12月13日(月)13時30分からオンライン企画として、長野県生協連主催の「感染予防Play!で学び、考える」学習会が開催され、3会員生協と講師、事務局を含めて14名が参加しました。今回の学習会は、県生協連が賛助会員になっている「長野県長寿社会開発センター」の戸田千登美主任コーディネーターに講師をお願いし、全体の運営やグループワーク進行には、長寿社会開発センターのコーディネーターさん5名にご協力をいただきました。
太田会長理事の主催者挨拶の後、学習会が始まりました。ズームを活用してオンライン企画として開催して今回の学習会では「ジャムボード」を使ってのグループワークが行われ、最初練習として、スーパーマーケットの店舗の入り口のイラストを見ながら、各参加者が感染予防としてどんな対策が実施できるかを付箋のメモに記入して参加者がそのイラストに貼っていくという方法で練習しました。グループワーク6分、回答提示が4分というように、短時間でスーパーマーケットの店舗の場面を3枚の異なるイラストで実施をしました。対策としては、「マスク着用の掲示」、「手指消毒機器の設置」「体温測定機の設置」「3蜜防止の停止線を引く」「惣菜は個包装にする」「天内を一方通行にする」「カート置き場に消毒済みコーナーを作る」などなど、初めは慣れない中で付箋に入力するのも一苦労でしたが、違う場面で3回繰り返す中で、注意する視点が広がり、他の人の意見が自分の視点にも活かされて、対策を考えるのも少しずつスムーズになりました。休憩をはさんで、後半は奥先生の25分の講義ビデオを視聴しました。コロナ対策は複雑でも困難でもない、単純なことだけれども、それを実践すること、継続することが難しいのだと。非コロナ3原則と3つの対策ではどれか一つでも完璧なら感染は起きない。でも人間は不完全だからバリアを重ねる、そこに工夫をこらすんだと分かりやすく解説されていました。
ビデオ学習後の後半には、集合学習の写真とサロンでの懇親会の写真を使ってのコロナ感染対策の書き出しを行いました。前半のワークとプラスして、後半は会場を設営して、人を集める取り組みでの対策なので、「参加人数を制限する」とか、「会場をもっと広くする」とか、「人数を減らして、2回開催にする」などの意見も出され、それぞれの意見や対策に多くの発見がありました。また、何度も同じ対策を書き出すことも、繰り返す中で自分自身の中で記憶されて、グループワークを合計5回繰り返す中で、かなりスッキリした気持ちになりました。今後もコロナ禍での活動の継続が予測されますが、基本的な対策や基準を順守しつつも、それぞれの関係者でいろいろ意見を出し合い、工夫しながら実践をしていくこと、また活動を止めないことの大切さも改めて感じる事ができる学習会になりました。(※写真上から:①戸田千登美講師、②奥先生の講義、③活動の場面にグループで対策の付箋を書き出す様子)