長野県内の生協のさまざまな活動・事業を紹介します。

消団連

長野県消団連について

長野県消費者団体連絡協議会は1960年に結成され、現在、代表的な県内消費者団体として12団体(連合長野、県連合婦人会、県労福協、県生協連、新婦人、アイ女性会議、農民団体会議、部落解放同盟、県労組会議、県勤労協、県労連、コープながの)の構成で活動を進めています。

県消団連は、消費者のくらしと健康、権利を守るため生活の各分野における幅広い諸団体が相互に連絡を保ち、連帯を強めて長野県の消費者運動を発展させることを目的としています。

主として次の事項について、情報交流、学習、視察研修、その他必要とする協同行動を行っています。

 

1) 消費者の権利に関わる事項

2) 食の安全ならびに有害・欠陥商品に関する事項

3) 環境に関する事項

4) 福祉・社会保障に関する事項

5) 税金・物価に関する事項

6) 消費者行政に関する事項

7) その他、消費生活に関わる重要問題

 

団体名簿はこちらをご覧ください

消団連活動報告

第55回長野県消費者大会開催!

  • 2025/12/02

 11月21日(金)に、コロナ禍以降5年ぶりに、「第55回長野県消費者大会」を長野市生涯生活センター大学習室1(トイーゴ4階)にて開催いたしました。
「平和で豊かな未来のために私たちができること」~SDGsのゴールとの関わり=私たちの課題~をテーマに開催し、講師を含め63名の方にご参加いただきました。
大会冒頭では、長野県消費者団体連絡協議会の新井あゆみ副会長(コープながの)
より主催者挨拶があり、続いて来賓としてお越しいただいた長野県県民文化部の直江崇部長よりご挨拶を頂戴いたしました。
また、講師に社会福祉法人大阪ボランティア協会 理事長の早瀬昇氏をお迎えし、「人も街も元気になる秘訣!~ボランティアの役割とその可能性を考える~」をテーマにご講演いただきました。
講演では、「地域共生社会づくりに欠かせない『ボランティア』」に焦点をあて、ボランティアという言葉の持つ「自発性(やる気)」、「社会性(世直し)」、そして「無償性(手弁当)」という三つのポイントについて、語源や歴史的背景、行政との違いなどを交えて詳細にご説明いただき、改めてその本質を理解することができました。
また、災害ボランティアをはじめとする各種ボランティア活動の具体的な事例や活動紹介を交えながら、その役割、価値、可能性について、人権尊重の視点から深く掘り下げていただきました。特に、「有償ボランティア」の課題点や、市民活動の持つ「恋愛」に似た側面、無償性だからこそ発揮される「参加の力(威力)」といった点について、お話を伺うことができ、大変感銘を受けました。
後半は、「ワールドカフェ」と称したワークショップを実施しました。早瀬昇講師によれば、「ワールドカフェ」とは、会議室で繰り返される機能的な会議よりも、「カフェ」のような気の張らない場でのオープンで自由な会話を通してこそ、生き生きとした意見の交換や、新たな発想の誕生が期待できるという考え方に基づいた話し合いの手法との説明がありました。
キーワードは「他花受粉」で、最初に話したテーブルでの気づきやアイデアが、この「他花受粉」のように他のテーブルへと拡がり、交わり、新たな発想や気づきが生み出されると解説されました。
今回のお題は、活動中・経験者の方は「市民活動での出会いを通じて体験した楽しかったこと、魅力と感じたこと」、これから活動する方は「そんな楽しかった体験を得るにはどんな姿勢・スタイルが秘訣か」を共有し、その上で「この楽しさを、地域・周囲に広げるための工夫」を話し合うというものでした。当日は14グループに分かれ、活発なワークショップが行われました。
参加者の方々からは、特に異業種の方々との対話や意見交換を通じて、多くの情報や新しい視点を得ることができ、非常に有意義で楽しかったというご意見が多数寄せられました。その他にも、今回の機会を通じて、つながりの重要性や、ご自身の存在意義のようなものを感じることができたというご感想もいただきました。

「ワールドカフェ」の様子


最後に、長野県消団連の古田伸一副会長(連合長野)より御礼とまとめの挨拶を行い閉会としました。


長野県消団連2025年度第7回幹事会まとめ

  • 2025/12/02

1. 日 時  2025年11月10日(月)10:30~11:10
2. 場 所  長野県婦人会館1階会議室(長野市)
3. 参加者  ※鵜飼照喜(会長 信州大学名誉教授)、※小日向茂(副会長 連合長野)新井あゆみ(副
     会長 コープながの)、藤綱みどり(幹事 県労連)、今井正子(代理出席:山浦氏)(
     幹事 県連合婦人会)、中村賢二(幹事 県労福協)、喜多英之(幹事 労組会議)、堰
     免久美(幹事 新婦人)、※塚田孝雄(幹事 農民連)、土屋信一(事務局長 生協連)、
  幹事:※中村雅代(アイ女性会議)、※風間卓也(電機連合)
  陪席:古田伸一(連合長野)、草野麻理子(労組会議)
  事務局:中谷隆秀(生協連)、大島好恵(コープながの)、窪田明宏(生協連)(※印:欠席者)
4. 幹事会内容
(1) 協議事項
① 幹事交代の件及び副会長互選の件
土屋事務局長より、「幹事交代の件及び副会長互選の件」について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案通り以下の内容が可決されました。
新任幹事:古田 伸一氏(連合長野副事務局長)
新任幹事:草野 麻理子氏(長野県平和・人権・環境労働組合会議事務局長)
副会長互選:古田 伸一氏
また、2025年度 長野県消費者団体連絡協議会 幹事会名簿 2025.11.10現在について、全体で確認を行いました。
② 第55回長野県消費者大会・司会シナリオ(役割分担)について
土屋事務局長より、「第55回長野県消費者大会・司会シナリオ(役割分担)について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案通り以下の内容で役割分担することとしました。
司会:草野 麻理子幹事
開会あいさつ:新井 あゆみ副会長
閉会あいさつ:古田 伸一副会長
上記以外の幹事・監事の皆様には、受付及び会場案内係をご担当いただくこととしました。また、大会当日は「長野市生涯学習センター トイーゴ4階 大学習室1」に、午後12時15分までに集合することを確認しました。
(2) 報告事項
① 2025年度第6回幹事会まとめ
文書報告し確認を行いました。
② その他
・藤綱みどり監事より、「令和7年度長野県地方薬事審議会」について報告がされ、長野県地方薬審議会の設置根拠と「薬局機能情報リスト」の活用について説明がありました。また、「2025 はたらく女性の長野県交流集会」に関する情報提供がありました。
・新井あゆみ副会長より、「長野県カスハラゼロ宣言~カスハラのない社会の実現へ~」への参加報告がありました。また、現在副会長を務める「長野県男女共同参画推進県民会議」の会長が辞任されたため、会長に就任する旨の報告がありました。期間は令和8年3月31日まで。
(3) 情報提供
① 国民生活10月号
② 全国消団連ニュース他
・中谷事務局より、「地方消費者行政プロジェクト会議 第99回報告メモ」について、補足説明を行いました。また、シニア大学諏訪学部2年生の教養講座において、県消団連として「消費者詐欺の実例と対策」に関する講演を行い、参加者の声、並びに現在開催中の行政懇談会に出席された県職員の声について紹介を行いました。
③ その他
・土屋事務局長より、県消団連の幹事および監事が行政等の会議に出席された際に、消団連の名刺が必要との意見を受けて、全員の名刺を用意する旨の報告がありました。
(4) 次回開催の臨時幹事会は、2025年12月1日(月)午前10時30分~午後12時00分とし、一旦、各自予定を確保することとしました。
以上


長野県消団連2025年度第6回幹事会まとめ

  • 2025/12/02

1. 日 時  2025年10月6日(月) 10:30~11:33
2.場 所  長野県婦人会館1階会議室(長野市)
3.参加者 ※鵜飼照喜(会長 信州大学名誉教授)、小日向茂( 副会長 連合長野)、新井あゆみ(副会長 コープながの)、藤綱みどり(幹事 県労連)、※今井正子(代理出席:山浦氏)(幹事 県連合婦人会)、中村賢二(幹事 県労福協)、喜多英之(幹事 労組会議)、堰免久美(幹事 新婦人)、※塚田孝雄(幹事 農民連)、土屋信一(事務局長 生協連)、
監事:中村雅代(アイ女性会議)、※風間拓也(電機連合)
事務局:中谷隆秀・窪田明宏(生協連)、大島好恵(コープながの)  (※印:欠席者)
4.幹事会 内容
定刻になり土屋事務局長が開会を宣言しました。鵜飼照喜会長が欠席のため、小日向茂副会長と新井あゆみ副会長が議長となり議事を進行しました。
(1) 協議事項
① 県消団連会長候補選任に向けた基本的考え方とスケジュールについて
小日向委員長より「県消団連会長候補選任に向けた基本的考え方とスケジュールについて」専門委員会としての考え方を提案し、協議を行いました。
出された意見も踏まえて、第3回会長候補専門委員会にて協議を行うこととしました。
② 畜産経営支援検討会議への派遣要請について
土屋事務局長より、「畜産経営支援検討会議への派遣要請について」提案があり協議を行いました。協議を行った結果、藤綱みどり幹事を代表として派遣することとしました。
③ 第55回長野県消費者大会シナリオ(役割分担)について
土屋事務局長より、「第55回長野県消費者大会シナリオ(役割分担)について」提案があり協議を行いました。協議を行った結果、受付の監事4名については、「コープながの・連合長野・県連合婦人会・アイ女性会議」より、選出することとしました。司会は、例年当番制にて行っていたことを受け、過去の議事録を確認の上、指名することとしました。
④ 「地域住民の医療を受ける権利を保障するために医療機関の維持存続への支援を求める請願署名」協力の件について
土屋事務局長より、『「「地域住民の医療を受ける権利を保障するために医療機関の維持存続への支援を求める請願署名」協力の件について」提案があり協議を行いました。協議を行った結果、提案どおり協力することとしました。
⑤ 公正取引委員会主催の懇談会出席の件(再掲 当日、別紙)
土屋事務局長より、「公正取引委員会主催の懇談会出席の件(再掲 当日、別紙)」について、本来鵜飼照喜会長が出席すべきところ諸事情により出席できないため、構成団体より出席いただけないか提案があり協議を行いました。協議を行った結果、構成団体からの出席が得られなかったため、県生協連の土屋事務局長(専務理事)が出席することとしました。
(2) 報告事項
① 2025年度第4回幹事会まとめ
② 信州カスハラゼロ共同宣言の対応について
10月30日の第2回会議ついては、鵜飼会長の代理として新井あゆみ副会長が出席することとしました。
③ 2025年度消費者行政懇談会日程

日程会場参加者①参加者②
10/20諏訪合同庁舎講堂  
10/24上田市合同庁舎南棟2階会議室新井副会長 
10/27飯田市合同庁舎502・503号会議室  
11/6松本市合同庁舎204号会議室小日向副会長 
11/13県庁西庁舎111号会議室中村(雅)幹事中村(賢)幹事
11/17木曽合同庁舎401・402号会議室  
11/18佐久合同庁舎401会議室藤綱幹事 
11/20北信合同庁舎202・203号会議室中村(雅)幹事 
11/26伊那合同庁舎302会議室藤綱幹事 


日程を確認の上、未確定会場への参加を呼びかけ、後日集約することとしました。
④ 長野県男女共同参画推進県民会議総会の結果について(当日、別紙)
新井あゆみ副会長より報告がされ、「長野県男女共同参画推進県民会議」は、令和8年3月31日をもって解散する旨の報告がありました。今後については「創造県民会議」に参加し、引き続き男女共同参画の推進に向けた活動要請を受けたとの報告がありました。
(3) 情報提供
① 国民生活9月号
② 全国消団連ニュース他
③ 各団体からの情報提供について
藤綱みどり幹事より、以下2点の情報提供出されました。
・「アルピコ交通と長電バスによる突然のバス路線廃止方針に抗議し、子どもたちの学習権保障のための交通手段の確保を求めます(声明)」
・11月14日(金)開催「過労死等防止対策推進シンポジウム」赤穂公民館(地域交流センター)
(4) 次回以降の日程
  次回の幹事会は、2025年11月10日(月)10時30分~12時00分に開催することとしました。

以上


長野県消団連2025年度第5回幹事会まとめ

  • 2025/09/24

■日 時  2025年9月1日(月) 9:59~11:17
■場 所  長野県婦人会館1階会議室(長野市)
■参加者  鵜飼照喜(会長 信州大学名誉教授)、※小日向茂(代理出席:小松氏)( 副会長 連合長野)、新井あゆみ(副会長 コープながの)、藤綱みどり(幹事 県労連)、※今井正子(代理出席:山浦氏)(幹事 県連合婦人会)、中村賢二(幹事 県労福協)、喜多英之(幹事 労組会議)、堰免久美(幹事 新婦人)、塚田孝雄(幹事 農民連)、土屋信一(事務局長 生協連)、
監事:※中村雅代(アイ女性会議)、※風間拓也(電機連合)
事務局:※中谷隆秀・窪田明宏(生協連)、大島好恵(コープながの)  (※印:欠席者)
■幹事会 内容
定刻になり土屋事務局長が開会を宣言し、鵜飼照喜会長があいさつを行いました。幹事会に先立って長野県産業労働部労働雇用課の中嶋氏と内山氏の出席のもと「カスタマーハラスメントを許さない趣旨」の共同宣言(案)を行う主体への消団連参画の申し入れがあり、以下概要の説明と質疑がありました。
① 長野県カスタマーハラスメントに関わるこれまでの経過について説明がありました。
② 長野県カスタマーハラスメント実態調査結果概要について説明がありました。
③ 国の動き(法改正)について説明がありました。
④ 長野県の今後の取組(案)について説明があありました。
⑤ 長野県におけるカスタマーハラスメント対策共同宣言(イメージ)について説明がありました。
⑥ カスハラ対策共同宣言に向けたスケジュール(案)について説明がありました。
上記①~⑥の説明について質疑応答を行い、以下の意見が出されました。
〈質問〉
〇カスハラをしている人には、それがカスハラであるという認識がないからその行為を行っています。どのような行為がカスハラとして抵触するか、具体例を挙げてほしいです。
⇒ カスハラについて、これは良いがこれは駄目と言えるものがありません。まずは社会全体の意識や雰囲気を高める取り組みとして、行政・労働者(長野県連合会)・使用者(県経営者協会・県商工会議所連合会等)・消費者(消団連)・その他(弁護士会・社会保険労務士会)などが協力して共同宣言に取組んでいきたいと考えています。
〇人の価値観の違いにより、同じサービス(対応)がされていても、出されるクレームも異なります。クレームの内容もわからないのに、行政はどのような啓発活動を進めるのですか。
⇒ 広報ツールによる周知と啓発や労働教育講座の実施、共同宣言も含めて即効性があるとは言えませんが、まずは様々な取り組みを積み重ねていくことだと考えています。
〇小中学校の教員へのモンスターペアレンツに対する対策について教えてほしいです。
⇒ 教育現場は範疇の外のため、お答えできかねます。
〈意見〉
〇正当性があるか否かの線引きは、業種ごとや業態ごとに異なり、難しい問題だと思います。行政としても難しい課題であると思いますが、この機会に取り組んでほしいです。
〇消費者の権限として「意見が言える」ということは大切であり、それを宣言文の中にどう表現していくのか検討してほしいです。
〇組織の規模による違いなどから、学習・知識・サービス対応に差がでないように、行政としてサポートしていってほしいです。
〇宣言だけが先行するのではなく、その後の具体的な活動内容をもう少し具体化してほしいです。
質疑、応答を通して、「長野県消費者団体連絡協議会」として参画することを確認しました。
今後の連携会議出席について以下の予定で行われることを、全員で確認しました。
9月16日(火)第1回連携会議(実務者レベル)に小日向茂副会長(連合長野)が出席します(※陪席として)。
10月30日(木)第2回連携会議(トップレベル)に鵜飼照喜会長が出席します。

長野県産業労働部労働雇用課からの説明と質疑終了後、鵜飼照喜会長が第5回幹事会の議長となり、議事を進行しました。
1. 協議事項
(1)公正取引委員会主催 長野地区における有職者との懇談会への派遣について
土屋事務局長より、「公正取引委員会主催長野地区における有職者との懇談会への派遣について」   提案があり協議を行いました。協議の結果、提案通り令和7年度 長野市で開催する「公正取引委員会主催 長野地区における有職者との懇談会」へ、消団連として鵜飼会長を派遣することを確認しました。
開催日は12月3日(水)14:00~15:30 長野市生涯学習センター(予定)。
(2)第55回長野県消費者大会概要について
第55回長野県消費者大会の概要について提案があり協議を行いました。協議の結果、企画の概要を確認しました。また、各構成団体へ第55回長野県消費者大会チラシの集約を行いました。
各構成団体の参加者目標は、昨年の参加者数をもとに参加者目標を決め、全員で確認しました。
併せて、今年度は長野県人権尊重社会づくり県民支援事業補助金の交付が決定したことが報告されまし
た。
次回幹事会で、第55回消費者大会当日運営の役割等を確認することとしました。
(3)2025年度第17回市町村消費者行政アンケートまとめについて
窪田事務局より、「2025年度第17回市町村消費者行政アンケートの結果概要とポイントについて報告がさ
れました。
上記のアンケートに基づき、各地区での消費者行政懇談会を実施することを確認しました。懇談会の日程については、次回幹事会で報告することとしました。
鵜飼会長より、各幹事の皆様に懇談会へ都合をつけてて出席いただくよう要請がありました。
(4)県消団連会長候補専任に向けた専門委員会の設置について
土屋事務局長より、「県消団連会長候補専任に向けた専門委員会の設置」について提案があり協議を行いました。協議の結果、提案通り専門委員会の設置の確認をしました。
第1回専門委員会は、本幹事会終了後に行うこととし、協議事項として委員長の互選と専門委員会の獲得目標について協議することとしました。
2. 報告事項
(1)2025年度第4回幹事会まとめ
(2)長野県環境審議会廃棄物専門委員委嘱について
第2回幹事会で確認された「長野県環境審議会廃棄物専門委員委嘱」について、県からの通知書の報 告がありました。
(3)長野県地方薬事審議会委員の委嘱について
第3回幹事会で確認された「長野県地方薬事審議会委員の委嘱」について、県からの通知書の報告があ
りました。
3. 情報提供
(1) 全国消団連ニュース速報他
(2) 各団体からの情報提供
4.次回以降の日程
次回の幹事会は、2025年10月6日(月)10:30~12:00を確認しました。


長野県消団連2025年度第4回幹事会まとめ

  • 2025/08/06

■日 時  2025年7月28日(月) 10:00~11:30

■場 所  長野県婦人会館1階会議室(長野市)

■参加者  鵜飼照喜(会長 信州大学名誉教授)、小日向茂(副会長 連合長野)、新井あゆみ(副会長 コープながの)、藤綱みどり(幹事 県労連)、今井正子(代理出席:山浦さん)(幹事 県連合婦人会)、中村賢二(幹事 県労福協)、喜多英之(幹事 労組会議)、堰免久美(幹事 新婦人)、塚田孝雄(幹事 農民連)、土屋信一(事務局長 生協連)、

監事:中村雅代(アイ女性会議)、風間拓也(電機連合)

事務局:中谷隆秀・窪田明宏(生協連)、大島好恵(コープながの)  (下線:欠席者)

■幹事会 内容

定刻になり土屋事務局長が開会を宣言した。鵜飼照喜会長のあいさつ後、鵜飼照喜会長が議長となり議事を進行しました。

1.協議事項

(1)第55回長野県消費者大会概要について

   土屋事務局長より第55回長野県消費者大会の概要について提案があり協議を行いました。協議の結果、

企画の概要を確認しました。各構成団体の参加者目標については、過去の参加目標について確認をして改

めて共有することとしました。また、今年度は長野県人権尊重社会づくり県民支援事業補助金の交付が決

定したことが報告されました。次回(9月)幹事会の時に、当日のスケジュールおよび幹事の役割分担に

ついて協議することとしました。

(2)市町村消費者行政窓口と消費者団体・消費生活サポーター及び地域福祉関係者との懇談会について

   中谷事務局より今年度の懇談会開催計画について提案があり協議を行いました。協議の結果提案の通り、

県内9会場での懇談会を開催することを確認しました。併せて、長野県くらし安全・消費生活課に懇談会

の開催日程の調整および会場確保、資料や情報の提供について協力をお願いすることとしました。

(3)2025年度第17回市町村消費者行政アンケート調査の報告

   中谷事務局より消費者行政アンケート調査の回答データの紹介と特徴点の説明が以下の通り報告されまし

た。

・消費者行政の職員人数は3名増(昨年は10名増)。

・消費者相談窓口の掲示なしとの回答は12町村。

・消費生活センター設置は飯伊(南信州)エリアで共同設置が進んだ。併せて、共同設置の市町村行政間

の情報共有や啓発活動への連携については、まだ多くの課題がある。

・相談件数はコロナ後、初めて前年比減少となった。

・消費者教育では203回、8,178人とコロナ前水準に回復したが、消費者教育の設問について48市町村

(62%)が回答未記入でした。

・消費者行政の課題では多くの市町村の試行錯誤の状況が読み取れる。

・県への要望では相談員の人材確保や財政支援が多い。また、県の消費生活センターの統合に関する心配

の声が多く、市町村の消費者行政への支援や相談件数の推移、新しい情報のタイムリーな情報共有につ

いての要望が多く寄せられている。

上記の特徴を踏まえて、長野県くらし安全・消費生活課とも情報を共有していくことが重要との意見が報

告されました。

(4)令和7年度「県民文化部表彰」の実施について

   土屋事務局長より、令和7年度「県民文化部表彰」の推薦依頼について報告があり、協議を行った。協議

の結果、今年度の推薦団体はないため、推薦はしないことを確認しました。

(5)「長野県人権尊重の社会づくり条例(仮称)」の検討に係るアンケートの件

   土屋事務局長より、「長野県人権尊重の社会づくり条例(仮称)」の検討に係るアンケートの件について説

明があり、協議を行いました。協議の結果、事務局案への加筆修正や意見があれば、8/5までに事務局に

連絡することとしました。いただいた意見を元に、事務局でアンケートの回答を行うことを確認しまし

た。

(6)長野県産米生産・流通・消費等検討会議の設置及び第1回全体会議への参加について

   土屋事務局長より、長野県産米生産・流通・消費等検討会議の設置及び第1回全体会議への参加について

説明、提案があり協議を行いました。協議の結果、長野県からの要請があり新井副会長が出席することを

確認しました。

2.報告事項

  • 2025年度第3回幹事会まとめ
  • 長野県カスハラ対策共同宣言(案)について

長野県労働雇用課からカスハラ対策共同宣言への参加・協力の要請がありました。資料の説明があり、次回幹事会(9月)に幹事会にて説明をしていただくことを確認しました。また、9月上旬にある第1回連携会議には事務局が対応することとしました。

3.情報提供

  • 国民生活6月号・7月号
  • 見守り新鮮情報、子ども若者サポート情報他
  • 各団体からの情報提供

〇中村幹事より「長野県労働者福祉協議会」の活動紹介がありました。

4.次回以降の日程

次回の幹事会は、2025年9月1日(月)10:00~12:00を確認した。長野県労働雇用課のカスハラ対策共同宣言についての説明会があり、開始時間を10時00分からに変更することとしました。