4月4日(木)長野県社会福祉協議会の常務理事室(長野市)にて、県生協連が長野県社会福祉協議会と懇談をしました。今回の懇談会は初めて開催されたもので、この間の企画や取り組みで協働する機会が増えてきた中で、生活協同組合の取り組みや活動を報告し相互理解を高めるために企画されました。
懇談会には長野県社会福祉協議会より青柳郁生常務理事、原佳正事務局長、長峰夏樹総務企画部長と後半地域福祉部地域福祉グループの福澤信輔主任の4名が、県生協連からは関専務と中谷事務局長が参加しました。冒頭、関専務より懇談開催の御礼と懇談の主旨をお伝えし、関専務の進行で進めました。
県生協連からの報告では①県生協連の紹介として「会員生協の紹介」や「地域生協の組合員加入率」、「信州まるごと健康チャレンジ2018」、「市町村消費者行政窓口と消費者団体・消費生活サポーター・地域福祉関係者との県内9会場での懇談会」などについてご説明をさせていただきました。続いて、②長野県社会福祉協議会との関わりについては、「災害ボランティアセンター運営者研修会への参加」や「第1回災害時に連携を考える長野県フォーラム」、「全国ボランティアコーディネーター研究集会長野大会」、「全国ボランティアフォーラムin軽井沢」、「第2回災害時に連携を考える長野フォーラム」の開催などで連携協働の活動に関わらせていただいたことを報告しました。その後、③会員生協の県内の社会福祉協議会との連携の取組み報告を行い、④全国での生協と社協の連携事例や昨年度の第5回公開セミナー「社協&生協のつながりづくり」のご紹介をさせていただきました。
県社協からは、社協は福祉を切り口にして、生協は生活を切り口にして活動をしている組織だと感じていますが、対象の地域の暮らしという点では共通点も多いと感じているとのこと。また、長野県が2019年からスタートする地域福祉支援計画を今後進めていく予定だが、県民運動として進めていくにあたり、生協とも連携や協同の可能性があることや、長野県ボランティアフォーラムの企画運営についても今後の連携などなどのお話をされました。
今後の更なる連携や協同を進めていくためにも、生協の活動や組織を県内の各社会福祉協議会にもお伝えいただきたい旨お話をしたことろ、4月19日に開催される県内の社協の事務局長があつまる会議での資料配布や説明をしていただけることになりました。今後の連携や協同を見据えての有意義な懇談会になりました。