長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

―地域とスポーツ― サッカーで女川町の名前を全国に広めたい 宮城県女川町/コバルトーレ女川

 コバルトーレ女川は、現在、東北社会人サッカーリーグ1部で戦っているサッカーチームです。2006年、スポーツを中心にまちを活性化しようという「女川スポーツコミュニティ構想」のもと、アマチュアのクラブチームとして発足し、数々の試合で地元を元気づけてきました。また、子どもサッカー教室の開催などを通じて地元の人々とのきずなを深めてきました。チームのコンセプトは“地域貢献”です。
 チームの活動は2011年のリーグ開幕直前に発生した東日本大震災で、休止を余儀なくされました。阿部裕二監督は「チームの本質は何か、自分たちを見つめ直した」と当時を振り返ります。そして「できることをやろう」と様々な支援活動に取り組みます。5月には子どもたちと一緒にサッカーを始めました。「グランドに通える子たちを集めて、教えるというよりもただ遊んでいました」。また放課後、スクールバスを待つ子どもたちと校庭でボールを蹴って遊ぶこともありました。
 9月にはトップチームの選手が練習を再開し、2012年4月、再びリーグ戦のピッチに立ちました。2018年には念願のJFL(※)昇格を果たしましたが、2019年は再びリーグ1部で戦うことになりました。
 試合は遠方で開催することも多く、いつも地元の応援があるとは限りません。しかし阿部監督は「まちを歩いていれば、今週は試合があるの?この間は勝った?と声をかけてもらえる。試合会場には来られなくても応援してくれているというのをヒシヒシと感じる」と話します。
 また選手は皆、みやぎ生協をはじめ女川や石巻などの地元企業で働き、就業外の時間を使ってサッカーの練習に励んでいます。「働いて収入を得てサッカーができる環境をつくってくださっている。それも応援の一つだと思っています」。
 阿部監督の願いは「サッカーで女川の名前を全国に広めること」です。そのためにはリーグ1部を勝ち抜いてJFLに昇格しなければなりません。2021年2月には女川町に天然芝のグランドができる予定です。「JFLに上がって女川町のグランドで試合ができれば、これまで以上に多くのサポーターが来町してくれる。ここでサッカーを観戦し、お酒を酌み交わし、美味しいものを食べてくれる。それが復興の後押しにもなると思っています」。

※JFL/日本フットボールリーグ。アマチュアリーグ最上位に位置する組織。


長野県生協連の2020年賀詞交歓会を開催しました!

1月24日(金)17時00分よりホテルメトロポリタン長野(長野市)3階・浅間の間において、2020年長野県生協連賀詞交歓会が開催されました。長野県副知事、国会・県議会議員・秘書、友誼団体、報道各社、長野県虹の会(お取引先様)、会員生協の役職員を合わせ80名が和やかに交流を深め、大変有意義な賀詞交歓会となりました。 続きを読む


下期役職員研修会を開催しました!

長野県生協連は2020年1月24日(金)、ホテルメトロポリタン長野において、2019年度下期役職員研修会を開催し、会員生協や協同組合連絡会、長野県虹の会会員から50名が参加しました。県生協連の関佳之専務理事の司会進行で始まり、冒頭、上田均会長理事より主催者を代表して挨拶がありました。 続きを読む


おおさかパルコープ様より台風19号被害緊急募金をいただきました。

1月24日(金)ホテルメトロポリタン長野(長野市)において、おおさかパルコープの組合員の皆さまからお寄せいただいた「台風19号被害緊急募金」2,000,000円の目録の贈呈式が行われました。おおさかパルコープでは、大きな災害が発生した際には、全国の募金への拠出とは別に、被害の大きかった地域へ個別に募金を贈呈しておられます。今回は長野県を含めた3県の生協連に寄付を行うことになり、遠路、大阪からお越しいただきました。 続きを読む


長野県協同組合連絡会主催職員交流集会を開催しました!

1月21日(火)13時30分よりJA長野県ビル12階A会議室(長野市)において、協同組合職員交流集会~協同組合の強みと弱みを考える~が開催されました。各構成団体より40人、事務局を含め54人が参加しました。 続きを読む