長野県生協連は2025年1月24日(金)、ホテルメトロポリタン長野において、2024年度下期役職員研修会「IYC2025国際協同組合年を迎え、持続可能な地域社会づくりを考える学習会」を開催し、7生協・長野県・県社協・市社協・県NPOセンター・JAなどから37名が参加しました。冒頭、県生協連の太田栄一会長理事より主催者挨拶があり、その後、講演会と参加者全員でのワークショップを実施しました。
第1部では「2025国際協同組合年(IYC2025)と生協・協同組合に期待されること」と題して、日本生協連執行役員 渉外広報本部長の松本圭司様にご講演いただきました。IYC2025のテーマが【協同組合がよりよい世界を築きます】であり、すべての国に「協同組合の振興」と「SDGs実現、社会・経済の発展における協同組合の貢献への認知向上」を求めている、と説明がありました。世界の視点で見るとSDGsの達成見込みは16%、日本で見ても達成見込みは47%と厳しい状況が背景です。IYC2025全国実行委員会は国会への働きかけとともに、全国の協同組合に対しては『組合員・役職員が学ぶ』『実践する』『発信する』を呼び掛けており、全国の生協もコープSDGs行動宣言を出し、今まで実践してきた活動をさらに広げていくことが求められていると話されました。講演の中では日生協の賀詞交歓会に寄せられた石破茂首相のビデオメッセージや国連のグテーレス事務総長のIYC2025に寄せるメッセージ動画の紹介もあり、IYC2025の重要性と生協・協同組合への期待を感じる内容でした。
第2部では8つのグループに分かれて、「持続可能な地域社会に向けて、私たちにできることを考える」ワークショップを行いました。長野県NPOセンターの阿部事務局長と長野県社協の元持幸子氏にファシリテーターと運営サポートとして協力をしていただきました。自己紹介の後、ワークショップではお互いの組織の活動を紹介し、現在の社会課題についてどんな取り組みをしているのかを共有しました。ステップ1では「地域社会の課題・気になること」を付箋に書いて出し合い、話し合ってグループ化しました。ステップ2では「自組織の強みや資源に着眼して、組織の活動を出し合って共有」しました。途中に休憩タイムを設けて、他のグループのワークを見学する時間もとりました。各グループで現在の課題に対して各組織の活動を眺めていると、似たような活動やつながりがある活動も見えてきて、最後にはつながり作りと協働でのプロジェクトができそうかを考えてみました。その後、各グループでのワークの発表をして全体共有しました。
参加者の声としては、「社協と生協の連携の可能性はまだまだ広がると思った」、「話しながら気づくことも多くあり、良いワークショップになりました」、「各組織の活動内容が見えたことで連携できそうな検討ができた」、「上手にコラボできれば、活動の幅が広がると感じた」、「あっという間の時間で、グループワークが楽しかった」などとても充実した時間となりました。今後の活動を考えるきっかけになる学習会でした。