2018年3月20日(火)10時30分よりコープながの本部(長野市)において第6回理事会が開催され、理事・監事11名が出席しました。
牛澤専務理事が開会を宣言し、上田会長理事の挨拶の後、議長に神定副会長理事が選任され、議事に入り、11時50分に閉会しました。 続きを読む
2018年3月8日(木)10時00分よりコープながの本部2階(長野市)にて第2回会員活動担当者交流会を
開催し、コープながの、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、高齢者生協、長野県労金、県連事務局より9名が出席しました。 続きを読む
2018年3月6日(火)10時30分より、信州大学旭会館(松本市)において第10回常任理事会が開催され、常任理事3名が出席しました。上田会長理事が開会を宣言した後議長に就任し、議事を進行しました。
以下の審議事項について協議を行い、11時50分に閉会しました。
1.2017年度まとめと2018年度課題(2次案)
2. 2018年度予算案について
3. 第67回通常総会に向けた運営と議案書作成について
4. 2018年度県生協連年間日程(3次案)
5. 日本生協連 総会代議員、各種委員の推薦について
この他、事務局より第5回理事会報告、第9回常任理事会報告並びに活動報告があり、すべて承認されました。
第55回2018年3月5日
職場で一緒に子育てができるから、安心して赤ちゃんを産むことができた
震災で、沿岸部は人口減少が加速しました。気仙沼市では震災前年より人口が8572人減少し(※)、少子化が一層深刻さを増しました。
「子どもの数が少ないので親同士がつながる機会も少ない。特に震災直後は母親が育児で孤立しがちだった」。そう話すのは、気仙沼市のNPO法人ピースジャムの代表、佐藤賢さんです。佐藤さんたちは震災発生翌日から乳幼児を持つ母親へ、ミルク・オムツなどを届ける活動を始めました。日々生きることで精一杯だった母親たちに変化が見えてきたのは、5月頃です。「“夫が震災で離職した。自分が働きたいが働ける所がない”“子どもを預けないと働きに出られない”“将来、この子をどうやって育てていったらいいのだろう”といったように、子育てと就業に関する悩みが多くなりました」。母親たちの不安は地域の育児コミュニティが十分に整っていないことの証でした。
佐藤さんたちは「お母さんたちが一緒に子育てしながら働くことができるような場所をつくろう」と考え、公民館の一室をキッズルームにして、地場の野菜・果物を原料にしたジャム製造・販売事業に乗り出しました。翌年にはロンドンからの支援で知った子育て万能布ベビーモスリンの縫製も開始。さらに2014年にはジャム製造室と縫製室、キッズルームを備えた新工房を建設し、子連れで働ける環境を充実させました。働き方はゆるやかで勤務シフトは子育ての状況に合わせて自分で決めます。
ピースジャムでは7年間で15人の赤ちゃん誕生を祝いました。母親たちは、安心して産むことができた理由を、“ピースジャムには先輩ママもいれば初産のママもいて互いに頼りあえる。子どもの成長を職場のみんなで見守っていけるから”と話すそうです。
「ピースジャムで働きたいと待機しているお母さんたちは20名ぐらいいるのですが、売上の規模が小さいので今は雇用を増やすことができません」と佐藤さんは言います。
復興支援を目的にした被災地の商品購入は年々少なくなっています。事業運営に厳しい状況が続くなか、佐藤さんは「ジャムもベビーモスリンもきちんと流通に乗せ、売上を増やしてお母さんたちの雇用拡大につなげたい」と意欲を見せます。
※2015年国勢調査
◎NPO法人ピースジャム公式HP http://peace-jam.org/
2月26日(月)長野県生協連事務所(長野市)において、2017年度第2回長野県生協災害対策協議会が開催されました。当日は、コープながの、全労済長野県本部及び事務局より5名が参加しました。 続きを読む