長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

沖縄県生協連の視察受け入れ

  • 2025/03/18

10月28日(月)に、沖縄県生協連の会長を始め、理事・監事のみなさま8名が長野県生協連の活動を知ること、長野市松代町にある松代大本営地下壕の視察などを目的にお見えになられました。

午前中は、コープながの長野稲里店の組合員会議室で、県連の活動交流を行いました。冒頭太田会長理事が歓迎の挨拶を行い、沖縄県生協連の古堅忠司会長理事からも受け入れへの謝意の挨拶がありました。

活動交流では、事前に要望をいただいていた「生協間連帯や協同組合間連携、地域協同を学ぶ」というテーマで、「信州まるごと健康チャレンジ」の取り組み経過や長野県協同組合連絡会の事業としての運営方法、取り組みの成果などを説明させていただきました。

また、長野県協同組合連絡会の活動紹介も併せて行いました。

他団体と連携した活動の紹介として、長野県社会福祉協議会との包括連携協定を締結するに至った流れとして、2017年から始まった県域の災害中間支援組織(長野災害時支援ネットワーク)づくりの活動、令和元年の東日本台風災害の被災者支援の活動、相互のフェスティバルへの実行委員としての参加などの活動を積み重ねて、相互理解と信頼関係の構築につながり、2022年に包括連携協定を結ぶことになった経緯をお話しました。

長野県消費者団体連絡協議会の活動の紹介や、県生協連の各種研修会や学習会、理事長・専務理事懇談会、上期研修会や下期研修会、参加対象をJAやNPOにも広げた「ファシリテーション講座」などの紹介を行いました。質疑応答の中では、「ファシリテーション講座」への関心が高く、多くの質問をいただきました。

その後、コープながの長野稲里店の視察、移動店舗コープながの号、子育て支援施設の見学を行いました。

午後からは、松代大本営地下壕(象山地下壕)の視察見学です。松代大本営地下壕のガイドでコープながの組合員理事の小林ゆかりさんが、詳しく説明をしてくださり、地下壕周辺の地形の説明、地下壕の工事の方法、どうして長野市松代が選ばれたのか?そして、松代大本営地下壕と沖縄の本土決戦との関係などわかりやすく丁寧にお話しいただき、沖縄県生協連の皆さんからは、「やっぱり松代大本営地下壕を見に来てよかった!」とのお言葉をいただきました。天皇御座所が作られた舞鶴山の建物(地下には気象庁松代地震観測所)も外からの見学となりましたが、視察をしました。

その後、真田宝物館と真田邸の見学を全員でしました。周囲の山々も少しずつ色づき秋の訪れを感じる景色も眺めながら充実した視察となりました。 その後は、ホテルまで戻ってから、懇親交流会を開催し、相互の交流と親睦を深める機会となりました。長野県生協連からは太田会長、大好副会長、土屋専務理事と事務局の中谷事務局長が参加しました。