長野県生活協同組合連合会

　8月24日（金）13時00分よりメトロポリタン長野（長野市）において、第5回理事会が開催され、上田均会長理事をはじめ理事11名、監事1名が出席しました。
冒頭、小松由人専務代行が開会を宣言し、上田均会長理事が挨拶を行い、議長には、藤沢薫副会長理事が選任され議事を進行しました。
以下の審議事項について協議を行い、すべての事項が承認されました。
(1)県生協連震災等管理マニュアルの改訂及び県生協連役職員緊急連絡網の作成　
(2)決裁・稟議規程の改訂
(3)｢九州北部豪雨募金｣の取り組み
(4)第1回信州の食を育む県民大会への後援及び出展
(5)県労福協県政要請での県生協連からの要望事項
(6)信州大学経済学部の協同組合特別講座への参加計画
(7)長野県虹の会北海道視察研修会への参加
(8)ＷＨＯウォークイベントinＮＡＧＡＮＯ名義後援
(9)｢知って得するインターネットの使い方2012セミナー｣の名義後援　　　
(10)｢長野県食品の安全と安心の確保に関する条例（仮称）」骨子案に対する 意見
続いて、第4回理事会以降の機関会議、活動等報告や行政・諸団体から提供された情報を報告し、すべて承認されました。
すべての議事を終了し、議長が14時25分に閉会を宣言しました。

8月20日（月）・21日（火）の2日間、会員生協の職員(コープながの、全労済長野県本部、県労働者住宅生協)及び県生協連役職員14名が、福島県の生協と被災地を視察しました。
　最初の視察先、生活協同組合コープふくしまでは、野中俊吉専務理事より昨年の東日本大震災(東京電力福島第一原発事故)以降、復興に向けて「コープふくしまが取り組んでいる（きた）こと」、「放射能にまつわる食の安心」、「福島の産物を支える取り組み」、「放射能問題を理解することの大切さ」などご説明いただきました。また、「コープマートいずみ（店舗）」の視察を行い、宍戸清店長からは、店内のご案内や特徴ある商品について説明をいただきました。
　次の視察先、福島医療生活協同組合では、渡辺幸夫専務理事、佐藤克行組織部長より、震災直後の病院や付近の様子、医療生協の被害や当時の放射能の飛散状況、復興に向けた取り組み、放射能に負けない健康づくりなど、また、西元幸子副理事長からは、子ども保養プロジェクトの取り組みについてご報告をいただき質疑が行われました。
　福島県生協連では、熊谷純一会長理事から、東京電力福島第一原発の現在の状況や福島県生協連が取り組んだ放射能汚染マップづくり、子ども保養プロジェクトの取り組みについて紹介をいただきました。また、飯館村から福島市に避難し、東京電力福島第一原発事故によって避難している女性を支援する「かーちゃんの力・プロジェクト協議会」の渡邊とみ子会長から、プロジェクトのコンセプトやネットワーク･コミュニティ形成などプロジェクトの活動について報告をいだたきました。
　翌21日には、福島県生協連の佐藤一夫専務理事にご案内をいただき、相馬市「新地町役場から釣師浜海水浴場付近」、相馬市「松川浦」の津波被災地や南相馬市「警戒区域ゲート」、飯館村「全村避難地域」の放射能による被災地を視察しました。警戒区域ゲート付近や飯館村では、またまだ高い濃度の放射線量が報告され、両区域では、津波や放射能の影響によって作物を作れずほとんどが荒地となっていました。
この2日間の研修を通じて、震災から1年半の間に福島県の各生協が取り組まれてきたことや今後の課題などについてのお話や実際に被災地を視察することで、被災地の実態や目には見えない放射能の恐ろしさを実感しました。また、被災地の実情をきちんと受け止め、震災復興のために、何が出来るのかを改めて考えさせられました。

　 8月9日（木）14時00分からコープながの本部会議室（長野市）において、「2012国際協同組合年長野県協同組合フェスティバル第4回準備委員会」が開催されました。
委員会は、コープながの、生活クラブ生協長野、長野医療生協、東信医療生協、上伊那医療生協、長野県高齢者生協、全労済長野県本部の7会員生協で構成し、当日は、6会員生協と業務委託代理店及び県生協連役職員14名が参加しました。
冒頭、尾﨑洋子委員長（県生協連理事）が挨拶を行い、議事を進行しました。
議事では、事務局が、第3回準備委員会及びフェスティバルの後援団体について報告を行い、確認しました。
協議・確認事項では、出展企画、会場レイアウト、ステージ企画や諸事項（出展者・ステージ出演者への案内内容、広報媒体と体裁、駐車場配置、当日の要員体制）について確認をしました。

県生協連では、県行政による会員生協や関連施設の視察を8月6日（月）に実施しました。この企画は、県の生協担当課である県企画部消費生活室の皆様に、生協への理解・認識を深めていただくことを目的に毎年開催しています。
　県企画部消費生活室から樋口隆教課長補佐と小山哲也主査にご出席いただき、県生協連からは上田均会長理事、熊崎達也副会長理事、藤沢薫副会長理事と事務局を併せて5名が同行し、コープネット事業連合の物流業務委託先の協栄流通㈱須坂グロサリー集品センターと長野医療生協 長野中央介護センター「つるが」を視察しました。
　須坂市井上の須坂グロサリー集品センターでは、協栄流通㈱の高橋利幸長野営業所長の案内で集品作業の状況を中心にセンター内の視察を行い、続いて、高橋所長から協栄流通㈱の概要と施設の説明を受けました。視察後は、質疑を行い、上田会長理事（コープながの理事長）からは、コープながのの事業概要報告をいただき、意見交換を行いました。
　また、長野市鶴賀の長野医療生協長野中央介護センター「つるが」では、和田節子センター長より建設にあたっての経過、施設の概要や特徴、現在の入所状況などについての説明を受け、施設内の視察を行いました。視察後は、北村和朗副センター長もご出席いただき、質疑や意見交換が行われました。

平和行進は、全国各地から広島・長崎に向け、平和と核兵器廃絶を願いながら、誰でもが参加できる行動として継続的に行われ、県内でも大勢の方が参加しています。
　今年は6月29日（金）に新潟県からこの行進が引き継がれ、県内を縦断して群馬県（7月6日）と山梨県（7月11日）に繋がれました。
　7月3日（金）には、長野県庁前にて出発式が行われ、行政や各団体の方々の皆様の挨拶に続き、県生協連の尾﨑洋子理事（長野医療生協常務理事）が挨拶を行いました。そして、沿道の市民や通行される方々に平和と核兵器廃絶を訴えながら行進し、7月6日（金）には、碓井峠にて群馬県に無事引き継がれました。
　引き継ぎ式では、雨にもかかわらず、長野県、群馬県から約100名が参加しました。関係者の挨拶や横断幕、各団体からの旗などが引き渡されました。