長野県消団連では、県内の市町村における消費者行政の状況や担当者の要望を聞き、地方消費者行政の充実を求めることを目的として、今年の7月~8月にかけて県下の全市町村の消費者担当部署を対象にアンケート調査を行いました。
この間、結果について、消団連幹事会で検討し、市町村にも集計を点検してもらった上で、10月29日に県生活文化課に出向いて、同課の青木課長補佐に報告と要請を行いました。
要請には消団連から中山副会長、喜多幹事、小松事務局長の3名が参加しました。
今回のアンケートには81市町村のうち、78市町村(全体の96.3%)が回答を寄せてくださいました。
アンケート結果からは、市部に比べ、町村部の方が相談窓口や相談員の配置が少ないことなどが改めてわかりました。そうしたことを踏まえて、県が市町村の消費者施策に対する支援を強めることを要請しました。
青木課長補佐からは、今回の結果を来年1月に施行される長野県消費生活条例の具体化の中で活かしたいとの返答をいただきました。