長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

2024年核兵器廃絶国民平和大行進報告!

  • 2024/08/08

原水爆禁止2024年国民平和大行進は、核兵器のない世界をよびかけ、ストップ戦争準備、日本の核兵器禁止条約参加を求める、最大の国民的運動です。長野県生協連は事務局団体として参加しており、土屋信一専務理事が代表委員の一人になっています。

 ウクライナやガザで無差別攻撃が続き、多くの民間人、子どもが犠牲になっています。核兵器使用の威嚇が繰り返され、他の核保有国も軍事ブロックの強化と軍拡の対応が続いています。

一方、世界の世論はいま、国際紛争における武力行使・威嚇を禁じ、平和的解決を義務付けた国連憲章のルールの遵守と人類絶滅に通じる残虐兵器=核兵器廃絶へ、核兵器禁止条約へと前進しています。

核廃絶は人類の明るい未来のために、ぜひともなしとげなければならない課題です。世界の人々の平和とよりよい生活のために、戦争や被爆の実相の継承を着実に進め、平和と核兵器廃絶への願いを広げていくことが求められています。

5月6日に北海道の礼文島を出発し、スタートしました。多くの国と地域から「核兵器のない世界」を求める人々の声が大きく広がっている中で、国民平和大行進は全国各地から広島・長崎に向け、平和と核兵器廃絶を願いながら誰もが参加できる行動として67年間続いています。今年は6月28日に新潟県から引き継ぎ、県内を縦断して7月5日群馬県へ、7月10日山梨県へ引き継がれます。

7月2日(火)には、長野県庁前にて出発式が行われ、相場瑞樹県教組委員長が主催者あいさつ、稲玉稔長野県国際交流課長の激励メッセージや佐々木祥二長野県議会議長からのメッセージが紹介されました。その後、県生協連 土屋信一専務理事が、核兵器の廃絶願いを込めてメッセージを発表しました。長野県生協連からはペナント協力も行いました。

今年の長野県での行進は、4年ぶりに県内各地での網の目平和行進が再開されています。最後に、今年度の取り組みと情勢について、長野県原水協の丸山実事務局長から報告がありました。その後、全員で長野バスターミナル会館に向けて平和行進が行われました。