
(9)「動物と安心して暮らせる長野県」講演会

◆次回の幹事会日程について
日程：2013年10月21日（月）10時00分～11時30分
会場:長野県婦人会館　１階会議室　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　長野県消費者団体連絡協議会は、６月２４日（月）に長野県婦人会館（長野市）において、加藤さゆり副知事との懇談を行いました。県行政からは、加藤さゆり副知事をはじめ消費生活室の逢沢正文室長、樋口隆教課長補佐、井出匡彦係長、西澤敦子係長、廃棄物対策課の宮下克彦企画幹、久保田康子係長にご出席をいただきました。
小松由人事務局長が進行役を務め、冒頭、鵜飼照喜県消団連会長、加藤さゆり副知事より挨拶がありました。
最初に県より資料提供があった「平成25年度の事業概要書」に基づき、内容の説明を受けて、意見交換を行いました。事業概要の説明では、消費生活室の逢沢室長より、消費者の自立支援の取組み、県の消費者行政推進体制の強化、相談員の配置への支援など、個々の事業の概略や予算額などをわかりやすくご説明いただきました。また今年度作成予定の「消費生活基本計画の策定」への消費者の立場からの積極的な関わりや、悪徳商法撃退消費者被害防止キャンペーンへの協力などの要請もありました。
平成２４年度の長野県の消費者相談件数や内容の報告については、県と市町村の件数の推移の傾向や、市町村窓口への支援の取組みについて、意見交換が行われました。
最後に、加藤副知事より、年１回に限らず、日ごろからコミュニケーションを互いに持つことが大切、長野県でも地域の人と人とのつながりが薄れている現在、それぞれの消費者団体の中でも足元のできることから、一緒に消費者行政の充実に向けて協力して進めて欲しいとの期待の声が寄せられ、懇談を終了しました。
（事務局　中谷隆秀）

７月２２日（月）10時00分より長野県婦人会館会議室（長野市）において、2013年度第４回幹事会を開催し、13名が出席しました。
鵜飼照喜会長が挨拶を行った後、議長を務め議事進行を行いました。
◆事務局が以下の事項を提案し、協議を行い承認されました。　
(1)第４３回長野県消費者大会の開催計画について、11月22日（金）１０時30分～15時30分での開催とする。大会の組み立ては、県消団連報告、特別講演または各団体の活動報告と、記念講演とすることを確認した。記念講演は宮城大学食産業学部フードビジネス学科の三石誠司氏に依頼することとし、特別講演は次回幹事会までに候補を検討することとした。
(2)平成２５年度消費者団体等活動支援補助金への応募について、まず「平成25年度消費者団体等活動支援事業補助金」について、事務局より説明があり、県消団連として補助金申請を行うこととした。今後計画されている「第４３回長野県消費者大会」について申請を行うことを確認した。また１団体の申請予算の枠内で余裕があれば、消費者力検定の事前講習会についても申請することとした。各団体においても、該当する企画計画があれば、活用できることを確認した。
(3)加藤さゆり長野県副知事との懇談会について、本日の会議後半での副知事との懇談会の進行と内容について、確認をした。
(4)レジ袋削減協働アピールへの賛同について、長野県消費者団体連絡協議会として協働アピールへ名前を掲載することを確認した。

◆事務局が以下の事項について報告を行い、確認しました。
(1) 第3回幹事会
(2)第5回市町村消費者行政調査　回収状況（報告）
(3)消費者自立支援事業（６月補正予算）
(4)みんなで支える森林づくり県民会議委員の委嘱について（報告）
(5)「長野県消費生活審議会」委員の推薦について
(6)平成25年度循環型社会形成推進功労者表彰候補者の推薦について
(7)「みんなの食品安全・安心会議」の参加者募集について
　　→全県各地で開催されるので、参加可能な会場への出席を確認した。
(8)食べ残しを減らそう県民運動「宴会食べきりキャンペーン」の実施について
(9)長野県消団連ニュース　20130625　第１号
(10)「さわやか信州省エネ大作戦・2013夏」ピークカットチャレンジの実施

幹事会終了後、加藤さゆり長野県副知事との懇談を行いました。

◆次回の幹事会日程について
日程：2013年9月12日（木）10時30分～12時00分
会場:　長野県婦人会館　１階会議室

長野県消費者団体連絡協議会は、６月２４日（月）に長野県婦人会館（長野市）において「東京都の消費者基本計画と消費者団体の役割」と題して、東京消費者団体連絡センターの矢野洋子事務局長をお招きして学習会を開催し、消団連会員や行政から２８名が参加しました。
本年度、長野県では「消費者基本計画」の策定が予定されております。消費者団体として計画作りにどう関わっていくのかを学ぶために、東京都の事例を基に学習しました。矢野事務局長からは具体的に平成２０年の基本計画の策定に関わった時の内容と昨年平成２４年度の「基本計画の改定」作業に関わった経験から、「消費者として基本計画で何を実現し何を変えたいのかのイメージを持つこと、その意見要望を伝えること」、「国の動向や行政の考えを学習すること」「作成に参画し、その後の取り組みを注視していくこと」などをお話しいただきました。
基本計画づくりを行う消費生活審議会に委員を出す時には、その委員任せにせず、選出組織内での審議内容の共有と双方向のコミュニケーションが大切である。また素案（中間まとめ）ができパブリックコメントの募集をするタイミングなどで行政の責任者から内容を学習する場を設定し、行政の考えを理解した上でパブリックコメントを出すことの重要性などについて学びました。
学習会後、昼食をとりながら交流会を行い、東京消費者団体連絡センターが行っている消費者行政調査の取組みについて、３年続けてきて、行政の現場から学ぶことも多く、行政とのパイプ形成にも大変有効であることなど、お話しいただきました。
大変具体的でわかりやすく、幅広い内容で示唆に富んだ学習会になりました。（事務局　中谷隆秀）