長野県生活協同組合連合会も参加をしている長野県協同組合連絡会では、秋に計画している「信州まるごと健康チャレンジ2018」のキックオフ学習会を2018年7月10日(火)、ホテルメトロポリタン長野にて開催し、それぞれの構成団体の組合員・役職員・一般参加者を含めて、120人の参加がありました。 続きを読む
7月20日(金)に2018年度長野県生協連主催の職員交流会が開催されました。 当日は6会員から8名が参加し、事務局含め13名で行われました。 続きを読む
7月23日(月)13時30分よりエムウェーブの109会議室(長野市)において、第3回長野県協同組合フェスティバル2018実行委員会が開催され、JA長野中央会、JA長野厚生連、長野県生協連、労協ながの、コープながの、生活クラブ生協長野、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、労働金庫、県高齢者生協、全労済、㈱アド・ユニティーより21名が出席しました。 続きを読む
信州まるごと健康チャレンジ2018第4回実行委員会が7月23日(月)15時15分からエムウェーブ109会議室(長野市)にて開催され、14名が参加しました。県生協連の関専務理事が開会の挨拶を行い開会し議事を進行しました。 続きを読む
仙台湾を漁場に持つ亘理荒浜漁港には、ヒラメやカレイ、アナゴなど多種多様な魚介が水揚げされます。震災で漁船の数は半減しましたが、2011年12月には魚市場の修理がほぼ終わり、セリも再開しました。
しかし直後の2012年4月、東京電力福島第一原発事故による放射性物質の基準値変更で、ヒラメやカレイは出荷できなくなりました。「世界レベルよりずっと厳しい水準の基準値になり、検査結果が出る度、一喜一憂した」と、宮城県漁協仙南支所の橋元勇支所長は当時を振り返ります。
出荷規制は1年後に一部解除され、解除されたものから逐次、市場に出していきましたが、今度は風評被害に見舞われました。「買受人さんたちへの販売が振るわない時期もあったし、買受人さんや出荷者さんが取引先から産地証明を求められたりしたこともあった。実際に小売店さんなどと接する人たちは苦労したと思う」。
今は風評被害も収まり、亘理荒浜のブランド魚であるヒラメやカレイの多くが関東や近畿に出荷されていきます。2014年10月には漁港の目の前に産直の「鳥の海ふれあい市場」がオープンし、観光客や地元の人で賑わうようになりました。
その賑わいに一役買っているのが仙南支所婦人部の「浜っこかあちゃん市」です。もともと婦人部では安価な魚をさつま揚げなどに加工して販売していました。震災で人も施設も失いましたが、浜に活気を取り戻すため復活を果たしました。「住民はみな災害公営住宅や街に移転して、浜のコミュニティがバラバラになってしまった。だが浜っこかあちゃん市に来ると懐かしい顔に出会える。良い交流の場になっている」と橋元さんは喜びます。
震災後、新たに漁業を始めた人もいるという仙南支所。燃料や資材の高騰など漁業経営を取り巻く環境は厳しいのですが、橋元さんが「食べ物なら春はアサリ飯、夏はアナゴ飯、秋はハラコ飯、冬から早春にかけてはホッキ飯がある」と自慢するように、亘理荒浜には豊かな魚食文化があります。その豊かな海を生業の場に、浜の人たちの奮闘は続きます。