2021年8月20日(金)13時30分から長野県生活協同組合連合会事務所(長野市)及びWEB会議システムにより第2回理事会が開催され、会長、副会長2名、理事9名、監事2名はWeb会議システムにより本理事会に出席しました。第2回理事会には合計で理事・監事12名が出席しました。
なお、議事に先立ち理事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました。以下の議題が承認、確認されました。
13時30分、関佳之専務理事が開会を宣言し、太田栄一会長理事が挨拶を行い、理事会規則第7条により議長に関根明副会長理事が選任され、議事に入りました。14時20分にすべての議事を終了し閉会しました。
≪議決事項≫
関専務理事より、役員の期中退任に伴う県生協連理事会へのオブザーバー参加に関する件について、説明と提案があり協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
関専務理事より、会員生協(長野県高齢者生協)の日生協加入推薦の件について、説明と提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
関専務理事より、賛助会員(パルシステム山梨)の正会員加入の件について、説明と提案があり、協議を行いました。協議の結果、提案の通り承認しました。
≪協議事項≫
1. 県議会各会派との懇談会の開催に関する件
関専務理事より、県議会各会派との懇談会の開催に関する件について、説明と提案があり協議を行いました。協議の結果、開催日程や方法については、継続して検討することとしました。
≪報告事項≫
以下の事項を事務局が報告し、了承しました。
1.機関会議等報告
(1)第1回理事会
(2)第2回常任理事会
(3)7月度決算概況
2.その他報告
(1)第1回医療部会
(2)第1回会員活動担当者交流会
(3)第3回、第4回消団連幹事会
(4)第2回介護福祉部会
(5)第4回信州まるごと健康チャレンジ実行委員会
(6)職員交流集会アンケート結果
(7)マネーリテラシー講座
(8)日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名
(9)BDHQ学習会
(10)指導検査(長野県)
3.情報提供
(1)信州環境フェア2021
(2)組活ニュース
(3)県連活動推進会議
(4)ブロック別情報交換会
以上をもってすべての議事を終了し、議長が14時20分に閉会を宣言しました。
信州まるごと健康チャレンジ2021第4回実行委員会が8月5日(木)13時30分からオンライン会議システムにて開催され、10名が参加しました。実行委員会の関佳之事務局長(県生協連専務理事)が開会の挨拶を行い開会し議事を進行しました。
なお、会議に先立ち参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができることを相互に確認しました
アンケート結果を報告し、共有した。多くの参加者から好評の評価をいただいた。
村山洋史先生の講演はHPで公開しているので、一年間はいつでも自由に視聴できるとの報告がありました。
参加者の中で、32名の方からパンフレットの送付希望があり、合計250部のパンフレットを送付しました。
「信州健康チャレンジ俱楽部」へのメルマガ登録希望は8名、興味関心があるは63名でしました。
・パンフレットの組織内外での配布状況を交流しました。
・今後、組織内での実施報告ハガキの回収集約について、組織内で改めて協議確認することを確認しました。
・事務局より、4年間のパンフレット発行枚数の推移及び外部団体や協力団体への配布状況と現在の在庫状
況について報告がありました。現在、18000枚~19000枚予備があることから、各実行委員組織での配布希望があれば、事務局に連絡をすることを確認しました。
・メルマガ「信州健康チャレンジ俱楽部」の目的や発行趣旨、今後の発行計画について説明提案があり、
全体で確認しました。
・事務局より、現在のメルマガ登録申し込み65名、登録完了53名との報告がありました。
・7月30日(金)にメルマガ第1号発行、メルマガアンケートには15名が回答。
・実行委員会組織内の参加者を広げる。役職員への配布と結果報告の集約のお願い。
・メルマガの定期発行と登録者の交流、アンケートによる声の集約。
・メルマガに掲載する情報の収集、メルマガ運用の委託先(パソコン処)との連携強化。
・健康チャレンジ実施報告の学習会の開催計画
⇒松本歯科大学の増田教授の協力が得られ、今後学習会講師などを依頼できるとの報告がありました。
⇒健康チャレンジ結果報告の学習会の内容について希望や意見があれば、事務局に連絡することとしました。
第5回実行委員会 10月11日(月)13:30~14:30の予定。詳細は後日案内することとしました。
以上
2021年7月29日(木)に2021年度長野県生協連主催の職員交流集会が「自分の仕事を見つめなおし、SDGsとの関連を考え、将来の夢を語り合おう!」をテーマに開催されました。当日は4会員生協から13名が参加し、事務局を含めて18名で行われました。
太田栄一会長理事の開会挨拶に続き、日生協のサステナビリティ推進グループ地域コミュニティー担当の蔦氏を講師に「生協とSDGs」のテーマにご講演をいただきました。講演の中では、現在の社会問題や環境問題、気候変動などの課題が、社会問題につながっていて、もう今すぐにでも社会変革に取り組まなければ取り返しがつかない状況にある中で、それぞれの課題は相互につながっていて、統合的に解決する手段が必要であり、それがSDGs「持続可能な開発目標」ですと話されました。
次に、生協はその時々の社会問題の解決(組合員のより良い暮らし)を目指して生まれた組織であり、SDGsの目標と生協の活動理念は重なり合うもので、組合員や地域を巻き込んだ全国各地で取り組まれている多くの実践事例の紹介がありました。企業ブランド調査委によると流通業界では第4位の生協ですが、上位3位との開きも大きく、環境・サステナビリティ分野でのトップ水準の組織を目指して、取り組みを強め広げていく必要があると話されました。
後半のグループワークはサステナビリティ推進グループ地域コミュニティー担当の前田氏が進行を行いました。自分の仕事の対象・課題とSDGsとの関連をお互いに交流して共有していきました。次に2030年の社会とくらしはこんな状態なら良いねと思う未来のイメージを出し合い交流しました。そして、そのために今生協や自分自身に何ができるかを考え合いました。それぞれのグループでは、「生協の持続可能な活動をもっと組合員に知らせたい」、「SDGsと言えば、生協だよねと感じてもらえるようになり、もっと組合員から選ばれる生協になりたい」、「生協内にも女性の幹部や役員を増やす」、「持続可能な生き方や暮らしを意識したい。例えばごみ減量とか、車の利用」、「共済事業でもより組合員の立場に立ったお役立ちの提案」、「地域課題や暮らしの困りごとのアンケート調査」など様々な将来に向けて自分たちにもできるイメージを交流し合いました。
参加者からは、「それぞれ違う法人からの参加でしたが、同じ生協の職員として共感でき、何とも言えない嬉しさを感じました」、「法人と職種が違い、どんな共通点があるかと不安でしたが、組合員さんとの対話やコミュニケーションを大切にしているという共通点を見つけられ、協同組合の良さを改めて気づくことができました」、「生協同士が協力すれば、いろんな可能性があると感じました」など、それぞれの参加者にとって自分の仕事を振り返りSDGsとの関連を考える良い機会になった交流集会でした。
2021年7月21日(水)10時00分より長野県生活協同組合連合会事務所及びオンラインにて第2回介護福祉部会を開催し、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、コープながの、高齢者生協及び事務局より8名が出席しました。部会では、豊田部会長(長野医療生協介護部長)が挨拶の後、議事を進行し資料に沿って以下の内容を審議検討し、確認しました。
◆会議内容
〇「小規模多機能施設や看護付き小規模多機能施設についての視察と交流」について
・感染状況が落ち着けば、現地視察を企画することとしました。
・現在の感染状況でも交流はできる。上伊那医療生協の報告を中心に【看護付き小規模多機能施設】の学習交流
会を実施することとしました。対象は管理者向けとし、1回目を9月15日(水)9時30分~11時00分に実施することとし、学習交流会後に「第3回介護福祉部会」の開催を行うことを確認しました。学習交流会で特に聞きたいことを事務局が集約をして、講師の上伊那医療生協に伝えます。参加者は部会メンバー以外にも参加を可能とし、各生協で参加者を決めることとしました。また2回目を12月16日(木)の部会と合わせて企画することも今後検討することとしました。
〇介護福祉事業所のBCPの作成に関する研修会の実施について
・厚労省の手引きに沿って、日本生協連もBCP作成の手引きを作っているようです。また、県社協が災害時福祉カンタンマップのシステムを試験展開を行っており、今後のBCPの作成にはカンタンマップの活用も含まれると思われます。カンタンマップの研修会の開催を後期~年明け頃を想定して、計画します。法定義務化がされたから作成するというよりは、実際に現場で活用できるBCPにすることや、BCP策定後に組織内に浸透させていくことが重要であり、一度学習会を開催することとしました。学習対象は日生協のBCP作成の手引きと県社協の災害時福祉カンタンマップシステムについてとすることとしました。
〇科学的介護のソフトやデータ化の基準、活用方法などの学習会について
・上記2つの研修を計画していく中で、今年度中の企画実施は、一旦保留とします。今後、実施単協の実践事例を部会の中で報告していただき、交流していくこととしました。
〇その他の研修会や行政との懇談会については、情報があれば交流を継続していく事としました。
〇7月13日に開催された「キックオフ学習会」の報告がありました。
〇資料に沿って会員交流を行いました。
4.次回会議は以下の日程を開催日
第3回部会 9月15日(水)9:30~学習交流会/11:00~部会開催。
第4回部会 12月16日(木)14:00~
第5回部会 2月17日(木)14:00~ ※いずれもオンライン開催の予定
以上
長野県生協連は2021年7月13日(火)、信州まるごと健康チャレンジ学習会をオンラインのライブ配信にて実施し、オンライン参加者や集合視聴を含めて約150名の参加がありました。長野県協同組合連絡会が企画する「信州まるごと健康チャレンジ2021」のキックオフ学習会として開催しました。冒頭、太田栄一会長理事より主催者を代表して挨拶がありました。
最初の講演は、東京都健康長寿医療センター研究所の村山洋史氏より「『つながり』と健康格差~健康の秘訣は人とのつながり」と題して、お話いただきました。ご講演では、最初に「社会とのつながりが少ない生活」は喫煙・過度の飲酒・肥満よりも死亡リスクが高い生活であるとのお話から始まり、なぜつながりが大事なのか?個人が持つつながりと健康の影響、社会全体のつながりと健康、そしてコロナ禍でのつながりについてと分かりやすい、具体的なデータに基づいてお話いただきました。
日本人はつながっているか?OECD(経済協力開発機構)加盟国中最も社会的孤立者が多い国であり、この20年間でもつながりが薄くなっている。つながりの多い人ほど、健康寿命が長い、それは、社会的なサポートを受けやすい環境、支援の情報を得やすい環境、そしてつながりが多いことで安心して生活できる精神的な安定などが得られる。自分にとって居心地が良い関係づくりが大切ですねと話されました。
社会的なつながりと健康という点では、都道府県別に「近所の人たちはお互いを信頼していると感じる人の割合」で比較した結果、お互いに信頼関係が強い(=つながりが蜜)の地域と、お互いに信頼関係が弱い(=つながりが疎)の地域とでは、健康寿命の差がなんと0.5年もあるとのこと。この0.5年の差はとてつもない健康の格差であり、運動や食生活ばかりに目を奪われがちだが、『つながり』にこそ、もっと目を向ける必要があるとのことでした。特に現在のコロナ禍では、人と人とのつながりがますます疎になりがちだが、新しいつながり作り、何となくおしゃべりする、時々お茶のみする程度の弱いつながりを広げていく事こそ今大切なことであると、新しいつながり作りのヒントを沢山いただきました。
後半には松本大学人間健康学部スポーツ健康学科の田邉愛子准教授より「信州まるごと健康チャレンジ2020の成果と効果的な運動実践方法」と題してご講演いただき、その後松本大学の田邉ゼミの橋場和樹さん、高山友里さん、由上つばささん、青柳亮雅さんを講師に運動教室を開催いただきました。まず、田邉先生からは日常的な運動(歩数)と医療費の差を示し、今多くの企業や行政が取り組んでいる健康経営のデータの紹介がありました。また信州まるごと健康チャレンジは2018年から2020年の三カ年の傾向を示し、高齢者の参加が増えていることや地域ごとでは中信地域の参加が少ないこと、また毎年初めて参加する人の割合が多いが、2年続けて参加すると3年目も参加する割合が高くなる。なので、今年は特に昨年の参加者への案内も大事になるとの分析結果もお話いただきました。こういうコロナ禍であるからこそ、今年の「信州まるごと健康チャレンジ」が始まるこの時期に、誰かとつながり共有することで、あなたの健康づくりを始めませんか?と呼びかけられました。
田邉先生の講演後、田邉ゼミのゼミ生の皆さんによるコグニサイズ(脳トレと運動)の教室や体力づくりの教室を実施していただきました。頭と身体を同時に動かすコグニサイズは楽しい進行の中で笑いと笑顔の絶えない時間となりました。また体力づくりでは椅子に座りながらできるエクササイズを3つ紹介いただき、簡単そうだけれど身体に効く運動となりました。参加者からは、全体にとても分かりやすく参考になった。「つながり」がこんなに健康寿命に影響してると知り驚いた。「信州まるごと健康チャレンジ」を会社でも広げたい等の声が寄せられました。学生さんの運動実践方法はきつかったけど、あっという間の楽しい時間でした、などの感想が寄せられました。
※村山洋史先生の講演のユーチューブ動画(2022年7月までの限定公開)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=7hHX0xD8lb0 QRコード⇒