長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

消団連

長野県消団連2021年度第8回幹事会まとめ

  • 2022/04/02

2022年1月17日(月)10時30分より、オンラインシステムにて長野県消団連第8回幹事会を開催し、幹事8名、監事1名、事務局2名が出席しました。議事に先立ち幹事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができるかを相互に確認しました。10時30分になり幹事会に先立ち、関事務局長が開会を宣言し、鵜飼会長が挨拶の後、議事を進行しました。

(1)協議事項

  • 第51 回長野県消費者大会のまとめについて

事務局より第51 回長野県消費者大会のまとめについて説明・提案があり協議を行いました。第51回長野県消費者大会のまとめについて、意見などあれば事務局に連絡することとし、次回幹事会でまとめを確定させることとしました。

  • 長野県くらし安全・消費生活課との懇談会について

事務局より長野県くらし安全・消費生活課との懇談会について説明・提案があり協議した。1月31日に懇談会を行うにあたり、現在の新型コロナウィルス感染状況を考慮し、どういう形での懇談会とするかについては、くらし安全・消費生活課と相談をして進めることとしました。また、関連して、今年度のオンライン企画で開催した「市町村と消費者団体との懇談会」について、今年度の開催方法の変更により参加状況がどう変わったのか、今後の開催方法はどうするのか?などについては、2月の幹事会で改めて協議することとしました。

  • 2022年度幹事会日程について

関事務局長より次年度の幹事会開催日程の提案があり、必要に応じて各構成団体の次年度日程との調整を行い、次回幹事会にて決定することとしました。

(2)報告事項

  • 2020 年度第7 回幹事会

事務局より第7回幹事会の報告を行い確認しました。

  • LP ガス料金問題に関する動き

事務局よりLP ガス料金問題に関する動きについて新聞記事を中心に報告をして内容を確認しました。

(3)情報提供

  • 「民事訴訟法(IT 化関係)等の改正に関する中間試案」に対する意見(全国消団連)
  • 個人情報保護法についての学習会のご案内(全国消団連速報41 号)
  • 見守り新鮮情報・子どもサポート情報
  • 国民生活(11、12 月号)
  • 全国消費者大会の案内(口頭)

(4)その他、次回日程

○2022年2月7日(月)10時30分より予定。(オンライン開催の予定)


第51回長野県消費者大会開催!

  • 2021/12/30

11月26日(金)、オンライン企画(YouTubeのライブ配信)にて、「第51回長野県消費者大会」が、「『ウィズコロナpart2』コロナでくらしはどう変わったか」~SDGsのゴールとの関り=私たちの課題~をテーマに開催し、55名がアクセス、県下各地にてご参加(視聴)頂きました。

冒頭、司会の県消団連の菊池敏郎幹事(長野県農民連)の開会あいさつの後、鵜飼照喜会長より主催者挨拶があり、3人の講演者からのお話をお聞きして学びました。

最初に「コロナ禍のひとり親家庭実態調査から見えること」と題して、長野県県民文化部こども若者局こども・家庭課の宮下尚子様よりお話をお聞きしました。最初にひとり親施策の説明があり、非正規率が50%と高く、コロナによる年収減少の影響が大きい世帯が多い実態がある。休業補償を受けた人も25%と低い。様々なアンケート結果の説明がありましたが、ひとり親家庭への補償への一般の人の理解が低いことや、行政の支援策の認知度が低いことなどの課題をお話いただきました。

次に「気候変動問題に対しくらしのなかで出来ること」と題して、日本生協連組織推進本部の新良貴康夫様よりお話を聞きました。生協の活動紹介とともに、地球温暖化の現状について「環境省の作成した未来天気予報」を見ながら危機的な温暖化課題の重要性を説明され、一人ひとりのくらしの中で地球温暖化=温室効果ガス排出削減の具体的な方法をお話いただきました。今後くらしの視点で大切なことは、一人ひとりがやることを決める、そして脱炭素ライフスタイルを実行する。そのためには家庭部門で66%の削減が必要とのことです。長野県民は一人当たり年間7.6t排出を2.6tへ削減する。住居対策、移動交通対策、食の対策などの解説があり、自分のくらしをどう変化させると温暖化を抑制できるかを分かりやすく教えていただきました。

最後に「コロナ禍の子どものこころ」と題して、NPO法人ながのこどもの城いきいきプロジェクト チャイルドラインながの事務局の美谷島恵子様よりお話を聞きました。子どもの笑顔と子どもの声に耳を傾ける大人を増やすために活動をしているとのこと。チャイルドラインは全国組織で、「ヒミツは守るよ」「どんなことでもいっしょに考える」「名前はいわなくてよい」「切りたいときには電話を切っていい」の4つのルールの元、傾聴・受容・共感を大切に、子どもたちの声を受け止めています。話を聞いてもらうだけで、自分自身を認めてもらえた、自己肯定感を持てる、話をしてすっきりした、自分は生きていていいんだとの声を聴くと、この活動の大切さを実感します。具体的な子どもたちの声をお聞きすると胸がしめつけられる思い、胸が熱くなる気持ちになりますが、子どもたち自身の力を信じて、子どもに寄り添い活動されているチャイルドラインの活動を応援したい気持ちになりました。

最後に、長野県消団連の小日向茂副会長(連合長野副事務局長)より御礼とまとめの挨拶を行い閉会としました。


長野県消団連2021年度第7回幹事会まとめ

  • 2021/12/30

2021年11月15日(月)10時30分より、オンラインシステムにて長野県消団連第7回幹事会を開催し、幹事10名、監事1名、事務局2名が出席しました。議事に先立ち幹事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができるかを相互に確認しました。10時30分になり幹事会に先立ち、関事務局長が開会を宣言し、鵜飼会長が挨拶の後、議事を進行しました。

(1)協議事項

  • 副会長の退任に伴う欠員補充について

岩﨑副会長より所属組織の連合長野での役割退任に伴い、副会長の退任の挨拶がありました。後任として小日向茂氏が紹介され、本日をもって、小日向茂氏に副会長として就任いただくことを確認しました。

  • 第51回長野県消費者大会の開催について

事務局より説明・提案があり協議しました。消費者大会は完全オンラインでの運営とし、会場を設けないことやスケジュール・役割分担を確認しました。当日運営では、ユーチューブライブ配信となるが、質問はチャット機能で受け付けて、講師につなぐ方法とします。司会進行のシナリオは、加筆修正を行い司会役の菊池幹事と打合せを行うこととしました。参加者アンケートの案を確認し、当日はメールで案内しグーグルフォームにて、アンケート集計を行います。資料として参加者に配信する県消団連の構成団体紹介については、データの更新や変更がある場合には、11/18(木)までに事務局に連絡することとしました。

 

(2)報告事項

  • 消費者行政懇談会の報告とまとめについて

事務局より消費者行政懇談会の記録・アンケートまとめ・懇談会まとめ文書の説明・報告があり協議しました。次回幹事会で懇談会のまとめの協議し、最終的な確認を行うこととし、その後県くらし安全・消費生活課との懇談につなげることを確認しました。

  • ながの消費者支援ネットワーク(略称:ながネット)の取り組み経過

事務局より会員拡大の取組みと現状会員数の報告がありました。

事務局より報告があり確認しました。

(3)情報提供

  • 保険金詐欺に関する件(国民生活センター・日本損害保険協会)
  • 憲法改正に関する講演会(主婦連合会)
  • アニマルウエルフェア(消費者との対話)講演資料
  • 消費者教育「中核的人材育成研修」(長野県)
  • 全国消団連速報(32、36号)
  • 見守り新鮮情報・子どもサポート情報
  • 国民生活(10月号)

(4)その他、次回日程

○2022年1月17日(月)10時30分より予定。(オンライン開催の予定)


長野県消団連2021年度第6回幹事会まとめ

2021年10月4日(月)10時30分より、オンラインシステムにて長野県消団連第6回幹事会を開催し、幹事8名、監事1名、事務局1名が出席しました。議事に先立ち幹事会参加者全員が一堂に会するのと同等に充分な意見交換ができるかを相互に確認しました。10時30分になり幹事会に先立ち、関事務局長が開会を宣言し、鵜飼会長が挨拶の後、議事を進行した。

1.協議事項

(1)第51回長野県消費者大会の開催について

事務局より説明・提案があり協議を行いました。報告者3名の方との打ち合わせ状況や進行表と役割分担などについて確認をしました。司会シナリオ内容について検討し確認をしました。毎年消費者大会の資料として参加者に配布している県消団連の構成団体紹介の原稿については、事務局より原案をメールにて各構成団体に配信し、期日までに内容を確認することとしました。報告者への質問を受けるかどうかの質問があり、アンケートに質問を記入する形で受けることを了承しました。

(2)消費者行政懇談会の開催について

事務局より現在の参加者状況について報告があり、各構成団体内での参加呼びかけの協力依頼がありました。今年度初めての試みとしてオンライン開催となるが、オンライン環境がない方の参加が難しいことについて、各地域での会場を確保しての開催についての意見が出され、検討すべき課題としました。また、懇談会の進め方について検討し、誤字を修正して内容を確認しました。

2.報告事項

(1)長野県森林づくり審議会報告が岩﨑幹事よりあった。今後「長野県森林づくり指針」の策定について現在の検討状況と、今後の協議検討の状況を注視していく視点を共有しました。

(2)薬事審議会報告が岩﨑幹事よりあった。今後「住み慣れた地域で患者が安心して医薬品を使うことができるようにするための薬剤師・薬局のあり方の見直し」の内容について概要の報告があり、内容を共有しました。

(3)ながの消費者支援ネットワーク(略称:ながネット)活動報告

事務局より今年度下期より適格認定申請手続きに入る「ながネット」の活動状況について報告がありました。申し入れ活動も順調に積み重ねてきていて、活動実績としては十分な活動を進めてきたことと、今後の適格認定申請手続きの中で課題となる会員拡大について、県消団連の鵜飼会長も「ながネット」の理事長として、「ながネット」への参加の呼びかけの訪問を事務局と共に進めており、今後加入呼びかけを進める対象組織についても紹介がありました。各構成団体においても参加呼びかけの際には検討をお願いしたい旨、事務局より依頼がありました。

(4)労福協県政要請事項

(5)ながの消費者支援ネットワークの取り組み

(6)第5回幹事会まとめ

(7)お金の知識を身につける学習会(その2)について

(4)~(7)の報告が事務局より行われ内容を確認しました。

3.情報提供

(1)農業関係試験研究に関する要望の募集について(通知・長野県):

菊池幹事から、これまで取り組んできている活動について、今後紹介することとした。

(2)全国消団連速報(30号)

(3)見守り新鮮情報・子どもサポート情報

(4)国民生活(9月号)

4.その他、次回日程

2021年11月15日(月)10時30分より予定。(オンライン開催の予定)


お金の知識を身につける学習会②を開催しました! 「マネーの正解」~実践編、最初の一歩を知る~

長野県消費者団体連絡協議会は10月7日(木)に、お金の知識を身につける学習会「マネーの正解」~実践編、最初の一歩を知る~をオンライン企画として開催し、長野県内外から15名の参加がありました。講師に長野県労働金庫の営業統括部次長の原田亮氏をお迎えして、前回の第1回目の学習会の続編として、「実践編、最初の一歩を知る」と題してご講演いただきました。前回の「マネーの正解」学習会では講師の方からは、証券会社や金融機関の窓口や、営業の担当者には相談しない方が良いというアドバイスでしたが、今回は働く人の夢と共感を創造する協同組織の福祉金融機関である「労働金庫」の原田様に講師をお願いして、お話を伺うこととしました。

「資産運用」ってどんなイメージがありますか?それは、「幸せになるために!」考えることの一つです。30年前は定期預金の金利が6%で定期預金の貯金は11年間で約2倍になる時代でしたが、現在は定期預金の金利は0.002%の時代で、100万円の利息は1年で20円の時代です。時代が大きく変化しているが、投資についての教育を一切受けていない今の時代の人には、資産運用についてマイナスのイメージが多いのが現実です。しかし、iDeCoの加入者は3年間で2.3倍、つみたてNISAの口座数は4年で7倍に増加している時代ですから、実は世間では投資がどんどん身近なものになってきているのです。

初めての投資を考える時のキーワードとして、【積立・長期・分散投資】を紹介いただきました。「積立」とは毎月積み立てながら投資をしていく方法で、価格の変動に強いと言える。毎月定額を積み立てるということは、価格が下落した時には多く購入できるし、価格が高い時には下落した時に購入したものが大きな利益を生み出すことになる。また、過去20年の価格の変動を見た時には、毎月一定額を積み立てている場合には、日経平均株価の変動での運用をしたと考えると、ほぼ2倍になっていることになります。投資を考える時には、「長期」の積立投資を基本に考えるのが良いとのお話です。初めての投資を考える時には、まず余裕資金での投資でなければ「長期投資」ができないので、最低でも生活費6か月分の余裕をもって始めること。いつ始めればよいかというと、早ければ早いほど良いということ、初めての投資の時には「投資信託」が向いているということでした。「投資信託」は簡単に言うと「福袋」であり、その運用はプロが行っているので、比較的安心できるという特徴があります。

次に、投資先の検討では、国内と海外のバランスなども検討し、「インデックスファンド」、「世界への投資」、「株式」を運用の一部に組み入れることを検討してみてはどうかとのことでした。過去20年間の実績で考えると、定期預金では年平均金利0.1%、国内の株や債券では年平均金利1.9%、国内及び先進国や新興国の株や債券に各1/6ずつの投資では年平均金利4.0%となります。そういう意味でも、分散しての投資を考えることを基本とすると良いとのお話でした。

「投資」とは自己資産を社会に役立てる活動であり、新しい価値を生み出すための力でもあります。労働により得たお金も、投資で得たお金も価値は同じであり、幸せな人生のための投資を考えてみませんか?初心者の方ならまず、つみたて投資の「つみたてNISA」から始めるのがベスト、購入手数料も0.3~0.4%未満で安心して始められます。「労働金庫」でなら安心して説明を聞くことができます。もちろんネット証券などもご自分で決められる方には向いていますとのことでした。とても具体的で分かりやすく、初めて資産運用を考える初心者が、安心して自分の幸せのための一歩を考えるきっかけになりました。