長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

 県生協連が長野県長寿社会開発センターと懇談しました!

  • 2024/06/28

4月18日(木)長野県長寿社会開発センターの役員室(長野市)にて、県生協連が長野県長寿社会開発センターと懇談をしました。今回の懇談会は昨年から定例で開催しており、賛助会員として関わりのある長野県長寿社会開発センターとお互いの組織や活動についての相互理解と今後の連携や協働についての意見交換の場として実施しています。

懇談会には長野県長寿社会開発センターからは内山二郎理事長、塩沢宏昭事務局長、戸田千登美主任シニア活動推進コーディネーターの3名が、県生協連からは関佳之専務と中谷隆秀事務局長の2名が参加しました。冒頭、関専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、関専務の進行で進めました。

県生協連からは①県生協連の紹介や「地域生協の組合員加入率」、②「信州まるごと健康チャレンジ2023」、③ながの消費者支援ネットワーク、④行政との災害協定・見守り協定・見守り事例の紹介、⑤長野県災害時支援ネットワークの活動、⑥消費者被害防止の懇談会への協力御礼、⑦生協と社協との協定の紹介などをお話しました。

県長寿社会開発センターからは、様々な場面で生協とシニアとのつながりが深いとのお話があり、コープながのの移動販売の担当者とはネットワーク会議に熱心に参加いただいていること、信州まるごと健康チャレンジはスタートの年からシニア大生に配布して参加していること、ふっころプラン推進交流会ではシニア大卒業生の活動(ゆる会、音楽カフェなど)が交流会を通じて他の地域にも広がっていること、消費者被害防止の懇談会ではながの脳喝倶楽部の活動を紹介させていただき、シニア大生も参加していること、災害支援のネットワークでの協働については、地域の住民やシニア層には、災害支援の中心的役割が求められている中で、今後研修や訓練を広げていくことへの期待も話されました。

昨年の県生協連の「ファシリテーション講座」には長寿社会開発センターのコーディネーターやシニア大生も多く参加いただき、地域活動や市民活動におけるファシリテーション力の大切さも共有しました。

シニア大学でも平成25年からカルチャーセンター的なシニア大学を地域の一員として、地域との向き合い方を学び、地域での実践につなげる内容に一変しました。そこから大きくシニア大の組織と役割が変わり、そこで学んだシニア大生が卒業後、地域とつながる場づくりを含めた役割を担う各支部のコーディネーターの配置が大きな特徴になっていると説明いただきました。その点で、地域での課題と向き合い、学び行動することは、コープが取り組んでいる様々な活動と大きく重なる部分があると相互に確認しました。相互に具体的な意見交換ができ、有意義な懇談会となりました。