9月15日(木)に「平成23年度長野県食品衛生推進大会」が茅野市民館で開催され、長野県消費者団体連絡協議会から鵜飼照喜会長が来賓として出席しました。
この大会は、消費者及び食品関係事業者に必要な情報及び知識を提供して食品衛生の一層の高揚を図るとともに、より安心・安全で快適な食生活並びに健康で豊かな食生活の向上に役立てることを目的に開催され、冒頭、長野県食品衛生協会の富井健人会長の挨拶に続いて、来賓の挨拶があり、長野県副知事、長野県議会議長、茅野市長に次いで県消団連から鵜飼会長が挨拶を行いました。
その後、表彰状の授与が行われ、長野県知事表彰として「食品衛生功労者5名、食品衛生優良施設8施設、食品衛生推進員17名、きのこ衛生指導員1名」が、(社)長野県食品衛生協会会長表彰として「食品衛生功労者23名、食品衛生優良施設54施設、食品衛生推進員24名」が表彰されました。
また、休憩を挟み行われたアトラクションでは、「諏訪の四季と祭り」の上映と茅野市木遣り保存会による「御柱木遣り」が披露され、その後の基調講演では、東海大学の小沼博隆教授が「食中毒を予防するために」と題し、国内外での食中毒の多くの事例や原材料の汚染の事例を挙げながら、食中毒予防の大切さとポイントについて話されました。
シンポジウムでは、「食の安全・安心について考える」をテーマに、長野県諏訪保健福祉事務所長の小松 仁氏がコーディネーターとなり、5名のパネリストを招き、事業者から見る「食品の安全」と消費者が感じる「安心感」、行政の情報発信の難しさなど、それぞれの立場での意見交換が行われました。
最後に(社)長野県食品衛生協会の小池義一諏訪支部長が「食品衛生推進大会宣言」を行い閉会となりました。