長野県生協連は2018年12月13日(木)、長野県庁内県民文化部長室において、長野県生協連と県民文化部長との懇談をおこない、その後場所を移して関係部局との懇談を行いました。最初に、県民文化部との懇談では長野県から、角田道夫県民文化部長、くらし安全・消費生活課の古川浩課長、黒井秀彦企画幹、北條浩之課長補佐、那須野信介係長の5名が参加され、県生協連からは上田均会長理事、中村誠一副会長理事、関佳之専務理事、中谷隆秀事務局長が参加しました。
最初に上田会長より生協の組合員数の増加に伴い、地域の課題を生協の課題とし、社会的貢献を大きな活動の柱に取り組みを進めていることなどを紹介し、角田県民文化部長よりご挨拶をいただいた後、関専務理事より生協連の取組み、消費者課題や「信州まるごと健康チャレンジ」などの報告や県生協連が協力している適格消費者団体設立準備への県からの支援への御礼がありました。懇談は県民文化部に関係する諸課題について意見交換が行われ、特にエシカル消費の認知度アップや自転車条例に関する保険加入の推進、子ども食堂の支援の事例などについて今後の連携の推進について懇談しました。
続いて、会場を移して関係部局の方々との懇談をさせていただきました。県からは、危機管理防災課から2名、資源循環推進課、食品・生活衛生課、健康増進課、農業技術課、こども・家庭課からそれぞれ1名ずつ出席いただき、くらし安全・消費生活課から2名が参加されました。冒頭上田均会長の挨拶の後、各部署との懇談が行われました。防災備蓄食品、災害支援の県域でのネットワークづくり、フードバンク事業、食の安全学習会の共催、信州まるごと健康チャレンジ、HACCP・GAP・GMP、食品ロス、プラスチック資源循環戦略など様々な分野について意見交換を行いました。県からは子どもカフェ支援の活動事例としてJAながのの取り組みの紹介をいただき、生協連合会でも可能な支援活動や連携を要請されました。多くの分野での行政との連携や協同の可能性を改めて確認し、充実した懇談となりました。