長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

活動報告

介護福祉部会主催 デイサービス管理者オンライン交流会開催!

  • 2021/02/03

長野県生協連介護福祉部会は、新型コロナ感染拡大の影響で視察や交流の機会が少なくなり、各介護事業所でもコロナ対応など例年以上に事業運営が困難な中で、現場の仲間を励まし合い交流できる場を作ろうと2020年12月16日(水)13時~15時に、「デイサービス管理者オンライン交流会」を開催しました。当日は4生協と事務局を含めて12名の参加がありました。

冒頭、丸橋建一介護福祉部会長より挨拶があり、前半は3つの事業所の説明と紹介がありました。長野医療生協からはつるがリハビリテーションセンターと三本柳デイサービスミントの二つの事業所の動画による紹介がありました。施設紹介や利用者様のご利用風景などリアルでわかりやすい紹介でした。また上伊那医療生協の高橋所長からはデイサービスあおばの紹介と説明が写真に沿って行われ、施設概要と新型コロナ対応の様子や行動指針早見表、基準に沿った出勤停止の対応、利用制限の対応など具体的なお話をいただきました。

休憩をはさんで後半にはそれぞれの施設紹介への質問や交流が行われました。長野医療生協の松木所長からは戸倉デイサービスゆいっこの写真にそった紹介や普段の地域とのつながりの取り組みなどもご紹介いただきました。東信医療生協の元気倶楽部まゆの橋爪所長からはご利用者様の事例として、お二人ともが認知症のご夫婦のご家庭との関わりやご利用される中での変化などご紹介いただきました。利用者様への対応の難しさや工夫、その変化には他の参加者からも共感の声が聴かれました。高齢者生協の高橋さんからは、新型コロナへの対応として、利用者様に2回お手紙をマスクと共に差し上げて、訪問の際やご利用の時のマスクの着用をお願いした取り組みの報告がありました。県外から家族が来た場合の1週間の利用制限や陽性者の濃厚接触者に該当した場合の2週間の自宅待機など丁寧な説明と利用者の協力を得ることの難しさも報告されました。また、共通の課題としては人材確保や人材育成などの課題も共有され、利用者様の良い所を見つける事、良い所を共有する事の大切さなども共感を呼びました。2時間の交流会はあっという間の時間でした。

参加者からは紹介動画での説明がとても楽しくて良かった。採用や新規利用者獲得に向けた取り組みとしても紹介動画が活用できるかもしれないと感じた。人員不足や職員育成の課題や共通の問題であると感じた。など好評な声が多かった。今後の企画要望としては、こういう交流会を継続して欲しい。希望のテーマとしては「報酬改定」、「認知症、小規模多機能、看護小規模多機能など包括サービス」「人材確保」などが出された。オンライン交流会は直接対面できない寂しさも少し感じますが、移動時間が無いため現場の職員が出席しやすいなどの意見もありました。