県生協連介護福祉部会は、2月25日(月)長野市ふれあい福祉センター4階会議室において、長野市高齢者活躍支援課・地域包括ケア推進課との懇談会を開催し、長野市から海沼充高齢者活躍支援課課長、下條正雄地域包括ケア推進課課長をはじめ7名の参加がありました。県生協連から丸橋建一部会長(長野医療生協介護部長)をはじめ、コープながの、長野医療生協、長野県高齢者生協と県連事務局から5名が参加しました。
中谷隆秀事務局長の司会で開会し、関佳之県生協連専務理事、丸橋建一部会長と海沼充高齢者活躍支援課課長が挨拶を行った後、各参加者が自己紹介を行いました。その後、県生協連の紹介と介護福祉部会の取り組み報告をし、本日の懇談テーマの説明と提案を行いました。
第1部として会員生協より事業の概要と取組が報告されました。長野医療生協からは組合員の健康づくりの取組、介護事業での取り組み報告、組織概要の説明などが行われました。高齢者生協からは、小規模多機能居宅介護事業所、訪問介護事業、長野県からの委託事業での各種養成講座の取組みなどが報告されました。コープながのからは、買い物弱者支援の移動販売や夕食宅配事業の取組が報告されました。また懇談では、「長野市内の介護保険事業者の増減や計画との乖離はどうか?」、「処遇改善加算に関する懸念について」、「外国人の介護現場への受け入れについて」意見が交わされました。
第2部として海沼充高齢者福祉課長より、第8次長野市高齢者福祉計画・第7期長野市介護保険事業計画(※あんしんいきいきプラン21)について説明をいただき、意見交換を行いました。今年度は特に「介護分野における人材確保の課題」について活発に意見交換が行われ、求人への応募が少ない中で、長野市としては「退職者を減らす」取り組みに注力しているとのこと、今後人材確保の問題は共通する大きな課題であるとの認識を共有しました。生協の事業を理解いただく良い機会になりました。また懇談後、長野市より次年度の懇談会開催時期について意見をいただき、次年度は早い時期での開催を検討します。